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2016年3月 アーカイブ

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3/6イレネー記念予想 荘司典子

2冠馬誕生に期待、ホクショウディープ

 ばんえい競馬情報局をご覧になっているみなさんはすでにお気付きと思いますが、黒ユリ賞から予想メンバーに加えていただいた目黒さんと私は、予想結果の収支対決にはまだカウントされていません。とはいえ我々も真剣に的中めざして予想しています。途中参加ですが個人的に年度末にはプラス収支になるように頑張ります!

 本命◎はホクショウディープ。6連勝で暮れのヤングチャンピオンシップを制したのち転厩後はお正月の取り消し(感冒)もあって、いまひとつの成績が続いていましたが、前走605キロのトップハンデを背負って快勝。着差以上の強さを見せ、完全復活と言ってもいいでしょう。690キロという荷物は初めてですが、もちろんこれは全馬同じこと。ここは連勝で2冠馬に輝き、さらに昨年のセンゴクエースのようにこの後の3歳路線でも活躍して欲しいと思います。
 対抗○はプレザントウェー。重賞初挑戦ですが、成長著しくA-1クラスでも勝ち負けを演じ、前走ホクショウディープが勝った2月21日のレースでは1番人気に推されていました(結果は3着)。曇りのち雪の予報で、馬場が軽くなればさらにこの馬にとって有利と言えるでしょう。
 ▲はサクラダイチ。前走でホクショウディープの2着に粘ったように前残りに警戒してこの馬を。第2障害を降りてからどこまで我慢できるかがカギ。1冠目のナナカマド賞で2着の底力を見せて欲しい。
 △フウジンライデン。ヤングチャンピオンシップではホクショウディープに次ぐ2番人気でしたが結果は8着。1冠目のナナカマド賞を制しているように世代の中で力上位であることは間違いありませんが、障害に不安があるため△まで。
 さらにヤングチャンピオンシップ2着のツルイテンリュウ、3着のキタノリュウキまでおさえて3連単の◎1着固定20点で狙います。

 ◎6ホクショウディープ
 ○2プレザントウェー
 ▲4サクラダイチ
 △7フウジンライデン
 △1ツルイテンリュウ
 △9キタノリュウキ

3/6イレネー記念予想 目黒貴子

2016年3月 5日(土)

実力発揮のホクショウディープ中心

昨年暮れに6連勝でヤングチャンピオンシップを勝ったホクショウディープだが、その後転厩し、取消や9着、10着とふるわない時期もあった。しかしようやく2走前から本来の力を出せるようになったようだ。2走前は勝ち馬からはたった0.7秒差で2着、そして前走はトップハンデながらしっかり勝ちきっている。松井厩舎もこの馬のリズムを把握できるようになったのかもしれない。実績のある馬が実力を発揮できるようなら、ここは中心で仕方ない。
ここに来ての充実ぶりが目をひくプレザントウェーを◯に。重賞には初挑戦だが、最近のA-1クラスでのレースから、この内容なら重賞でも相手になると見る。天気も雪の予報で、馬場が軽くなればまたさらに楽しみは大きくなるだろう。
1枠に入ったツルイテンリュウを▲としたい。ホクショウディープが勝ったヤングチャンピオンシップで2着の実績馬。最近の成績はいまひとつだが、このレースを目標とした姿勢がうかがえ、この本番での逆転を目指す。しかし、端の枠は少し割引。以前ほど差はないことはわかるが、それでもやはり気になってしまうものだ。
△にはアラワシキング。障害にかかる時間はほぼ一定で、障害に手間取るということがない。この安定性は大きな要素、決め手に欠ける弱点はあっても、どこかできっかけをつかめば面白い存在となるのでは? 他には前走で◎ホクショウディープに1.4秒差の2着と復調モードのサクラダイチ、ナナカマド賞では1番人気に支持されたキタノリュウキも侮れず無視はできない。

 ◎ホクショウディープ
 ◯プレザントウェー
 ▲ツルイテンリュウ
 △アラワシキング
 △サクラダイチ
 △キタノリュウキ

3/6イレネー記念予想 斎藤修

盤石の強さホクショウディープ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6ホクショウディープ
 ○2プレザントウェー
 ▲1ツルイテンリュウ
 △9キタノリュウキ
 △5アラワシキング
 △4サクラダイチ
 △10ショウヘイ

 3連単
 2,6→1,2,6,9→1,2,4,5,6,9,10 200円 計6000円

3/6イレネー記念予想 矢野吉彦

ホクショウディープ軸でも穴狙い

 ねぇみなさん、私があと3戦で最下位を脱出し、プラス収支に大転換するには、どうしたらいいですか?
 今まで当情報局の予想は、サンスポ関西版に載せている印(記者名は矢野隼人となっていますが・・・。ここだけの話ですよ)と連動させてきましたが、それはどうしても"本紙的正攻法予想"になりがちでした。奇跡の逆転を狙うには、それじゃぁダメでしょう? なので今回のイレネー記念では、ちょっと考え方を変えてみます。

 まず、ホクショウディープの◎はそのままにしておいて、これと3連単2頭軸マルチ流しのペアを組ませる馬をひねることにしました。本来なら、サンスポ紙上で○をつけたキタノリュウキとのペアにするところですが、あえて穴を狙って☆フウジンライデンを抜てきします。昨年暮れのヤングチャンピオンシップでは惨敗しましたが、トップハンデを背負ってのハイペース競馬ではそれも仕方なかったと思います。今回は定量戦。ここ最近の着順は冴えませんが、障害で手間取っているわけではないので、ペースが落ち着く重賞なら復活してもおかしくないでしょう。
 相手はキタノリュウキ、ツルイテンリュウ、プレザントウェー、サクラダイチ、アラワシキングの5頭。まずこの5頭に100円ずつ流し、キタノリュウキ、ツルイテンリュウ、プレザントウェーの3頭に100円ずつ、さらにキタノリュウキ、ツルイテンリュウの2頭に100円ずつ流します。
 ホクショウディープが強いのはわかっていますから、狙いは同馬が負けたときの高配当です。そういうことが起きて馬券が当たらない限り、大逆転は難しいでしょうからね。では、今回はこのへんで。

 ◎ホクショウディープ
 ○キタノリュウキ
 ▲ツルイテンリュウ
 ☆フウジンライデン(3連単2頭軸マルチをするための軸馬)
 △プレザントウェー
 △サクラダイチ
 △アラワシキング

 3連単2頭軸マルチ
 6,7→9,1,2,4,5 100円 計3000円
 6,7→9,1,2 100円 計1800円
 6,7→9,1 100円 計1200円

今週の見どころ(3/5~3/7)

2016年3月 4日(金)

 3月6日(日)のメインには、2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念が組まれています。昨年度はセンゴクエースが無敗のまま制し、三冠馬に輝いていますが、今シーズンは、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも制したのは違う馬。二冠馬誕生なるか、それとも三冠を別々の馬が分け合うのか。注目の一戦です。

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【第25回開催1日目】
 3月5日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン-1組・18:05発走予定)。次開催の3月20日にばんえい記念が控えているからか、少頭数の5頭立てとなりました。
 中心視したいのは◎ニュータカラコマ。前開催のウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜)では第2障害2番手クリアから、トレジャーハンターを早めにとらえると、そのまま押し切って快勝。格の違いを見せつけました。2開催前の然別賞(オープン-1組)も前走と同じようなレースで制しており、ここでも引き続き好勝負が期待できそうです。
 ○トレジャーハンターは然別賞5着で、ウィナーズカップが2着。いずれも障害はひと腰で越えている巧者です。今回のメンバーなら先手が取れそうなので、逃げ切りも一考です。
 ▲オイドンは2開催前にはスピードスター賞を使われましたが、それまでは、オープン-1組特別を2連勝。前開催の重賞・チャンピオンカップでは820キロで障害に手こずりました(6着)が、20キロ軽い800キロなら巻き返してくるでしょう。

【第25回開催2日目】
 3月6日(日)のメイン第10レースは、重賞・第47回イレネー記念(18:10発走予定)。牡馬690キロ・牝馬670キロの定量で明け3歳チャンピオンの座を争います。
 12月28日の重賞・ヤングチャンピオンシップを圧勝した◎ホクショウディープに注目。第2障害ひと腰先頭で越えると、ゴールまでまさに一人旅。2着ツルイテンリュウに11秒2差をつけました。前開催の3歳A級-1組戦(2月21日)ではトップハンデながら、差し脚を生かしたレースで快勝。ヤングチャンピオンシップより5キロ重い負担重量もまったく問題にしませんでした。第1回能力検査でトップタイムを叩き出した素質がいよいよ開花。定量戦なら、軸不動という評価が妥当でしょう。
 ○キタノリュウキはヤングチャンピオンシップの3着馬。ひと腰で障害を越えたのは7番手でしたが、ぐんぐん差を詰め、2着ツルイテンリュウに1秒4差まで迫りました。通算5勝は強調材料になりませんが、前述のヤングチャンピオンシップに加え、十勝産駒特別2着など大崩れの少ない成績。障害巧者が重賞の舞台で変わり身を見せるかもしれません。
 ▲プレザントウェーは、近6走が3勝、2着1回、3着2回という上り馬。2月21日の3歳A級-1組戦では逃げて、ホクショウディープから2秒1の僅差3着に踏ん張っています。重賞・特別経験は十勝産駒特別6着が唯一ですが、このところの充実度を考えれば、ここでも十分やれそうです。
 △ツルイテンリュウは、釧路産駒特別、ヤングチャンピオンシップともホクショウディープの2着。同馬を除けば、このメンバーのなかでも能力上位の存在といえます。ただ、最近は流れ込むだけのレース続きなのが気になるところ。
 十勝産駒特別の勝ち馬×アラワシキング、同4着×サクラダイチは、近走に復調気配が感じられます。押さえには必要かもしれません。

【第25回開催3日目】
 3月7日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 前開催でA2級-1組戦(2月21日)を使われた組が有力でしょう。なかでも注目は同レースを含め、A2級-1組戦で2戦連続2着の◎マゴコロ。前々走は現A1級で格上的存在のシンザンボーイをとらえ切れず、前走は決め手あるトモエエーカンの大駆けに遭ってしまったものの、障害を早めにまとめて、最後まできっちり伸びる好内容でした。次週(3月13日)に4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれている関係で、今回は相手関係が楽になっており、今度こそ勝利で飾るか。
 ○センゴクイチは、2月21日のA2級-1組戦では5着でしたが、障害ひと腰クリアから、2着マゴコロと1秒8差なら、展開次第で巻き返しも十分。障害巧者なので特別戦の重量増も歓迎でしょう。
 同4着▲オメガグレートは、5走前の新雪特別(1月4日)でA2級-1組特別を制しており、実績上位の存在。その後は勝ち切れませんが、特別戦で変わり身がありそう。
 他路線組で注目は、前走A2級-2組戦で2着の△チヨノタカラ。決め手あるジャングルソングに最後まで食らいついての1秒7差惜敗は、状態の良さを感じさせました。

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