この稿は12月26日の予想になります。ここで改めてですが、今シーズンの岩手競馬は12月31日がレギュラーシーズンの最終日(毎年回りくどく書くのですが、3月の特別開催も区切り上は"2023年度"に入るので、ホント回りくどいですけども、"2023シーズンの最終日"とは言えない)。1月には開催がありません。意外に気がついていない方がいるようなので改めて書いておきます。
ということで、残すところはこの26日と、30日・31日の3日間となりました。暖冬と言われた割にはしっかり雪が降ったりしている最近ではありますが、気温は実際、例年の今頃に比べると高めですよね。競馬場にいても例年ほど"寒い"と感じません。
そしてこのあとの年末年始は"10年に一度クラスの高温"だとか。盛岡市とか奥州市とかは最高気温がもの凄く高いという形ではなくて下の気温、最低気温がそれほど下がらない・・・という数日間になりそうです。雪ではなく雨の大晦日~元日になりそうでもあって、あまり変な天気にならないでほしいなと思うばかりです。
もう一度書きますがレギュラーシーズンの岩手競馬は26日と30日・31日の残り3日間。1月は開催がありません。お間違えなきよう。
そのかわり、30日には2歳の重賞『金杯』、31日は古馬のグランプリ『桐花賞』が行われます。最後の2日間まで岩手競馬でお楽しみください。
予想に行きましょう。12月26日のメインレースは11Rの『アンドロメダ賞』、B2級三組のダート1600m戦。本命は(7)ヤマショウデリーヌを狙います。
1番人気に推されながらも3着に留まった前走でしたが、結果的には向こう正面で1・2・3番手にいた3頭がその順番でゴールした形。スローに持ち込んだ勝ち馬にしてやられたという言い方でいいでしょう。
勝った二走前のように先行・好位から決め手を活かす形が勝ちパターン、自身のキャリアでは水沢ではまだ未勝利ですが、それは水沢のマイルでも十分通用するはず。馬場状態的にいわゆる"前が止まらない"傾向になる可能性は小さくありませんが、前走もそれでも3着に食い下がっていることを思えば大きな不利にもならないでしょう。ここは前走の雪辱を狙う、狙える一戦になると見ます。
(4)クロマツミッチーが対抗。前走は◎と同じレースでこちらは2着。この馬も勝った馬にしてやられた方になります。以前はマイルは少し長い、水沢のマイルは余計に苦手という印象でしたがキャリアを積んだおかげなのか今はいずれも問題無さそう。この馬にしても前走の借りを返したい一戦でしょう。
3番手は(5)ホウオウサマンサを。出走取消明けになりますが、以前も同様のパターンで初戦を快勝しています。今回も大きな影響はないと見て良さそう。実質的にB2復帰初戦になるものの時計比較ではむしろ優位ともいえ、馬体重等念のために注意は必要でしょうが、出走取消明けという事で人気が下がるようなら狙い目・・・でしょう。
(9)リュウセイグンのこの二戦は展開も向かなかった印象。前掛かりの流れにでもなってくれれば大きく浮上のチャンス。(3)タイムトゥゴーは今季序盤からB2級で勝ち負けしているように地力はある馬。人気で負けたり人気薄で好走したりの振れ幅が大きいタイプだけに直近の敗戦で軽視してしまうのは避けたいですね。(横川典視)
●11Rの買い目
馬単(7)=(4)、(7)=(5)、(7)→(9)、(4)=(5)、(7)→(3)
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