高校野球、盛り上がっていますね。
この原稿を書いている4月1日、岩手県勢として25年ぶりの準決勝戦に臨んだ花巻東高校は、宮城県代表の利府高校を逆転で下し、春夏を通じて初となる決勝戦に駒を進めました。因みに東北勢同士の準決勝も大会史上初だとか。
この大躍進の原動力は、もちろんピッチャーの菊池雄星君。高校時代の松坂大輔選手よりも速いという球速を武器に三振の山を築きながら、攻撃でも適時打を放つ大活躍。まさに今大会の主役と言っても良いほどの存在となりました。プロ野球各球団が注目するばかりでなく、マリナーズのスカウトマンも来ているというウワサです。
何より嬉しいのは、花巻東のナインが全員岩手県内出身だということ。高校野球というと有名校による有力選手の奪い合いが問題となっており、陰では「人買い」とまで言われていますよね。しかし花巻東は私立校ながら強引な選手集めは行っていないらしく、「岩手の選手だけで日本一になる」を合い言葉にここまで勝ち抜いてきました。以前、盛岡商業が高校サッカーで日本一になった際に、私はこのブログで岩手はスポーツが弱いというネタを書いたのですが、最近はずいぶん変わってきたみたいですね。
これがアップされる明日には決勝戦の結果が出ます。果たして岩手の子らによる全国制覇は成されるのか?楽しみでなりません。
高校球児達が元気に活躍している頃、私は少し体調を崩していました。ある日突然悪寒に襲われ、38度台の熱発、せき、喉の痛み。幸い熱は3日ほどで下がりましたが、その後も咳と喉の痛みは一週間以上続き、気管炎の疑いもあったので、今日、今更ながら病院へ行くことにしました。
結果は・・・「大したことないから、お薬出しておきますね」ということでホッ。。。。
さてその薬の中に、初めて見る「呼吸を楽にする薬」というのがありました。そのパッケージに書かれている薬品名は、『気管支拡張剤』。お?それって以前の凱旋門賞で話題になったあの薬品ですか?
薬局で「スポーツの時に使うと能力が上がったりしますか?」と聞いてみましたが、薬剤師さんは「さぁ〜?ちょっとわかりません」との返事。試しにこれでジョギングでもしてみようかな?
(文/写真・佐藤到)