
24日メインは地方競馬全国交流「第26回OROカップ」(オープン 盛岡芝1700m)。昨年は芝走路の悪化、さらに視界不良により取り止めしたが、今年は予定どおり実施。南関東から3頭、岩手10頭の計13頭で覇を競う。
シャイニーロックはデビュー当初、中央ダートをメインに使われて2勝。その後、芝へ路線変更して3勝。2023年、GII・読売マイラーズでシュネルマイスターの0秒1差4着。その後、大井、門別、名古屋と転籍したが、未勝利に終わり今年3月、岩手入り。最下級C2編入にも恵まれて2戦目の850m4着以外はオール1着。前走は芝重賞・いしがきマイラーズへ挑戦。1分36秒8の破格タイムで完勝した。鞍上に再び渡邊竜也騎手を指名し、芝重賞2連勝に王手をかけた。
ヴィゴーレは中央芝1800m2勝、ダート1800m1勝。2023年1月、南関東へ移籍。芝2400m交流・せきれい賞へ参戦し、快勝した。昨年連覇を狙ったが、走路悪化のため芝からダート2000mへ変更。ライアンの3着に敗れ、OROカップで雪辱を期したが、今度は競走取り止め。その後は順調さを欠いて7月30日、旭岳賞(門別)で復帰予定だったが、今度は地震による津波の影響で再び取り止め。前走・宮前オープンを叩いて臨む。
ゴールドギアは中央芝5勝から一昨年5月に転入。あすなろ賞2着から芝準重賞・かきつばた賞を優勝。せきれい賞へ1番人気で臨んだが、ヴィゴーレに屈して2着。続くOROカップ3着。昨年も芝をにらんでレースを使ったが、走路悪化のため取り止め。それでもみちのく大賞典3着、あすなろ賞2着などで好走し、桐花賞8着後、名古屋へ移籍して再転入前を快勝。好ムードで帰郷し、せきれい賞を快勝。ベストは芝2400mだが、芝1700mもひとまず守備範囲。
ギャレットは2歳時に芝・若鮎賞を制し、昨年はいしがきマイラーズを優勝。それらを含めて盛岡芝4勝2着2回3着2回。今季は5戦連続で着外と精彩を欠いていたが、前走・せきれい賞2着。ようやく復活の兆し。ベストは盛岡芝1600mだが、1700mも守備範囲と見ていいだろう。
マンダリンヒーローは南関東でデビュー4連勝を飾り、ハイセイコー記念を優勝。続く雲取賞2着からサンタアニタダービーでハナ差2着に惜敗し、ケンタッキーダービー12着。帰国後は勝ち運から見放されて2着の連続。昨年はせきれい賞へ参戦したが、芝からダート2000mに変更。またしても2着に敗れた、今季は3戦とも着外に沈み、芝で心機一転を図る。
リュウノアンは中央2戦0勝から岩手入り。芝準重賞・はまなす賞を含め6勝をマークして南関東へ転籍。長らく1勝のみにとどまっていたが、近3走の浦和2000mで2勝3着1回。上昇ムードで参戦する。
◎③シャイニーロック
〇⑦ヴィゴーレ
▲⑥ゴールドギア
△⑧ギャレット
△⑨マンダリンヒーロー
△②リュウノアン
<お奨めの1頭>
1R テンライ
前走は2ヵ月半ぶりの実戦を問題にせず0秒6差で完勝。ひと叩きされて2連勝へまい進する