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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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2018年度岩手競馬がスタート。初日メイン・あやめ賞はスターギアがヒロインを演じる

新年度4月1日(日)が2018年度の岩手競馬開幕日。いきなり日曜日から火曜日(3日)の変則開催となる。

本当は3月31日(土)からスタートしたかったと思うが、岩手競馬は4月1日~3月31日が年度の区切り。年度をまたぐ訳にはいかなかった。

 それに伴い、毎年度開幕日を飾った3歳・スプリングカップは2週間後の4月15日(日)に実施され、開幕初日メインは3歳牝馬重賞「第43回あやめ賞」(水沢1400m)。

背景は4月22日、"グランダム・ジャパン2018"3歳シーズン「第18回留守杯日高賞」(水沢1600m)が控えているから。全国交流は他地区との兼ね合いがあり、この日は不動。

必然的にトライアル・あやめ賞は3週前には実施しなければハードローテーション確実。とりわけ調子の波が激しい3歳牝馬は間隔を開けなければ過酷となる。

以上の理由だけではない。あやめ賞の1着賞金が150万円から250万円へアップ。本番・留守杯日高賞も250万円から300万円へ増額し、いかに牝馬シリーズを重要視しているのがうかがいしれる。

スターギアを本命視するのが妥当だろう。昨シーズン2歳交流は北海道勢が席巻。ほかの重賞もほぼ北海道から移籍した組が優勝した。

スターギアも北海道2勝2着2回から転入。岩手初戦、3戦目の2歳A級戦を圧勝し、寒菊賞、金杯2着。2戦を制したチャイヤプーンは2歳最優秀馬に選ばれ、スターギアのレベルも推して知るべし。当然だが、チャイヤプーンも北海道から移籍した。

あくまでもあやめ賞は留守杯日高賞へ向けた叩き台だが、以上の実績を考えれば余裕で勝てるはず。好発進を決める。

一つ気になるデータがある。あやめ賞の過去5年、1番人気<2.1.2.0>と複勝率は100%だが、意外に取りこぼしも多い。この時期は発情期と重なるのが理由だが、他の陣営にも逆転の可能性がある。

バレンティーノは門別1000mの2歳新馬戦1勝のみだが、笠松移籍後もラブミーチャン記念2着、ライデンリーダー記念、ジュニアクラウン3着。

中央へも積極的に挑戦して中京500万下7着(0秒6差)、前走も阪神で0秒5差9着と健闘した。

400キロ前後の小柄な牝馬で阪神を3月17日に使い、その直後に水沢へ移動。体重減が若干不安だが、実力的には間に合うはず。鞍上に主戦だった佐藤友則騎手を指名し、意欲満々。

キャクタスはデビュー2戦目の中山芝1200m2着から3戦目、同じ舞台に1着。その後は500万下で頭打ちとなり、岩手へ新天地を求めてきた。

特別開催は未経験のダート対応を試す一戦だったが、直線伸びてニッポンダエモン、リュウノムーンに次いで3着確保。この2頭は牡馬クラシックをにぎわす有力馬。いろいろな意味で収穫が多かった。

マイルから1400m短縮は望むところだし、コースにも慣れたのは確実。ただ、前走は砂を被らなくてよかった8頭立て8枠だったが、今度は真ん中の5番枠。ポジション取りが最大のカギとなりそう。

ピーベリーは芝1000mを舞台にデビュー2連勝。2ヵ月ほど休養してプリンセスカップへ臨んだが、逃げて失速12着。初ダート、休み明けがこたえた。続いてJRAにも挑戦し、16頭立て16着、タイム差は1秒5。ダート克服が課題だが、好枠を引き当てた。マイペースなら。

リュウノフラットはデビュー2戦は大敗だったが、以降は安定。最終2戦を勝ったスターカネサダ、エルノヴィオは実力馬。それを考えると軽視できない。

ベストロードは芝・若鮎賞を制したように本質的には芝馬だが、軽い馬場ならダートもこなせる。

◎⑩スターギア
〇⑦バレンティーノ
▲⑤キャクタス
△③ピーベリー
△②リュウノフラット
△⑧ベストロード


<お奨めの1頭>
3R リガードリング

前走2着確保したのに加え、このメンバーでは走破タイムが出色。順当に勝利をモノにする


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2018/03/31
レース展望
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桃花特別/適距離コウギョウダニエルの進撃に期待

★春競馬開幕、そして4月1日から2018年シーズンがスタート
 3月21日から始まった春の岩手競馬。今日26日までが2017年シーズンという事になり、4月に入って1日の日曜日からいよいよ2018年シーズンがスタートします。
 カレンダーの配置の都合により最初が日曜スタートの変則日・月・火開催、続いて通常通りの土・日・月開催という形になりますのでお間違えなく。
 開幕日の4月1日には3歳牝馬の重賞・あやめ賞が、また4月8日には古馬重賞・赤松杯が行われます。特に赤松杯には有力馬が多数登場の見込みで、今シーズンの勢力図を占う戦いにもなるでしょう。
 まもなく始まる2018岩手競馬をお楽しみに。



 さて、冬休み明けの今開催ですが、レースの傾向は全般的には"いつもの春の傾向"にあると思われます。
 初日の21日は良馬場で全体に時計がかかり気味。22日は雨になって高速化。2日開いて25日はまた徐々に時計が掛かるようになっていました。
 これまでも春先は乾いた馬場なら時計を要し雨が降れば一転して高速馬場でもかなり速い方に振れる・・・というのがパターンでした。今年も、昨年ほどではないにせよ基本的に同様の傾向に感じます。タイムこそ昨年同時期ほど遅くないですが上がりを要し、とりわけ最後の直線などはハロン14秒台後半まで落ちていわゆる"脚があがる"格好になる馬が目につきます。
 こうした傾向はある程度開催が進むまで、あるいは何日か雨が続いて水分が大幅に増えるまで変化がないのも例年のパターン・・・だということも覚えておくと馬券戦術に役立つと思います。

 3月26日のメインレースは第11R、A級一組・ダート1600mの桃花特別です。ユッコやミラクルフラワー、ダンストンリアンらの重賞勝ち馬が登場する一方、11頭中4頭が転入(再転入馬含む)馬となっています。そのあたりの力関係の比較が悩み所になりました。
 本命は(9)コウギョウダニエルを狙います。

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コウギョウダニエル(1月6日・ガーネット特別優勝時)


 昨年12月に転入してからの初戦は1300m戦で2着でしたが返す刀の次戦は1600mで完勝。相手関係が楽だったのはあったにせよ力量は見せていますし、距離もマイルくらいが手頃ではという手応えがありました。今回はその時に比べれば相手強化となるものの距離やコースを考えれば有利さがある印象です。脚質的にも計算しやすいのは強み。
 対抗は(3)ヒドゥンブレイドを。こちらも昨年12月に転入しあっさり連勝。重賞挑戦では跳ね返されたとはいえこの馬も現状のメドは立てている段階です。そしてこの馬からすればここは前走よりは戦いやすい相手関係とも言えるはず。連勝した時の走りの再現を期待。
 三番手は(10)ダンストンリアンを狙ってみましょう。昨冬の終盤は1800m・1900mといった長めの距離を走ってきていますが本来はマイル以下が合う馬。力関係もさほど見劣りはないはずです。すんなりと流れに乗れるようなら上位争い可能と見ます。

 以下はやはり実績馬から(6)ユッコ、(11)スパンコール。どちらも初戦よりは一叩きされてからがいいでしょうが、条件的には手頃なはずだけに地力を発揮してくる可能性に注意。

●11Rの買い目
馬単(9)=(3)、(9)=(10)、(3)=(10)、(9)→(6)、(9)→(11)

岩手競馬の全レース予想を公開中!「岩手競馬・勝ちそーチャンネル」へ

★オッズパークLOTO 5重勝/3月26日(対象8R~12R)

8R/評価A: 2番    評価B: 7番    穴:4番
9R/評価A: 2番    評価B: 7番、 1番 穴:4番
10R/評価A: 4番    評価B: 1番    穴:2番、7番
11R/評価A: 9番    評価B: 3番    穴:10番、11番
12R/評価A: 6番    評価B: 7番    穴:1番、3番






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2018/03/26
レース展望
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25日メインはオープン・スプリント特別。年度代表馬ラブバレットが早くも始動

 2年連続年度代表馬ラブバレットが25日、12Rの「スプリント特別」(水沢1400m)が早くも動く。

3月上旬、菅原勲きゅう舎へお邪魔して洗い場でラブバレットと再会したが、気ヅヤの良さにびっくり。馬体の張りも素晴らしかった。

昨年、根岸ステークスへ挑戦したとき激しいレースだった反動が大きく、始動がかきつばた記念までずれ込んだが、今年はまったく影響なし。むしろ今年こそ大仕事をやってくれそうな予感を抱かせてくれる状態だった。

春の最大目標は4月18日(水)、「東京スプリント」(JpnIII 大井1200m)。悲願のダートグレード制覇を目指す。

菅原勲調教師「根岸ステークスへ連続挑戦しましたが、前半3ハロン33秒9の超ハイペース。サイタスリーレッドの2番手につけましたが、さすがに直線で一杯。それでも見せ場は作ってくれました。確かにペースも速かったけど1400mが長い印象。坂もこたえましたね。大井は直線長いのが若干不安ですが、平坦なので我慢できるのでは―と思っています」

今回、ほかの7頭が定量に対し、ラブバレットは2キロ増の58キロだが、絶対能力の違いでカバー。まずは好発進を決め、目標にまい進してほしい。

単不動、焦点は相手捜しに絞られ、筆頭はスナッチアキス。中央ダート1200mで2勝2着1回。ほかにダート1300m2着1回から転入。今回は8月以来の実戦を考慮して能力検査を叩いて臨む。

クラスが1000万下なら岩手オープン通用。時計のかかる水沢が対応できるか―がカギだが、適性はお墨付き。

レイズアスマイルは昨年7勝2着4回。短距離をメインに1600mまで好走を続けた。折り合いが課題だが、水沢でも結果を出して成長も明らかだった。今季はA級馬が相手になるが、1400mまでなら持ち時計から通用十分。

ダンストンレガーメは北海道代表で2歳交流・知床賞を制し、そのまま岩手へトレード。昨年はあやめ賞、留守杯日高賞と3歳牝馬重賞2勝をマークした。

以降は勝ち星から遠ざかったが、条件も合わなかった。マイル以下が活躍の舞台と見れば1400m短縮は歓迎。ここをきっかけに反撃に転じる。

メイショウサギリは中央未勝利から転入後、7連勝を含んで通算9勝。走るたびに力をつけてきた。メンバーは一気に強化されたが、ここで上位確保できれば今後のメドが立つはず。

◎⑤ラブバレット
〇④スナッチアキス
▲⑦レイズアスマイル
△①ダンストンレガーメ
△⑧メイショウサギリ


<お奨めの1頭>
4R ゼンザイ

昨年未勝利に終わったが、C2最下級へ降格なら能力上位は明白。一昨年8月以来、久々の美酒を味わう




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2018/03/24
レース展望
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22日メインはB1一組・水沢1800m戦。絶好枠グエンザップに勝機到来

 毎年のことだが、冬休み明けは仕事が進まず、気持ちばかりが先走って空回りする。

体が鈍(なま)ってしまっているのが主たる理由だが、それ以上に予想の基準がないのが大きい。一度でもレースを使ったら一つの尺度ができる。どんな仕上がりでシーズン入りしたか。クラスの大幅変動がどう影響したか。様々なファクターをインプットできるが、まったく手探り状態。

主役である競走馬、騎手も同様のはず。開催前の1ヵ月ほど前から馬場が開放され、調教が始まるが、実戦とは別物。

水沢開催だから盛岡所属馬は輸送もある。久々の移動で入れ込むケース多々。想定以上の体重減があったり、輸送を考慮して調整したら思った以上に重かったこともある。

これらは当日になってみないと本当に分からない。休み明けは不確定要素がいっぱいある。

昨日のテシオブログで記したように、格付け変動した最初は格重視。降格した馬に強い印を付すが、吉と出たり凶と出たり。

一つの対策はパドックをしっかり見ること。体重の増減は特に重要だ。それに久々の実戦で気負っている競走馬も少なくない。

以上のことを肝に銘じてレースを迎えるつもりだ。

 22日メインは「花巻ひえカレープロジェクト賞」(B1一組 水沢1800m)。各馬が一長一短のメンバー構成で波乱含みの一戦と見ている。

主軸はグエンザップ。まずはB1での安定度を評価した。昨年10月に岩手へ戻って1勝2着4回。スタートで出遅れするのが目についたが、しっかり連対を確保した。

今回、1枠を引き当てたのも強運。水沢1800mは内枠有利が定説でマイポジションを楽に採れる。これが1600mだと出遅れた場合、包まれる危険もあるが、ゆったりと流れる1800mなら挽回にも苦にしない。メンバーも手頃。すっきり勝ちたいところだろう。

サチノリーダースは芝馬のイメージだったが、ダートでも水沢1400m1勝、1900m3着。距離をこなせたのは正直、意外だった。

ただ、冬の水沢競馬は融雪剤が撒かれ、降雪で軽い馬場だったのも事実。雨が降れば問題ないだろうが、パワーの要る馬場だったら割引きが必要かもしれない。当日の馬場を注意してほしい。

ニーマルキングはできれば内枠を引きたかったが、よりによって大外。逃げないとモロく、この枠は厳しい条件となるが、多少ハイペースでも逃げに持ち込めば粘りを発揮。最終戦でグエンザップの追撃をギリギリ封じたのが印象的だった。

いかにスタートを決めて自分の競馬ができるか。アッサリ勝つか、大敗かの両極端の可能性がある。

コウギョウスターは中央ダート2着2回から転入。初戦の盛岡ダ1600mを快勝し、2着1回から大井へ移籍。13着に終わり、再び岩手入りし、最終戦を0秒1差3着にまとめた。

今季はB2からB1へ昇級。メンバーは骨っぽくなったが、馬格に恵まれた4歳馬。成長力で突破するか、試金石の一戦となる。

アテストは中央500万下から転入して5勝2着4回。最後のひと踏ん張りが欲しいが、安定度一目。カギは1800m延長。守備範囲はマイルまでの印象だが、流れ次第で克服できる。

タイセイオーシャンはひと叩きしてから―と思うが、レース巧者。押さえは必要か。

◎①グエンザップ
〇③サチノリーダース
▲⑩ニーマルキング
△⑥コウギョウスター
△⑤アテスト
△⑧タイセイオーシャン


<お奨めの1頭>
4R コウギョウハンサム

B1でも勝ち負けの実力馬。C2へ一気降格は恵まれた。距離1300mは望むところ。逃げ切り濃厚だろう




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2018/03/22
レース展望
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岩手競馬いよいよ再開。21日メイン・春の錦賞はリュウノムーンが主役だ

 約2ヵ月半の冬眠から目覚め、いよいよ岩手競馬が始動する。まずは特別開催4日間(21日、22日、25日、26日)を皮切りに、4月1日から2018シーズンがスタートする。

出走メンバーの成績を見ると、大きくクラスが替わっているのが分かると思う。岩手競馬の格付けは1月のレギュラーシーズンで一旦区切り。新たな格付けは今回の特別開催から始まる。

具体的に言うと3月20日からさかのぼること前20走の獲得賞金によってクラスが決まり、JRAからの転入馬は70%、南関東は50%の賞金が控除される。

ただし岩手在厩馬は前15走の獲得賞金。例えば16走前に1000万円の賞金を持っていた場合、新シーズンでは丸々なくなり、極端な時にはオープンから最下級へ下がるケースもある。

21日第1Rではスパツィオ、レーヌドコロール、フクノカシオペアがB2から最下級C2二十二組に降格。

また5R、笠松A級から転入プリンストロイアは前20走の獲得賞金でC2十八組に編入した。しかも2月21日まで実戦を使われており、2ヵ月半ぶりの馬に比べて断然有利。間違いなく圧倒的1番人気に支持されるだろう。

よってこの季節は格を重視するのが得策だが、もう一つのカギは仕上がり状態。体重変動も激しいことも考えられるのでパドックはしっかりチェックしてほしい。

21日メイン(11R)は3歳A級「春の錦賞」。水沢1600mを舞台に行われ、4月1日の3歳牝馬重賞・あやめ賞、4月15日の重賞・スプリングカップに直結するレース。

なお3歳馬は2歳時の賞金によってクラスが決まり、上記の古馬部門とは別。またブレシアイルが58キロを背負うのは持ち賞金の関係。牡馬56キロ、牝馬54キロの基本重量より2キロ多いのはそれが理由となる。

主軸には波乱の要素を考えつつ、リュウノムーンを推す。昨年はデビュー戦の1勝のみにとどまったが、交流・南部駒賞4着、金杯3着。仕掛けどころが難しい面を抱えているが、能力の高さは証明済み。

何よりも順調に乗り込まれているのが強みだし、金杯1、2着チャイヤプーン、スターギアが不在。ここをスッキリ勝ち、スプリングカップへ弾みをつけたいところ。

逆転筆頭はブレシアイル。父メイショウボーラーから受け継いだスピードを前面に4勝。ビギナーズカップで見事な逃げ切りを決めた。

終盤は凡走を繰り返したが、北海道からの移籍組に持ち味を出せなかった印象。気のいいタイプで久々も苦にしないはず。トップハンデでも一気逃げ切りまで。

ニッポンダエモンは北海道4戦1勝から転入。初戦の若駒賞をスケール大きく快勝。ベンテンコゾウの全弟という素質を垣間見せた。その後は脚部不安のためにリタイア。5ヵ月ぶりの実戦が気になるが、絶対能力でカバーするか。

キャクタスは中山芝1200mで1勝2着1回。このメンバーでは断然の実績だが、ダート未経験。しかも力の要る水沢がネックだが、克服なら今後の台風の目になることは確実。

プリヴィレッジは芝交流・ジュニアグランプリで2着惜敗。軽い馬場を得意とし、当日の馬場状態次第。

◎①リュウノムーン
〇④ブレシアイル
▲⑦ニッポンダエモン
△⑧キャクタス
△⑥プリヴィレッジ


<お奨めの1頭>
3R シンキーノ

昨年はC1へ在籍。C2二十組に降格なら狙わない手はない


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2018/03/20
レース展望
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