
鈴木圭一郎の捌きを信頼したい!
0ハン3車で最もペース上がりそうなのは花田だが、スタート争いに一抹の不安を残す。後手を踏むと先頭に立つ前に10線勢がやって来る可能性がある。0ハン先行は鈴木一か人見か。人見は本来のハンデ位置より前に置かれているので、優勝のチャンスがなくもない。
ただし、ここでは鈴木圭を本命に推す。10線にはスタート巧者が並んでおり、大外からどこまで飛び出せるかは疑問だが、それでもエンジンの仕上がりは良く、縦横無尽に中団を捌いていく。10線からトップスタートを切りそうなのは伊藤信。準決では素晴らしいスタートを決めてみせた。その伊藤信を追っていた有吉もエンジン良さそう。スタートで外枠2車に行かれなければ勝負になるだろう。一発があれば花田か。その場合はスタートで踏ん張ることが条件になる。
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 3 人見剛志
△ 5 伊藤信夫
△ 6 有吉辰也
▲ 2 花田一輝
おすすめの買い目
8-35-2356
穴の狙いなら
2-3568-3568
篠原を牧瀬が差して通算V7!
走温9℃と絶好のコンディションで迎えたミッドナイト優勝戦。一番人気は格上の存在である篠原が他を圧倒していた。10mのスタートは松井が出て先頭へ立ったが、すでに篠原は射程圏。難なく松井を攻略し、態勢は決したかに思われた。ところが、2番試走の緑の勝負服(牧瀬嘉葵)が接近し、なんと篠原のインに入った。篠原は反撃する余力なく2着でゴール。まさに『裏目千両』で2連単は1130円。牧瀬は昨年12月24日以来の優勝で7つめのVをゲット。
大激戦を制したのは金山周平!
0ハンから先行したのは渋沢で、しばらくは渋沢が先頭を走っていた。その後ろでは激しく番手が入れ替わっていた。2番手発進を決めたのは金山だが、吉田恵に交わされたり辻に抜かれたりしていた。しかし、そこから巻き返し2番手を奪取すると、先頭を走っていた渋沢のインに切り込みゴール。準優勝は渋沢で、3着には久門が入った。
金山は前節の飯塚ミッドナイトで優勝し、今節からハンデが重くなっていたが、それをモノともせず連続優勝を成し遂げた。近9走はオール連対しているように、乗り手もエンジンも絶好調。次節からは更にハンデが重くなることも想定されるが、今の勢いなら十分克服も可能。次は川口オートで3日間の短期決戦が待っている。3節連続優勝へ向け突き進むか。
篠原睦がしっかりと人気に応える!
予選と準決は重走路だったが、優勝戦は良走路の予報。正味のエンジン評価はしづらい状況だが、ここは唯一のS級・篠原がその存在感をきっちりと示して追い上げていく。
前節あたりから本来のスピードが戻ってきている横田がレース序盤で抜け出すと、篠原を振り切るシーンもありそうだ。横田と同ハンで同期の石本も近況は動きが活発。スタートで先行して速攻が決まるようなら優勝の目が出てくる。20線勢と30線勢が競り合って思うように進まなければ、松井に展開が向いてくる。ここ数節は上位着が続いており、粘り込めるエンジン状態にはある。一発あれば牧瀬。スタートで篠原に行かれる恐れはあるが、逆に突っ張っていければ大外を回って伸びてくる。
◎ 7 篠原睦
○ 5 横田翔紀
△ 4 石本圭耶
△ 3 松井大和
▲ 6 牧瀬嘉葵
おすすめの買い目
7-45-3456
牧瀬の大駆けに注意
6-7-345
10mから飛び出す久門!
雨模様の準決を勝ち上がった8名。0ハン4車、10m4車の短ハンデ戦。0ハンは渋沢、辻が出て行きそうだが、金山が1枠主張するケースもありそう。となれば10線から飛び出す久門に速攻チャンスが生まれる。伊藤正真はスタート包まれそうで大外から新井恵の捲り進出も一考。西原はもうひと伸び足りない印象。穴狙うなら初優勝がかかる吉田恵。
◎ 6 久門 徹
○ 8 新井 恵匠
△ 2 渋沢 憲司
▲ 1 金山 周平
穴 4 吉田 恵輔
狙い目
6-8-2 6-8-1
穴なら
4-2-1 4-2-8