NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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グランダム・ジャパンが始まったのは2010年で、当初はさすがにこの時期の2歳戦とあって、2012年までの3年間はこのレースに参戦する遠征馬は西日本地区に限られていた。ところが北海道からも遠征するようになった2013年以降、昨年までの6回では、北海道所属馬が3勝、3着内馬18頭中10頭が北海道所属馬と、さすがに仕上がりの早さと力の違いを見せている。一昨年などは3着まで独占という結果だった。
今年も北海道から3頭が遠征。そして例年と違うのが、過去に出走わずか1頭(2017年アクアレジーナ・6着)だった南関東から2頭が遠征してきたこと。
船橋のスティローザは、前走浦和の1400メートル戦が大差の圧勝。そのレースで1番人気に支持されながら2着だったレイワデジタルが、続いて出走した船橋の平和賞トライアルを勝っていることから、スティローザは相当な能力と見る。
北海道のキタカラキタムスメは初勝利まで4戦を要したが、その後は3着以内を外すことがなく、前走1200メートルのウィナーズチャレンジでも2着と好走。確実に力をつけてきた。
もう1頭、北海道のスパイスワールドは、門別の1200メートルに限れば3戦2勝でオープンも制した。2頭ともここで能力上位は確かだが、コース形態がまったく異なるためやってみなければわからない面はある。
ポピュラーソングも船橋からの遠征。南関東デビューで早くも8戦というのはめずらしい。ここまですべて3着以内で、前走は盛岡に遠征して芝のジュニアグランプリで逃げて3着に好走。経験ということでは、北海道勢にも劣らない。
さらに北海道のテーオーブルベリーは、フレッシュチャレンジを勝ったのみだが、重賞のフルールカップでそれほど差のない4着。ここまで北海道、船橋の5頭は甲乙つけがたく、園田コースをうまくこなせた馬が上位を争うことになりそう。
地元勢では、デビューから2連勝でまだ底を見せていないエムティミーナが上位に食い込めるかどうか。
◎8スティローザ
○7キタカラキタムスメ
▲11スパイスワールド
△6ポピュラーソング
△12テーオーブルベリー
△5エムティミーナ
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マナホクレレとイッキカセイは、1200メートルのオープンで1、2着を分け合った。ともに重馬場とはいえ、2頭とも1分13秒台という好タイムをマークしており、高いレベルで安定して能力を発揮している。その後マナホクレレは芝のすずらん賞で先行集団にとりついて4コーナーまで2番手、さすがに直線では一杯になったものの、勝ち馬から0秒9差とそれほど負けていない。スピード競馬を経験しての上積みにも期待してマナホクレレを◎とした。
モリノブレイクは、前走内回りの1600メートル戦こそやや離されての2着だったが、1200メートルで3勝2着1回。先行して最後まで粘りがきくのが強み。
8月のフレッシュチャレンジで強い勝ち方を見せたクモキリ、8月27日のウィナーズチャレンジで巻き返したノーザンヴィグラス、栄冠賞2着だったヘイセイメジャーらも上位争いが期待できそう。
◎2マナホクレレ
○6イッキカセイ
▲3モリノブレイク
△8クモキリ
△7ノーザンヴィグラス
△9ヘイセイメジャー
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若い5歳の新興勢力が活躍している岩見沢記念。過去10年でも2013年ニュータカラコマ、2014年ホクショウユウキ、そして昨年のマルミゴウカイと5歳馬が3頭勝っている。いずれも古馬重賞はここが初制覇。ニュータカラコマこそ古馬重賞でそれまでに入着経験がなかったが、ホクショウユウキはばんえい十勝オッズパーク杯で3着があり、マルミゴウカイはばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着という好走実績があった。
というわけで5歳のメジロゴーリキに期待してみる。今シーズンはまだ勝ち星がないが、とはいえすべて4着以内。昨シーズン、すでにチャンピオンカップを制しており、今シーズンの古馬重賞では3、4、3、2着。別定重量で加増なしの820キロも有利で、今後古馬重賞戦線で中心的な存在として活躍が期待できそう。
昨シーズン終盤はやや崩れたコウシュハウンカイだが、今シーズンになってこの馬らしい安定感が戻ってきた。目下3連勝という好調がどこまで続くか。
暑い夏はやはり不振だったオレノココロだが、ようやく涼しくなり、ここからばんえい記念に向けて調子を上げていくことになるのだろう。となりに先行タイプのコウシュハウンカイがいて、障害を越えるタイミング次第。
高重量戦でしぶとい走りを見せるシンザンボーイは、ばんえいグランプリ3着のあとも引き続き好調。
メジロゴーリキ以外の5歳馬も古馬重賞タイトルに手が届きそうなところにいる。ゴールデンフウジンはばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞で4着。ミノルシャープは10キロ加増が厳しそうだが、旭川記念2着、ばんえいグランプリ4着があった。
◎9メジロゴーリキ
○2コウシュハウンカイ
▲1オレノココロ
△7シンザンボーイ
△4ゴールデンフウジン
△3ミノルシャープ
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せきれい賞の上位組か、桂樹杯上位組か。距離面では前哨戦の桂樹杯組が有利だが、せきれい賞1、2着のダイワリベラル、サラトガスピリットは、ともに中央芝のオープン実績。対して桂樹杯1、2着のサレンティーナ、コスモリョウゲツは中央1勝クラス。実際にサレンティーナはせきれい賞で5着に敗れており、やはりせきれい賞上位組を中心にとるべきだろう。
そのせきれい賞は、ダイワリベラルが2番手から早め先頭で押し切り、かなり離れた位置を追走していたサラトガスピリットはとらえきれずの2着という結果。サラトガスピリットは、中央時代には好位につけて結果を出しており、長距離が主戦場だったとはいえ、コーナーを4つ回るコースならそれほどペースが速くなるとも思えず、それなりの位置で流れに乗ることも可能だろう。門別では勝ち切れないレースが続いているが、バルダッサーレ、ヒガシウィルウィン、アルティマウェポンら重賞実績馬と差のないレースをしており、単純に能力面でもこのメンバーなら上位。2度めの盛岡芝で好勝負を期待したい。
そしてせきれい賞で3着だったのが大井のワールドレーヴ。こちらは中央芝の準オープンで好走実績があり、南関東のA2以下特別では勝負にならないものの、あらためて芝の走りに期待だ。
桂樹杯組のサレンティーナ、コスモリョウゲツは△まで。昨年まで盛岡の芝で抜群の成績を残してきたサンエイゴールドは、昨年12月の北上川大賞典以来の実戦ということでは様子見が妥当だろうか。
◎6サラトガスピリット
○8ダイワリベラル
▲3ワールドレーヴ
△2サレンティーナ
△14コスモリョウゲツ
△12サンエイゴールド
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ケイマが圧倒的な強さで4連勝。前走建依別賞も他馬を寄せ付けないスピードで逃げ切った。ただ今回、1900メートルという距離は中央時代も含めて初めて。スピードで一気に押し切るこの馬に、その距離がどうだろう。
ならば、中央時代に中距離を中心に戦っていたファドーグ、ウォーターマーズに期待する。
ケイマは中央の準オープンでは9着が最高という成績だったが、ファドーグは掲示板内がたびたびあった。距離適性的に中央で挙げた4勝はすべて1800メートル。その実績であれば中央500万条件との対戦だった、よさこい盃の圧勝も当然。続くミッキーロケット賞も圧巻のマクリを決めた。後方からのマクリが得意な倉兼育康騎手ということでも楽しみ。
建依別賞3着だったウォーターマーズも、前走では中団から早めに位置取りを上げ、4コーナー手前で先頭に立って後続を寄せ付けずという強い競馬。ファドーグと同じような脚質なだけに、ハイペースで後半の脚が生かせる展開ならチャンスはある。
ケイマの建依別賞は、不良馬場とはいえ1分26秒6はレースレコード。交流の黒船賞でも21回の歴史で1分26秒台は4回しかない。台風接近で不良馬場はほぼ確実。距離をこなせれば圧勝もある。
1900メートルの二十四万石賞で2着だったキャプテンオリオンは、休み明け2戦目での上積みに期待。
イッツガナハプンは昨年のこのレース以来勝ち星から遠ざかっているが、二十四万石賞、福永洋一記念はともに3着でそれほど負けていない。この馬も後半の脚が生かせれば上位入着も。
◎7ファドーグ
○10ウォーターマーズ
▲6ケイマ
△4キャプテンオリオン
△5イッツガナハプン
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