雪のせいで・・武豊騎手も安藤勝騎手も乗れないって・・
なんてことなんでしょう!どうして今年の雪は週末好きなんでしょう!
と、怒ってみても仕方がない。気を取り直して予想しよっと。。
まず展開。【サイレントディール】鮫島騎手が行くでしょう。行くと決めたら絶対行く騎手ですから。絶妙な逃げになるでしょう。その後ろから【クーリンガー】と【マコトスパルビエロ】ですね。おそらく1番人気の【マコトスパルビエロ】、川野騎手に乗り替わりです。
これはジョッキーにとって、もんのすごいチャンスですよ!グレードレース勝てるかもしれないってこともそうですけど、ここまで強い馬に乗る機会というのは、地方のジョッキーにとってはなかなかない経験です。ジョッキーは、走る馬に競馬を教えてもらうんです。川野騎手は経験豊富な方ですが、ジョッキーたちは常に上を目指してますから、このチャンスを勝負にも自分のためにも生かしてほしいですね。
それに。今回は【チャンストウライ】にもチャンス到来ですよ!な〜んて。名古屋GP以来の競馬ですが、あの時勝った【フィールドルージュ】の力を考えると・・佐賀までは遠いですが、ベストの状態でレースが出来たら勝負出来そう☆
そしてもう1頭、先日も書きましたが【ワンパクメロ】。この馬ですよ。今までとは違うペースで最後の脚をどう生かすか。でも思ったんですけど、ハナが鮫島騎手だったらそこまで極端に速くはならないのでは?2,3番手にもよりますけどね。
とにかく明日は地方にチャンスが大ありということで、今からどきどきしてます!
◎12、マコトスパルビエロ
○5、ワンパクメロ
▲1、サイレントディール
△3、チャンストウライ
△2、テンショウボス
×11、キクノアロー
9連勝中の【ワンパクメロ】を管理する川田先生。JRAの川田騎手の父上です。今どんな心境なんだろう・・
昨年いっぱいで引退した、ばんえいの坂本東一騎手。
【トモエパワー】の受賞を受けて、主戦騎手として出席しました。
やっぱりばんえいのジョッキーは、身体つきが違います。引退したあとも全く体型が変わってないそうですよ。
坂本騎手のラストラン馬券にサインしてもらっちゃいました(≧ω≦)家宝です♪
会場はビュッフェスタイルだったんですけど、全然食べられなかった〜
お肉とか・・
中華とかフルーツとかケーキとか・・・いっぱいあったのにぃ(泣)気が付いた時にはすでになく・・ガックしでした。。
華やかな式典中、色々考えることもありました。
数年前は、ブロックごとのリーディングも表彰されて、しかも厩務員さんの表彰もあったのに。地方競馬衰退と共に、規模を縮小するのは仕方ない。でも厩務員さんの賞だけは、失くさないでほしかった。
昔、まだ厩務員賞があった頃、自厩舎の厩務員さんが受賞したことがあった。朝の調教でみんなに冷やかされて、恥ずかしそうにしながらもすごく喜んでいるのがわかった。その時のためにスーツを新調して、式典に参加するために嬉しそうに車に乗る姿を今でも覚えてる。
ジョッキーや調教師さんのように、なかなか前に出ることが少ない厩務員さんにとっては、一生に一度あるかないかの晴れ舞台だったんです。
お肉とかケーキとか、もっと少なくていいから。文句言いませんから。厩務員賞、復活させてほしいな〜
NARグランプリの続き。
式典では1番注目され、ファンの方とマスコミに囲まれていた、大井の内田博幸騎手。
「昨年は南全4場リーディングを3年連続で続けることと、3000勝が目標だったので、両方達成できて嬉しいです。ここまでこれたのは、馬主さん、調教師、厩務員、みんなのお陰です。」
4年連続4回目の最優秀騎手賞受賞、そして特別賞とのダブル受賞という快挙。日本を代表するジョッキーですよね。
「まだ合格発表前だから・・」
と、JRA移籍については明言を避けましたが、もしも移籍出来たら、と仮定して、
「中央に行った場合も、トップ目指しますよ。層の厚い、激戦区の南関東で這い上がって、地方で1番になった自分がJRAで1番になれなければ、南や地方競馬の方が劣ることになってしまう。もちろんトップを獲ることは簡単じゃないですけど。」
わかります!その気持ち。
私も北関東がなくなって、浦和に移籍した水野貴史騎手や、全国で活躍する内田利雄騎手、北海道へ移籍した山口竜一騎手といった方々が活躍する姿を見て、
「北関東だってすごいんだぞぉ〜」
と、勝手に誇らしく思いますもん。
内田博幸騎手はすでに中央でも活躍していますが、やはり移籍するとまた全然違う環境になります。そこで結果を出すことは、並大抵ではありません。技術はあります。それは揺るぎませんが、一番大変なのは、周りとのコミュニケーションですから。
「慣れてる場所や人だったらコミュニケーションもとりやすいけど、新しい場所に行ったら簡単じゃない。保障はないから。」
それでも、新たなステージを目指す。
「引退した時に、やり遂げたって思えるように。今年もガンガン攻めて行きます。これから伸びてくる子達が、自分に追いつけ追い越せって頑張ってる時に、簡単に落ちちゃいけないと思ってる。」
自分のことだけじゃなく周りのことも考えながら、慎重に言葉を選びながらも熱く語っていた姿が印象的でした。
「これから伸びそうな騎手ですか?みんな頑張ってるけど、特に大井のジョッキーは頑張ってますよ。」
内田騎手って・・ホントに大井が大好きなんだなって思いました☆
6年連続8回目の最優秀調教師賞を受賞した、船橋の川島正行調教師。
オーラがあります。。
【フリオーソ】【トーセンジョウオー】と管理馬たちも受賞☆
「何度もらっても嬉しいですよ。」
昨年は『重賞10勝宣言』し、見事達成☆
「疲れました(笑)。今年はもう具体的なことは言わないけど。本場にお客さんが来てもらえるように、何かしようかなと思ってる。」
一体どんなことなんでしょう?楽しみですね〜
内田騎手が移籍すると仮定して・・次を担う騎手は誰でしょう?という質問に、間髪入れず
「戸崎くんじゃないかな」
おぉ〜戸崎圭太騎手。昨年の活躍でかなり自信をつけたと言ってましたし。地方ジョッキーの勢力図が大きく動きそうですね。
明後日はいよいよ『佐賀記念』です!
今回はメンバーがかなり面白いですよ♪その中でも1番の注目は、地元・佐賀の【ワンパクメロ】。
現在9連勝中とものすごい勢いです。管理する川田先生は、
「間隔を空けたのは予定通り。前に3ヶ月の休養明けも走ってるし、鉄砲は利くから問題ない。こういう時期だし、気持ち太いかなって気もするけど、この馬は自分で身体を作るから、心配はしてないよ。」
名前はワンパクですが、とてもおりこうさんなんだそう。
「若い頃は弱い面もあったんだけど、一昨年小倉を3回使ったことで、精神的にも肉体的にも強くなったんだ。」
遠征や強い相手を経験して、強くなったんですね。その後は破竹の勢い。この馬の強みとは?
「どんなレースでも対応できるところだね。脚質も、これしかダメっていうわけじゃないから。」
今回はどんなレースを?
「今までとは相手が違うからね。2000mといってもペースがかなり速くなると思う。ポジション決まったところでジッとして、どこまで伸びるかっていう競馬になるんじゃないかな。」
倉富騎手にどんな指示を?
「いつも何も言わないんだよ。乗ってる人間が一番わかるからね。」
今回、馬にとってもそうだし、倉富騎手にとってもすごいチャンスであります!
「地元といっても、なかなかグレードレースに乗る機会はないから。人馬共に頑張ってほしいね。」
ということでした!
こちらは倉富騎手。
明るくって面白い方です。ちなみに、私より年下ですが、センターでは1期先輩に当たります。あの頃から、上手いと評判だったんですよ。大井の戸崎騎手や船橋の森泰斗騎手と同期なんですが、その中でも技術は1番評価されていました。
佐賀はベテラン勢が強く、なかなか若手が台頭出来ないイメージですが、ここで倉富騎手に打ち破ってほしいところ。
期待の星、【ワンパクメロ】&倉富騎手。どんなレースをしてくれるのか、わくわくします♪
お次は2年連続優秀女性騎手賞を受賞した、高知の別府真衣騎手。
写真は授賞式終了後のお疲れ様会にて。
昨年のNARグランプリの表彰式で、
「来年はこの場所に一人で立ちたい」と語っていた別府騎手。有言実行となりました。
今年はまだ2勝と苦戦していますが、
「毎年寒い時期は苦手なんです。暖かくなったら良くなるはず。」
と、牝馬のようなことを言う。屈託のない笑顔が、本当に可愛い(≧ω≦)もぉ、髪とかグチャ〜ってしたいほど可愛い!
でも別府騎手、可愛い顔してかなりの勝負師。
「(今年のLJSは)同点でも2位は2位。今年こそ優勝したい!」とキッパリ。なかなか、こんなにハッキリと目標を言うジョッキーは珍しい。性格はいたって男前なのです。
「今年の目標は、LJS優勝と、去年より1つでも多く勝つことと、来年のこの場所!」
おぉ〜3つもですか?!でも別府騎手なら、達成してくれそう。簡単ではないけどね。でも達成してほしいなぁ〜。
こちらは特別賞の小林俊彦騎手。
3000勝を達成しての受賞です。
今回の3000勝達成時には、直前まで知らなかったそうで、気が付いた翌日の達成となりました。
「1000勝した時には、3000勝なんて夢のような数字だったけど・・・気が付けば3000勝してた。」
岩手はリーディング争いがとても激しい競馬場。その中で4回のリーディングに輝いている小林騎手。
「菅原さんはいい目標。追いつけ追い越せでね。1つ上の先輩で、学校時代から知ってるから。周りからはライバル同士として見られているけど、本人同士は別にそんなことない。」
こういう関係って、素敵ですよね〜。若いジョッキーたちが、俺もあんな風に・・って憧れる2人ですよ。
ベストフェアプレイ賞を受賞した菅原勲騎手も、
「岩手は自分と小林くんとで引っ張ってる感じなので、いいライバル関係だよね。」
小林騎手が3000勝を達成した翌日に、3500勝を達成した菅原騎手。この辺でもライバル関係が伺えますね。
川崎でお会いした時も思ったけど、すっごく活き活きした表情をしています。
「南に来るのを楽しみにしてたからね。楽しみで来て、楽しんで乗ってるんだ。」と本当に嬉しそう。
「今は南で乗ってるけど、やっぱり岩手の馬で南や中央で活躍したいね。」
【メイセイオペラ】の夢よ再びです!!