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松尾康司 1958年青森県出身。「テシオ」編集長 。思い出の馬は伝説の名馬トウケイニセイ。横川典視 1969年高知県出身。『いわて競馬マガジン テシオ』編集記者として活動中。東北の馬産地との繋がりも深い。

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さんさ太鼓がギネス記録達成!
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 公式ホームページや地元テレビのローカルニュースでは既に報道されていますが、6月10日日曜日のレース終了後、オーロパークの馬場を使って「さんさ太鼓パレードギネスに挑戦」というイベントが行われました。私は以前に勤務していた写真店の関係で、公式記録係のひとりとしてこのチャレンジを撮影することになっていました。
 “さんさ”というのは盛岡地方伝統の夏祭り。むかし、この辺りを荒らしまわっていた羅刹という鬼が退治されたのを喜んだ人々が踊りを踊ったのが起源といわれ、現在では8月のはじめに盛岡市役所前から大規模なパレードが行われています。普通、お祭りの太鼓というと伴奏の役割となりますが、さんさでは太鼓は重要な主役の一部。全ての踊り手の半数近くが太鼓を抱え打ち鳴らしながら踊りまくります。夏のさんさパレードは4日の期間中に交代で参加しますが、今回はそれに出場するさんさ太鼓が一度に集結。目標2000個で募集され、これをクリアすればこれまでの世界記録1951個を抜いて新記録になります。
 当日、オーロパーク上空には雷雲が発生し、時折激しい稲妻が走るのが見え最終レースの頃にはにわか雨も降り出しましたが、浴衣姿の踊り手はそれにもめげず次第に増えてきました。レース終了後、演舞者は出走馬よろしく装鞍所を通ってパドック入りし、ここで太鼓の確認と台帳への署名を行います。そしていよいよチャレンジの舞台となる練習走路へダートコースと芝コースを横切って入場。参加者の中には初めて競馬場に来たという方も多いとみえ、あちこちで「へぇ〜ここを馬が走るんだぁ〜」とか「芝と砂があるんだね」などという声が聞こえました。

 練習走路には、輓馬大会を開催するための障害がつくられていますが、今回はこの小山の上で“リード太鼓”が踊り、演舞者はこれを見ながら太鼓を叩くという手はずになっています。というのも、障害を中心に練習走路に広がった参加者は全長約200m、つまり1ハロンにわたり、そのまま耳で合わせようとすると音が伝わるコンマ3秒程の時間ぶん遅れが生じてしまうのです。ギネスの記録はけっこう厳密なもので、ちゃんと揃った演技が3分間続かないと記録として認められません。実際には参加者100名にひとりの監視員が付いて演技をチェックし、動きが合わない演舞者は人数から除外されるのです。そこで中央のリード太鼓の他に4ヶ所のやぐらが等間隔に組まれ、この上に立つ補助演奏者がリード太鼓に合わせ、その周辺の参加者がやぐらの補助演奏者にあわせるという手はずになっていました。
 いよいよ夕闇に包まれたオーロパークで、さんさ太鼓の演奏が始まりました。2度の練習のあと、本番として叩かれた演目「七夕くずし」はぴたりと揃い完璧な演技。念のためあと2回繰り返された演奏もすべて上手くいき、チャレンジは見事に成功しました。老若男女さまざまな団体や個人で参加した太鼓の叩き手の気持ちがひとつになった瞬間でした。集計を終え発表された人数は、計2596人!これによって従来の記録を620個上回る新記録が達成されました!!

 このとき私は、ギネス申請用の全景写真を撮るためスタンドの4階にいました。はじめは特別観覧席のベランダで撮ろうと思ったのですが、行ってみるとあまりに幅が広すぎて画角に入り切りません。どこか斜めから撮影できるポジションはないかと考えた末、結局、パドック側の建物外側にあるキャッツウォークに梯子を伝って出ることにしたのです。

right   ここです・・・

 自分は高所恐怖症ではないですが、ここはさすがに怖かったですね。なにしろ脚元がメッシュで下がまるみえ。それだけならまだしも、その金網が歩くとゆわんゆわんとたわむんですから… でもおかげで良い記録写真が撮れました。そのときの写真が↓これです。すごい人数ですよね。

 さて記録達成の後、参加者は家路につくわけですがこれがまたすごかったです。なにしろ2千6百人余が一斉に移動するのですから大変です。パドックが馬ではなく人で埋め尽くされる(馬で埋め尽くされることもあり得ませんが)というのを初めて見ました。それでもあとからあとから浴衣の人たちが走路から出てきます。ここで改めて2千6百人という数の凄さを実感しました。

 それから遅い時間のイベントとなったにもかかわらず、スタンドで記録達成の瞬間を見守った見物客の多かったことにも驚かされました。スタンドの座席はほぼ満員だったのではないでしょうか。ちょっとした交流重賞並の人数でした。このなかから少しでも、競馬場って面白そうだから今度は馬が走るのを見に来てみようかな、と思ってくれればいいですね。

(文/写真・佐藤 到)

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2007/06/14
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