21日(日)メイン9レース(発走16時5分)は「みちゃおきいちゃおIBC賞」(B1 水沢1800m)。
"みちゃおきいちゃおIBC"とは地元民放局(TBS系)IBC岩手放送のキャッチコピー。創立は1953年。岩手では一番の歴史が古くテレビ、ラジオの両輪で県民、市民に親しまれている。
B1馬が相手ならコアレスレーサーで断然。焦点はどんなレースで勝つのか、その一点に尽きる。
中央1勝500万下から昨年8月に転入だが、2歳時には朝日杯FSにも駒を進め、ブービーながら0・9秒差。その実績はダテではなく、C1スタートから圧勝の連続で6連勝。2着につけた合計タイム差が4・7秒。すべてワンサイドで決め、しかもゴール前は持ったまま。
この内容から大晦日のファン投票・桐花賞でも報道推薦で出走。当時、B2から格下挑戦ながら、スケールの大きさを買われて3番人気に支持された。
しかし、いきなり一線級ではさすがにきつかったようで0・8秒差6着に敗れたが、レース中に落鉄のアクシデントもあり、これは仕方なしの結果だった。
今回は自己の条件に戻って実力の違いは誰の目にも明らか。530キロを超す大型馬でまだ仕上がり途上だが、底力で難なくクリアー。いずれ目標はもっと上。まずは順当に白星を飾って、再度オープン戦線に殴り込みをかけてくれるに違いない。
相手はグラスバラード、テンショウタイヨウの2頭。グラスバラードは中央3戦0勝から一昨年に転入。時に取りこぼしもありながら通算9勝。左回り(盛岡)では気性難を出すため実戦わずか1度のみだが、水沢は<9.2.2.1>と驚異の連対率。しかも目下3連勝中と勢いに乗っているのも心強い。不安は初の1800mだけ。
テンショウタイヨウは相手なりにかける堅実さを身上。その反面、詰めの甘さに課題を残し、なかなか勝ち切れないのがネックだったが、休み明け前のA・B1戦を勝ってスッキリした。
今回のカギはコアレスレーサーがどこから動くか。グラスバラードを可愛がれば残り目が有力だし、逆に早めにまくればテンショウタイヨウが浮上するが、冬休み明けでもあり、コアレスレーサーが無理をしないと判断。ペース落ち着くと見てグラスバラードを上位に採った。
あとは昨年8勝を荒稼ぎしたモエレアンドロメダ、決め手一目ワラッテオクレヨ、5ヶ月半ぶりでも実力A級ビッグファルコンが押さえ候補。
◎(6)コアレスレーサー
○(3)グラスバラード
▲(2)テンショウタイヨウ
△(8)モエレアンドロメダ
△(7)ワラッテオクレヨ
△(9)ビッグファルコン
3連単は6を1着固定に3、2の折り返し本線。あとは8、7を3着押さえ少々
馬複は 3-6、2-6、6-8、6-7
<お奨めの1頭>
6レース ダイワフォーチュン
岩手在籍時にオープン特別を2勝。11歳馬でもC2では実力が違いすぎる