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2016年3月 アーカイブ

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3/13ポプラ賞予想 目黒貴子

2016年3月12日(土)

世代限定なら自信の主役センゴクエース

 今回は4、5歳のオープン戦。現4歳では実力No. 1のセンゴクエースが1つ上の世代との戦いはどうなのか? しかも790Kのトップハンデ。それでもやはりここは◎センゴクエースとしたい。デビューから負けなしの9連勝。さすがに古馬との最初の対決では世代差が浮き彫りになった形だが、経験を重ねて前々走のオープンでは4着とはいえ着差は5.5秒とメドが立つ内容。この一戦は相手も揃っていたことを考えればこれから力をつけて充分戦える存在となるはず。現段階で強いと言われる6歳、8歳世代のいない今回の限定レースなら自信の主役となれる。
 ◯にはキサラキク。1月の天馬賞で今回も人気のハクタイホウを負かしている楽しみな牝馬。前走は牝馬同士の重賞で5着の成績だが、初めての780Kも障害で手間取ることもなくクリア。その後間隔をあけてこのレースに向けて調整してきた。斤量が牡馬ハクタイホウと同じなのは少々気になるが天馬賞馬のプライドを見せてもらいたい。
 そのハクタイホウを▲に。キサラキクとは対照的にハンデは魅力だが、今回端の10番枠。枠が逆だったら印も◯と▲を逆にしていたかもしれない。昨年は10頭中10着に終わったこのポプラ賞、なんとか巻き返しをと陣営も気合が入るのでは?
 白雪賞でセンゴクエースの4.3秒差2着だったコウリキも侮れない存在で△。決め手を生かせる流れになれば馬券対象が可能。カイシンゲキは一線級相手の前走も800Kの斤量も障害をクリア。今回は端の枠ではないので力も十分に発揮できるのではないだろうか? 他にキンメダルまで。

 ◎センゴクエース
 ○キサラキク
 ▲ハクタイホウ
 △コウリキ
 △カイシンゲキ
 △キンメダル

3/13ポプラ賞予想 荘司典子

鈴木恵介騎手、先週のリベンジ センゴクエース

 7日(月)に船橋競馬場で行われた『ばんえい十勝in船橋』。矢野吉彦さんと私は場立ち予想をさせていただきました。あいにくの天候でしたが、トークイベントに来てくださったみなさん、ばんえい競馬の馬券を買ってくださったみなさん、ありがとうございました。

 さあ、ポプラ賞!次週のばんえい記念を前に、4歳&5歳の重賞ウイナーが勢揃いする若駒たちの戦い。未来を占う意味でも見逃せない1戦です。

 本命◎はセンゴクエース。イレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーを制していることはもちろん、同世代限定戦では負け知らずの4歳のチャンピオンホース。トップハンデ790キロは不安材料ではありますが、2走前・柏林馬事公苑特別で775キロをひいて4着。6歳~10歳の一線級のメンバーに混じって見どころのあるレースぶりでした。今回の相手は5歳勢のみ、重量も克服できるとみます。先週のイレネー記念で1番人気を裏切り、悔しい思いをしたであろう鈴木恵介騎手のリベンジに賭けます。

 対抗○はキサラキク。牡馬に混じっての実績十分で、天馬賞も牝馬ながら勝利を挙げました。牝馬で770キロは実質センゴクエースと同じくトップハンデですが、780キロだった前走・ヒロインズカップでは第二障害で手間取ったものの最後は追い上げ、昨年のポプラ賞の覇者ナナノチカラの5着。今回も楽な重さではありませんが、この馬にとっては前走から10キロマイナスというのは好材料とみて。

 ▲はハクタイホウ。天馬賞は1番人気でキサラキクの2着。前走・ウイナーズカップでは歴戦の古馬に混じって3着。安定した力を見せてくれています。

 △はシリウス。去年の黒ユリ賞を制した、アキバオーショウ産駒。センゴクエースにはかないませんが、740キロなら浮上してもおかしくないはず。以下、白雪賞でセンゴクエースの2着だったコウリキ、あとは5歳馬カイシンゲキもおさえて。センゴクエース1着固定の3連単で狙います。

 ◎5センゴクエース
 ○8キサラキク
 ▲10ハクタイホウ
 △3カイシンゲキ
 △6コウリキ
 △7シリウス

3/13ポプラ賞予想 矢野吉彦

トップハンデでもセンゴクエース

 ものすご~く悔しいイレネー記念から1週間。そのショックからまだ立ち直れていませんが、もう今季ラス前のポプラ賞を迎えてしまいました。心残りのないよう、思い切った勝負をしかけなければなりません。

 ここは790㎏でもセンゴクエースを軸にします。問題はその相手。白雪賞で同馬に敗れた4歳馬との重量差がさらに開きました。それなら逆転もあるという見方もできますが、むしろ負けた馬たちが今回の重賞重量をこなせるかどうかのほうが心配。センゴクエースは前々走で775㎏を曳いて古馬オープン級と好勝負しているので大丈夫だと思うのですが・・・。
 となると、センゴクエースの相手は5歳馬、となるわけですよ。カゲホウトウやカイシンゲキも含めて流したいですね。
 ただし私の場合、本命サイドの馬券を当てても上位3名に追いつけないので、ここはあえてセンゴクエースを2、3着にした3連単を買うことにします。相手はハクタイホウ、カゲホウトウ、カイシンゲキ、キサラキクと、4歳馬から1頭だけコウリキをピックアップ。センゴクエースの1頭軸2着流しが200円ずつで、3着流しを100円ずつという配分にしました。先週のようなことがあるので、決して無謀な買い方をしているつもりはありません(でも、鈴木騎手が同じ失敗を繰り返しますかねぇ・・・?)。

 ◎センゴクエース(3連単1頭軸2、3着流しの軸馬として)
 〇ハクタイホウ
 ▲キサラキク
 △カゲホウトウ
 △カイシンゲキ
 △コウリキ

 3連単
 10,8,1,3,6→5→10,8,1,3,6 200円 計4000円
 10,8,1,3,6→10,8,1,3,6→5 100円 計2000円

 さてさて、いよいよ次週はばんえい記念。17日(木)には、東京・新橋のGate J.で「東京前夜祭」を開催しますので、お近くのみなさんはぜひお誘い合わせの上ご来場ください! では、こんかいはこのへんで。

 第6回ばんえい競馬教室~第48回ばんえい記念・東京前夜祭!

3/13ポプラ賞予想 斎藤修

2016年3月11日(金)

復調気配のカゲホウトウ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1カゲホウトウ
 ◯10ハクタイホウ
 ▲5センゴクエース
 △3カイシンゲキ
 △6コウリキ
 △7シリウス

 3連単1頭軸マルチ
 1→3,5,6,7,10 100円 計6000円

今週の見どころ(3/12~3/14)

 3月13日(日)のメインには、4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれています。2008年以降の過去8回(08~10年は特別戦)では、4歳が2勝(2着2回、3着4回)、5歳が6勝(2着6回、3着4回)と、5歳世代が優勢ですが、今年はどのような結果になるのか。注目の一戦です。

コース使用方法についてのお知らせはこちら

【第25回開催4日目】
 3月12日(土)のメイン第10レースは、花月特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 ◎タキニシサンデーは、前開催ではB1級-1組の平場戦(2月20日)を使われて2着。決め手自慢のアサヒメイゲツにこそ差されましたが、近走同様に崩れませんでした。今回は障害力が生かせる特別戦だけに、勝利まで手が届きそうです。
 前走深雪特別(2月27日・B1級-1・2組決勝)で2着の○サダノワークスも差はありません。2月20日のB1級-1組戦3着から、2走使いで臨んだ前走が特別初挑戦でしたが、スムーズな障害クリアで、むしろ特別戦は向く印象。深雪特別の勝ち馬が今開催からA2へ昇級したことを考えれば、勝機もありそうです。
 ▲カネゾウは、2月20日のB1級-1組戦では9着と大敗しましたが、今季、B1級の特別戦で3戦して3着2回と実績上位。特別戦の今回は巻き返して当然でしょう。
 深雪特別3、4着の△ライデンティダ△スーパータイトルらも押さえておきたいところです。

【第25回開催5日目】
 3月13日(日)のメイン第10レースは、重賞・第37回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:10発走予定)。オープン・770キロを基本とする重量格による別定重量戦で、オープン馬は今季の収得賞金100万円につき10キロ増。4歳のオープン馬センゴクエースがトップハンデ790キロで、A2級の4歳牝馬ホクショウモモの730キロまで、最大60キロのハンデ差がつきます。
 注目は5歳のオープン馬◎ハクタイホウ(770キロ)。重賞タイトルは3歳時のばんえい菊花賞のみですが、世代限定重賞では大崩れの少ない成績を残しています。1月3日に行われた5歳重賞・天馬賞では、キサラキクの決め手に屈しましたが、第2障害先頭クリアから2着に踏み止まっています。同レースは定量戦でキサラキクとは20キロ差でしたが、今回は同じ770キロなのが有利。4歳世代も加わりますが、キャリアで勝る5歳馬が貫録を示しそうです。
 4歳世代では、○コウリキ(750キロ)に注目。3歳三冠では、いずれも決め手を生かしたレースでオール3着に好走。三冠目・ばんえいダービーでは730キロながら、障害離れた6番手クリアから鋭く追い込んだレースぶりから、高重量もこなせそうです。昨年8月に行われた重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)を制した実績があり、末脚比べになれば、5歳馬が相手でも互角に渡り合えるでしょう。
 A1級の5歳馬▲カゲホウトウ(760キロ)は、昨年6月の4歳重賞・柏林賞の勝ち馬。はまなす賞でも2着に善戦したものの、A1へ昇級してからは掲示板確保もままなりません。しかし、前々走のA1級戦が8着で、前走の重賞・チャンピオンカップが5着とはいえ、ともに息を入れての追走ながら障害をひと腰でまとめており、復調気配を感じさせます。前走で、今回より重い780キロを経験しているのも強みといえます。
 はまなす賞3着、ばんえいダービー2着の4歳馬△キンメダル(750キロ)が続きます。

【第25回開催6日目】
 3月14日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(オープン・A1級決勝混合・18:05発走予定)。オープン-2組(3月7日)、A1級混合(6日)の両予選の上位馬による一戦です。
 ◎ショウチシマシタは、オープン-2組予選勝ちを含む近6走が4勝、2着2回と充実一途です。敗れた2走がともに特別戦だったのは気になりますが、障害のキレも文句なしの近況だけに連勝で決めてくれるでしょう。
 ○ホリセンショウは、A1級混合予選で逃げ切って今季初勝利を挙げ、意気上がるところ。障害力を生かすこの馬らしいレースぶりが復活しており、ここでも楽しみです。
 ▲ソウクンボーイは、ウインターカップ(A1級-1組混合)がインフィニティーの2着で、オープン-2組予選が3着。ともに勝ち馬には離されましたが、堅実な末脚で馬券圏内はキープしています。障害巧者ではありませんが、特別戦のペースは向く印象を受けます。

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