今日は福山競馬場にて、女性騎手3人と福山の若手騎手で争う『福山なでしこカップ』が行われます!
出場する女性騎手は、
高知・別府真衣騎手
佐賀・岩永千明騎手
北海道(現在は福山で騎乗中)・下村瑠衣騎手
LJSが休止となってから、レディースたちが一緒にレースする機会はなかなかなかったので、こういう企画はとても嬉しいです♪
そして迎え撃つ福山の若手ジョッキーは、リーディング独走中の三村展久騎手は残念ながら負傷ということで乗り替わりとなってしまいましたが、
池田敏樹騎手、周藤直樹騎手、高野誠毅騎手、松井伸也騎手、山田祥雄騎手、
そして、荒尾の廃止と共に一度は騎手を引退し、今年再び免許を取得して福山で期間限定騎乗中の田中純騎手が参加します!
*22日福山 第7R『なでしこカップ1stステージ』 1250m 14:30発走*
ここは別府真衣騎手が騎乗する【タハラタイシン】から。
JRA→荒尾→福山と移籍してして、福山ではまだ1勝しか挙げていませんが、2着8回とあと一歩の競馬が多い印象。
それでも逃げて馬券圏内に粘ることが多く、スタートの上手い別府騎手なら上手く誘導してくれそう。
不良馬場でもあるし、自分のペースで行ければ粘ってくれると思います。
対抗は、下村瑠衣騎手騎乗の【ドリームラナキラ】。
こちらはJRA未勝利から、名古屋を経て福山にやって来ました。
最初はなかなか勝ちあがれませんでしたが、今年の春頃から力をつけてレースぶりが一変。
一気に7勝を挙げて、一時は大井に移籍。
再び福山に戻って来てからも、安定した走りを見せてくれています。
騎乗する下村騎手は、道営のシーズンオフを利用して現在福山で騎乗中。
コースも十分に知り尽くしていますから、上位争い必至と見ます。
◎7、タハラタイシン 別府真衣騎手
〇5、ドリームラナキラ 下村瑠衣騎手
▲9、プロパティー 岩永千明騎手
△10、サカベンハナコ 池田敏樹騎手
*22日福山 第9R『なでしこカップ2stステージ』 1600m 15:40発走*
本命は、岩永千明騎手騎乗の【インテレス】。
逃げて良し、好位に行って良しの馬で、不良馬場でも上手に対応してくれそう。
荒尾から佐賀に移籍した岩永騎手は、移籍当初こそ勝ち星を挙げるのに苦労していましたが、夏以降はコースやレースに慣れて、目標だった年間20勝をクリア。
佐賀でも存在感を見せてくれています。
福山競馬場も騎乗経験があるし、ここはいい勝負を演じてくれるんじゃないでしょうか。
そして対抗は、別府真衣騎手騎乗の【メイショウアサギリ】。
前走は2着でしたが、ゴール前で伸びて来た3着馬と馬体を併せる格好になり、最後の最後まで抜かせなかった勝負根性はさすが。
前に行って渋太いタイプで、今日の馬場も合いそうです。
◎7、インテレス 岩永千明騎手
〇5、メイショウアサギリ 別府真衣騎手
▲8、ギータ 田中純騎手
△4、ナイスバンカー 下村瑠衣騎手
久しぶりのレディースジョッキーたちの戦い。
どんなレースを見せてくれるでしょうか♪
昨日は川崎競馬場で、2歳ダート王決定戦『全日本2歳優駿』が行われました!
Jpn1に相応しく、豪華なメンバーが集結☆
新馬Vからの2連勝で『北海道2歳優駿』を制した【アルムダプタ】に、
『兵庫ジュニアグランプリ』2着の【アップトゥデイト】、
『鎌倉記念』『平和賞』と重賞2連勝中の【インサイドザパーク】、
といった強豪を引き連れて...
勝利したのは牝馬の【サマリーズ】でした!!
スタート直後に【アメイジア】が落馬するアクシデントがあり、レースは終始、空馬に悩まされる展開に。
向正面で上がって行こうとした【アップトゥデイト】の進路を塞いだり、最後の直線でも【サマリーズ】に迫って来て、危うくラチと挟むところでした。
そんな危ない場面がありながらも、【サマリーズ】は力強く逃げ切って3馬身差の完勝劇!
衝撃的な強さを見せてくれました。
~藤岡健一調教師~
「GIなので、勝てて素直に嬉しいです。
今日は小回りの舞台なので、前めでの競馬をして欲しいと思ってましたが、ジョッキーもわかっているし特に指示はしませんでした。
スタートが上手だし、いいポジションが取れる馬なので、自分のレースが出来ればと思っていました。
空馬が前に切れ込んで来るんじゃないかと怖かったけど、後ろも離れていたし良かったです。
新馬戦は芝を使って、芝の走りも悪くないけど、ダートで強いレースをしてくれますね。適性は高いと思っています。
使うたびにレースぶりが上手になって、内容も良くなっていますね。
ご飯を食べなくなる心配がないし、調整では特に気を遣うところのない馬です。
器用に走れるので、来年益々楽しみですね。
この後は放牧に行く予定でいます。
女の子だしマイルで勝ったので、来年は『桜花賞』を目指すつもりです。
ダートで走るのはわかっているので、選択肢はたくさんありますね」
~藤岡祐介騎手~
「本当に強い馬ですね。
体調はいいと聞いていたけど、初めてのナイター、初めての関東輸送ということで心配してましたが、跨ってこれなら大丈夫と感じました。
スピードがあって前向きな性格なので、馬の気持ちに逆らわずに乗ろうと思っていました。
スタートを決めた時、無理に行く馬がいたら行かせようと思ったけど、いなければハナに行こうと考えていてその通りになりました。
前走うまく押えるレースが出来たので、今回ハナに行っても力まずに上手に走ってくれましたね。
思ったよりも早く後ろが来たなと思ったら空馬で...。
後ろは離れていたので、最後はそればっかり考えていました。
精神的にしっかりしていて、素晴らしいスピードを持っている馬。
今後そういう部分がさらに伸びてくれればと思います」
【サマリーズ】の強さを称えると共に、寒い中観戦していたファンの皆さんのことを気遣うお2人でした!
そして、2着に頑張ったのは船橋の【ジェネラルグラント】!!!
~出川克己調教師~
「完敗ですね。悔しいけど...あれだけ負けちゃうとサバサバした気持ちです。
もうちょっと接戦になってもと思うけど、まだ成長途上の段階。
この後は放牧に出して、南関クラシックに備えます。来年もっと強くなる馬ですよ!」
というお話でした。
道営から移籍して初戦。『北海道2歳優駿』では本来の力が出し切れませんでしたが、今回は接戦の2着争いを制して、世代上位であることを証明してくれましたね。
『全日本2歳優駿』は出世レースとしても有名。
まだ2歳ということで、パドックでも子供っぽいしぐさを見せる馬も多かったですが、来年どんな風に成長した姿を見せてくれるのか...夢が膨らむレースでした!
そして、川崎といえば...毎年恒例のコスプレ誘導馬。
この時期はクリスマス仕様です☆
馬なのにトナカイ...可愛いすぎます!!
手作りの衣装は本当にいつも素敵だし、温かみがありますよね。
年明けの競馬では、どんな姿が見られるかな♪
今日は名古屋競馬場にて、『KBS京都 展望プラス澤ブー賞』が行われます!!
これは、10月から始まった番組『競馬展望プラス』の企画で、番組名と澤武アナの愛称を絡めて命名されました。
レース名が付けられることは、地方競馬ならではの面白さですよね。
『競馬展望プラス』では、中央競馬はもちろんのこと、プラス地方競馬の魅力もたっぷりとお届けしています。
左から、アシスタントの瑠歌ちゃん・澤武博之アナ・わたし・競馬ブックの坂井直樹さん。
この回では『見せムチ』を実演したのですが、最後は澤武さんが打たれることに...(笑)
こんな感じでゆる~く楽しくやっているので、よかったら見て下さい♪
『競馬展望プラス』
KBS京都・サンテレビ 毎週金曜日22:30~23:00
三重テレビ 毎週金曜日23:20~23:50
ということで、宣伝はこのくらいにして予想をしていきたいと思います!
*17日名古屋 7R『KBS京都 展望プラス澤ブー賞』 1400m 14:30発走*
ここは1枠に入った【テイエムセキトバ】から。
前走は少し押してハナに行くと、軽快に逃げて2着を死守。
最後の最後まで粘っていたし、行き切ってしまえば渋太く粘ることを証明してくれました。
今回は絶好の枠に入ったし、前走で破った馬も多数。さらに1ハロンの距離短縮もプラスに働きそう。
ここは、前走と同じようにスピードを生かしたレースで力を発揮できると思います。
待望の初勝利は目前です!
対抗は【アドマイヤクリス】。
中央未勝利からやって来て、現在2戦続けて3着という成績。
前走は中団からジワジワと追い上げての3着でしたが、超不良馬場であり前が有利の展開の中、内容としては悲観するものではなかったです。
今回メンバー的にも楽になるし、小回りに慣れて来ているので、こちらも待望の初勝利は近そうですね。
北海道からやって来た【ピッチシフター】は、今年の『エーデルワイス賞』で内からグイグイと伸びて2着に頑張った馬。
能力的には相当に高いものを持っているとは思いますが、この時点でいきなりの古馬相手、さらに初の名古屋というのが気になります。
大き目のコースである門別で、差して競馬をして来た馬だけに、超小回りの名古屋に対応するには少し時間が掛かるかもしれません。
◎1、テイエムセキトバ
〇6、アドマイヤクリス
▲8、ハンサムボーイ
△5、ピッチシフター
表彰式には澤武アナウンサーが登場しますので、そちらもぜひ注目してみて下さいね♪
6日に行われた『園田金盃』は、圧倒的人気を集めた【オオエライジン】が2着に敗れるという波乱の結果となりました。
勝ったのは7番人気【ニシノイーグル】!
騎乗した川原正一騎手は、この大金星に嬉しそうに上がって来ました。
「4コーナー回るまでの脚の使い方が上手く行ったから、ひょっとしたらと思ってたけど、まさかオオエライジンに勝てるとは...。
厩務員さんが一生懸命仕上げてくれて、状態も良かったからね」
管理する橋本和男調教師は、驚きと嬉しさが入り混じっているようでした。
「挑戦者の気持ちで気楽に乗れたのも良かったかもしれませんね。
4コーナー回ってひょっとしたらと思ったけど、まさか負かせるとは思わなかったですよ。
この後はまだ白紙です。とりあえず、ゆっくり休ませてあげたいですね」
地元の最強馬に勝った【ニシノイーグル】のロングスパート、素晴らしかったです!!
【オオエライジン】にとっては、一番向かない展開となってしまいました。
騎乗した木村健騎手、ホントに悔しそうな表情で上がって来ました。
「完全に遊ばれた...。勝負所で(逃げてた馬が)消えてったから、うーわーって思ったんですよ。
先頭に立ってからは全然ハミ取ってない...。
馬体併せる形になったら違うんだけど、川原さんも知ってるから離れてったから。
完全に僕が馬に遊ばれました...」
この馬の悪しき癖である、先頭に立つと遊ぶというのが思いっきり出てしまいましたね。
勝負所の3,4コーナー、先頭に立ちたくなくて、さぐりさぐり走っていた【オオエライジン】と、スローペースにより向正面から加速して来た【ニシノイーグル】。
短い直線では、やはり勢いがついていた方が強いという結果をまざまざと見せつけられたレースでした。
1着【ニシノイーグル】、3着【パーフェクトラン】が最後方1,2頭ですから、前で残った【オオエライジン】にとっては難しい展開でもありましたね。
...それでも勝って欲しかったのが本音ですが...
これまでたくさん強いレースを見せてくれた【オオエライジン】、巻き返しに期待してます!!
それから、こちらは今園田でブレイク中の若武者・鴨宮祥行騎手☆
先輩たちのスポンジを洗濯する姿をパチリ☆
今年4月にデビューして、すでに22勝を挙げて減量も取れました!
「こんなに早く減量が取れるとは思わなかったです。乗せてくれる関係者のみなさんのお陰ですね。
でも減量が取れてからあんまり勝ててないので...。
やっぱり斤量差は大きいです。
これからはどんな馬でも力を引き出せるように頑張りたいです。
同期の北海道の阿部龍が52勝もしているので、早く追いつきたいですね。同期なんで多少は意識しているというか、気になります。
僕自身は、いつか園田を背負って立つようなジョッキーになりたいです!!」
激戦区の兵庫で22勝も挙げているのは、すごい成績ですよね。
ダートグレードでも2着に来た阿部騎手、園田で頑張っている鴨宮騎手など新人ジョッキーたちの活躍は、競馬を盛り上げてくれる大きな要素。
これからもいいライバルとして頑張って欲しいです!
こちらは超ベテランのマコーリー様☆
家政婦は見たみたいになってます(笑)
年が明ければ28歳。立派なアラサーですね。
マコじいは、園田にはなくてはならない存在!
これからも健康に気を付けて、長生きして欲しいです。
久しぶりの園田でしたが、やっぱり遠征は楽しいですね♪
今日の船橋『クイーン賞』は、3歳馬【レッドクラウディア】が圧巻のパフォーマンスを見せてくれました☆
『昇竜ステークス』では強豪揃いの牡馬を倒しているし、改めて能力の高さを見せてくれましたね!
まだ3歳ですから、これからが本当に楽しみです。
驚いたのは高知の【アドマイヤインディ】!!
宮川実騎手の手綱に導かれ、このメンバーで3着と大健闘!
いや~やってくれましたね。
斤量51キロだったこともありますが、ロスなく立ち回った宮川騎手の騎乗ぶりもさすがでした。
12番人気ということで、穴党には嬉しい配当となりましたね。
初のダート、初の地方参戦だった【ホエールキャプチャ】は向正面から蛯名騎手の手綱がいっぱいに動いて苦しい印象でした。
やはり初ものづくしで戸惑った面があったのかもしれませんが、いつも前向きなこの馬らしくない走りでしたね。
この後どういう路線を選んだとしても、再びの巻き返しを期待しています!!
そして明日は園田で『金盃』です!
*6日園田 第10R『園田金盃』 1870m 15:50発走*
ここはなんといっても【オオエライジン】でしょう。
前走は川崎の『JBCスプリント』に挑戦、初の左回りに戸惑って力を発揮出来ませんでした。
レース後からここを目標に乗り込まれているし、さらにこの後の大目標『兵庫チャンピオンシップ』に向けても地元馬同士のここは負けられないところ。
距離が一気に伸びますが、全く問題ないでしょう。
この2戦強豪と戦って揉まれて来ていますから、一回りも二回りも成長しているんじゃないでしょうか。
どれくらい強い勝ち方をしてくれるか楽しみです!!
問題は2着争い。
兵庫移籍後3連勝で『六甲盃』を制し、『兵庫大賞典』でも【オオエライジン】の2着だった【パーフェクトラン】が筆頭格。
前走A級特別は5か月ぶりの休み明けでしたが、3,4コーナーで一気に加速して接戦を制しました。
ゴール前はかなり際どい勝負になりましたが、それでも勝ち切ったのはさすが。
一度使ってさらに状態を上げて来ると思います。
兵庫移籍後4連勝中の【ルーズベルト】も気になる存在。
ここまで圧倒的なレースを見せていますが、今回のメンバーに入っても自分の競馬が出来るかどうかがカギ。
前走はスッと2番手に取り付いて、いつもとは違うレースぶりで本当に強い競馬でした。
このメンバー相手にどこまで戦えるか、試金石の一戦です。
◎5、オオエライジン
〇2、パーフェクトラン
▲6、ルーズベルト
△ワールドハンター