NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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A級馬による1400メートルのS2重賞。
コスモガラサは、B級から1400メートル戦で5連勝のあと、前走の4着は久しぶりの1800メートル戦。1400メートルに戻っての今回は力を発揮できる舞台だ。
ミスタージャックの前走は2カ月ぶりの実戦ゆえか4コーナー手前で失速。抑えがきかないような感じで逃げたのはいつものことだが、今回もおそらく単騎の逃げでどこまで粘れるか。
エリモブリーズは3年近く勝ち星から遠ざかっているが、昨年秋の佐賀転入後は惨敗というレースはほとんどなく、佐賀ではA2以上で16戦して2着3着が計13回。3走前の黒髪山特別では、先日のサマーチャンピオンJpnIIIに出走したコパノエクスプレスにコンマ1秒差の3着があり、2走前の大村湾賞ではコスモガラサに半馬身差の2着があった。そのコスモガラサも2年近く勝ち星から遠ざかっていたところからの5連勝で、エリモブリーズもきっかけひとつで勝ち続けるような場面もありそうだ。
マリーズミイは、金沢から転入後B級で5戦して1勝。今回は相手強化となってどこまでやれるか。
◎3コスモガラサ
◯6ミスタージャック
▲1エリモブリーズ
△7マリーズミイ
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6月のグランシャリオ門別スプリントは、中央から転入初戦のケイアイユニコーンがゴール前で抜け出して快勝。これを追ったシセイカイカが1馬身差で2着に入った。しかし今回はシセイカイカが56キロで据え置きなのに対して、ケイアイユニコーンは2キロ増の58キロ。さらにグランシャリオ門別スプリントの直線では、シセイカイカは外に持ち出すときにややロスがあった。それらを考えればシセイカイカの逆転可能と見る。とはいえケイアイユニコーンも前走ですでに58キロを経験し、5馬身差圧勝と強いレースを見せているだけに、この斤量でも能力発揮という場面もあるかもしれない。
岩手に転出した3歳馬トドイワガーデンが遠征してきた。コーナーを4つ回る水沢の1400メートルではさすがに苦戦したが、盛岡1000メートル戦では2戦ともに危なげのない勝ち方。古馬との対戦は今回が初めてとなるが、2歳時に門別で1分12秒台の持ちタイムもあり、54キロの軽量を生かせば互角の勝負も。
コールサインゼロは、昨シーズン門別に戻って以降は1200メートル戦のみを使われ、今シーズンも大敗はJpnIIIの北海道スプリントカップだけ。昨年のこのレースでは4着で、当時より力をつけている。
レッドペリグリンは、昨年の道営スプリントが4着で、今年のグランシャリオ門別スプリントでも4着。あとひと押しがあれば上位入着のチャンスもありそう。
◎10シセイカイカ
◯6ケイアイユニコーン
▲7トドイワガーデン
△2コールサインゼロ
△1レッドペリグリン
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地方馬では2010年に船橋のテイエムヨカドーが勝っているが、地元馬の勝利は2008年のナセまで遡るという霧島賞だが、今年は地元馬にもおおいに期待できそうだ。
コウユーサムライは中央準オープンから大井を経由して転入。S2重賞でいずれも完勝という内容で2連勝。3カ月半ぶりの実戦がどうかだが、前走高千穂峰賞では、その後吉野ヶ里記念で2着のテイエムチカラを負かしている。中央の500万クラスを勝ち負けというメンバーが相手なら十分に勝負になる。
吉野ヶ里記念を制したカシノタロンは、サマーチャンピオンJpnIIIではなく、なるほどここを狙ってきた。たしかに中央オープン馬を相手にするより、はるかに相手関係が楽になるここで1着賞金800万円を狙ったほうが現実的ということなのだろう。吉野ヶ里記念でS1重賞初勝利となった石川慎将騎手にとっては、さらにビッグタイトル奪取のチャンスだ。
昨年中央の準オープンから転入して霧島賞で3着だったのがコウユーヒーロー。その後も調子落ちはなく好走を続けている。中島記念での3着もあり、上記2頭とも能力的に差はない。
結果がどうなるかはわからないが、予想で◎◯▲がいずれも地元馬になるというのもめずらしい。それだけ地元の期待も大きい。
中央勢では3歳のナンゴクロックオンに期待。たんぽぽ賞を制して、5カ月ぶりの前走は13着惨敗だったが、叩き2戦目の変わり身と、2戦2勝という佐賀コースへの適性にも期待。
3連勝でトライアルのえびの特別を制したテイエムトッピモン、大隅特別を制したキヨマサらも上位を狙えそう。
◎3コウユーサムライ
◯4カシノタロン
▲8コウユーヒーロー
△7ナンゴクロックオン
△12テイエムトッピモン
△11キヨマサ
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タガノトネールは昨年のこのレースを勝って以降勝ち星はないが、南部杯JpnIで2着があり、フェブラリーステークスGIこそ着順は6着だが勝ち馬からはコンマ5秒差と、GI/JpnIでも好走している。それらGI/JpnIが定量57kgで、今回トップハンデとはいえ57.5kgということであれば、ハンデ以上に能力の高さを見せてくれそう。佐賀出身の川田将雅騎手はこのレース過去5年で3勝とさすがの相性を見せている。
グレイスフルリープは一昨年12月の準オープン・妙見山ステークスを勝ったところから1400メートル戦のみを使われ、オープン特別でもすでに2勝。前走コーラルステークスは直線で先頭をうかがう場面もあったが、ゴール前で伸び切れず5着。初めての地方の小回りコースがどうかだが、好位でレースを運べれば粘り込む場面もありそう。
準オープン勝ちまでのワンダーコロアールはハンデ55キロ。プロキオンステークスGIIIからの臨戦ということでは、過去の傾向では好走パターン。隣の枠のタガノトネールに厳しいマークに合わなければというところ。
フミノファルコンは前走の天保山ステークスがオープンでは初めての掲示板で5着。調子を上げてハンデ53キロということなら上位争いにからんでくる可能性はありそう。
交流レースではたびたび驚かせてくれる高知勢だが、カッサイは7連勝のあと遠征した園田FCスプリントで2着があり、勝ち負けはともかくあっと言わせる場面を期待したい。
◎7タガノトネール
◯4グレイスフルリープ
▲6ワンダーコロアール
△3フミノファルコン
△8カッサイ
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JpnIIの東京盃を含めここまでダートグレード7勝というダノンレジェンドが実績断然だが、それゆえに背負わされる別定重量が60キロ。他馬との重量差は6キロ以上で、ダッシュ力とスピードが要求される短距離戦では、60キロという絶対的な重量も、6キロ差という相対的な重量の差も、厳しさは二乗になる。さすがに勝つまでは厳しいと見て▲まで。
ブルドッグボスは、デビュー以来ダート1400メートル以下のみを使われ、4着が2度あるだけでそれ以下がないという抜群の安定感。すでに1200メートルのオープンで2勝を挙げている。東京スプリントJpnIIIは4着、かきつばた記念JpnIIIは2着と重賞では勝ちきれていないが、ここはチャンスが巡ってきたといえそうだ。
マキャヴィティは2歳時に芝で未勝利戦とオープン(ダリア賞)を連勝したが、兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも2着だったように、むしろダートに適性があったようだ。昨年秋以降はダート1200メートル戦で3勝を挙げ、オープンまで勝った。前走京葉Sは見せ場をつくれなかったが、今回は休み明けでも美浦の坂路で強めに二度追い切られ、今回は力を発揮できる状態にあると見ての対抗。
地元の期待は、昨年のこのレースで3着だったラブバレット。昨年は56キロのダノンレジェンドに1秒6差をつけられたが、それ以外の中央馬には先着。今年春以降の調子はいまひとつだったが、ここに来て2連勝と調子を上げてきた。前走岩鷲賞では湿った馬場とはいえ1分10秒0という、クラスターカップJpnIIIでもそのまま勝負になる好タイムをマークして勝利。昨年以上の結果を期待したいところ。
フォーエバーモアは2走前のすばるステークスを評価。前走京葉ステークスで3着と好走したワイドエクセレントとともに上位が狙える。
◎ブルドッグボス
◯マキャヴィティ
▲ダノンレジェンド
△フォーエバーモア
△ラブバレット
△ワイドエクセレント
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