
小椋華恋が自身2度目の優勝を目指す!
川口昼夜同時開催のナイトレースの方は、準決で池田がまさかの落車。昼間の方で優出できなかった佐藤励はしっかりと優出を決めた。
こうなると佐藤励にとって相手有利で当然の本命になりそうだが、エンジンの仕上がりを見ると一抹の不安がある。優勝するとなると、もう一つ上積みが必要になってくる。それが叶えば優勝もあるだろう。展開的に絶好なのは小椋。同ハンには石井大志も並んでいるが、スタートでは先行が濃厚。独走の展開を得意とする小椋にとって、いきなりの逃げに入れるのは大きな強み。ペースを落とさず走れれば後続を振り切れるだろう。石井大志は、その小椋をマーク追走。少しでも隙が生まれればインに突っ込んでいくかも。他では伸びが出てきた早津康がカマシを決めるようなら上位争いに加われる。山田真はスタートで前を少しでも叩いておきたいところ。
◎ 1 小椋華恋
○ 7 佐藤励
△ 2 石井大志
△ 5 早津康介
▲ 6 山田真弘
おすすめの買い目
1=7-256
穴なら10線勢をそっくり叩いた時の山田真
6-1257-1257
実績も捌きも断然の池田政和が追い込む!
今開催の目玉と思われていた佐藤励が準決でまさかの敗退。優勝争いは難解なものとなった。
0ハンから先行しそうなのは石井大輔か田辺。その両者では石井大輔が逃げに入った方がペースは上がりそう。10線は五十嵐が飛び出して行くか、もしくは大外の池田がカマシて行くか。仮に五十嵐が先行しても0ハン攻略にかかる間に、池田が同ハン勢を捌いていきそう。そのまま0ハン勢も突破して先頭に踊り立つとみた。
いきなりの逃げに入れそうな石井大輔は、序盤からペースを上げ、更に10線勢がやり合う展開になれば逃げ切りもある。田中賢は準決での動きが良かったようにエンジンの仕上がりは上々。スタートで2番手までに出て、前団をすんなりと交わしていければ池田に先着もある。大混戦になれば捌きがある谷津の登場。
◎ 8 池田政和
○ 2 石井大輔
△ 6 田中賢
△ 7 谷津圭治
▲ 5 五十嵐一夫
おすすめの買い目
8-26-2567
先攻めが決まれば田中賢
6-2578-2578
終わってみれば丹村飛竜!
小雨混じりの優勝戦は走路には影響なく、公式発表はブチ走路もほぼ良走路。丹村飛竜から小林瑞季への6ー5が1番人気。続いて上和田拓海への6-4が2番人気だった。10線最インから大木光が先行し、上和田が付ける。大木が初Vへ逃げる松尾彩を差しに行き流れたところで丹村飛が突っ込む。その流れに乗り小林瑞がマークして2連単は1番人気で決着。3着に松尾彩が頑張って残った。3連単は6-5-1で2120円とマズマズの配当。丹村飛は今年初優勝で通算29度目のV。このあとのプレミアムカップでいい結果を残せる優勝となるか。松尾彩は初Vお預けだが、今後の動向に期待したい。
花田一輝が鈴木圭一郎の猛追撃を振り切った!
花田は0ハンから先行すると序盤からペースを上げ、大きなアドバンテージを作れた。後ろでは鈴木一と人見が重なって走っているところを松尾啓が仕掛けようとしていたが、そのインを突いて鈴木圭が2番手を奪取。3周を残して一対一の態勢を築き、花田との差を詰めにかかる。少しずつ距離は縮まっていったが、最終的には序盤のリードを生かして花田が逃げ切った。
花田の上がりタイムは3・358。これは花田が地元の浜松で出した自己最高タイムを更新。スピード自体には一定の評価を得ていた花田だが、今回の優勝戦ではスタートもしっかりと決めてみせた。いきなりの独走は花田にとって絶好の展開。そのチャンスをきっちりとモノにした。これで自身5度目の優勝。まだまだ成長の余地が大いにある33期生。今後の飛躍に期待だ。
攻撃力はナンバー1・丹村飛竜の差し切り!
ハイスピードのバトルが展開されている今回のミッドナイト。上がりタイムも強烈な数値をマークしている。初日から連勝で優出を決めたのは丹村飛、小林瑞、上和田の3者。その中でも最も良いタイムを出しているのは丹村飛だ。優勝戦は10線に5車並んだ大外で、スタートで何車を置き去りにして出て行けるかがポイントになるが、エンジン状態は良いので、最後方からの競走になっても追っていけるだろう。
今節スタートが切れている上和田は10線から先行もありそうで、0ハン単騎の松尾彩を一発で交わせばハイペースの逃げに入れる。松尾彩は逆に序盤2周でリズムを掴み、10線勢が競り合うような展開になれば初優勝の目が出てくる。10線最内の大木はとにかくスタートがカギ。外枠勢に包まれずに出ていければ展開が向いてくる。小林瑞もスタート後に好位置を奪えるようなら優勝争いに加わってこれる。
◎ 6 丹村飛竜
○ 4 上和田拓海
△ 1 松尾彩
△ 2 大木光
▲ 5 小林瑞季
おすすめの買い目
6=4-125
松尾彩の大逃げあるか
1-2456-2456