別府敬剛が今年V3へ突き進む!
0~30mのハンデ戦となった優勝戦。雨予報もあり走路の状態にも注目したいが、今年正月のミッドナイトからナイターと連続優勝決めてる別府敬剛のマシンは上々で、30mの最インから先制攻撃を狙って行こう。このメンバー中、唯一のSGホルダーである久門徹が前回ナイターあたりから調子を上げており速攻を仕掛けたい。岩見貴史は内枠にスタート張られる懸念あり評価を下げるが、濡れ走路になればアタマも十分。好調なのは新村嘉之と吉松優輝の10線2車で、水口寿治を早めに交わして首位争いを繰り広げるか。走路に関係なく面白い優勝戦となりそう。
◎ 5 別府敬剛 ◎ 7 岩見貴史
○ 6 久門 徹 ○ 5 別府敬剛
△ 2 新村嘉之 △ 2 新村嘉之
▲ 3 吉松優輝 ▲ 4 田中輝義
穴 4 田中輝義 穴 1 水口寿治
《晴れ予想》 《雨予想》
5-6=2 5-6=3 7=5-2 7=5-4
《穴なら》 《穴なら》
456BOX 123BOX
鈴木圭一郎 今年の初優勝はパーフェクトV!
人気は874、847と試走25秒出した鈴木圭一郎から売れる。金子大輔は28秒と中村杏亮の27秒より見た目も良くなかった。10線最内枠の木村武之は包まれて中村杏が飛び出し柴田健治を捲ったが、鈴木圭は早くも後ろに付けてイン入る。高橋貢と金子大は競り合い高橋貢に軍配。中村杏は鈴木圭に離されない気迫見せたが、2着でゴール。荒尾聡は後方のままで終了。鈴木圭は20日からのG1スピード王へ弾みつけ、強力遠征陣に仁王立ちだ。
エンジン仕上がってる金子大輔!
0・10の短ハンデ戦で構成された優勝戦は強風の準決を克服した8名が揃った。0ハン2車はどちらが逃げても捕まりそうな感じ。位置的には木村武之になるが伸びは足りない印象あり、正月に川口で優勝してる金子大輔が捌き上げるとみた。大外の鈴木圭一郎は試走ほどの威力はないが、整備で立て直してくるか。高橋貢は混戦向きのエンジンでスピード戦だと厳しそう。怖いのは荒尾聡でカマシ気味に好位取れれば逆転も十分ありえる。伸びでは中村杏亮も戦える機力で、飯塚コンビの動向に要注目だ。
◎ 7 金子 大輔
○ 8 鈴木圭一郎
△ 3 木村 武之
▲ 6 荒尾 聡
穴 4 中村 杏亮
7-8-3 7-8-6
《穴狙い》
6=4-7 6=4-8
別府敬剛が飯塚2連覇
0ハン内枠の吉松優輝が前輪を浮かせてしまい、外枠から春本綾斗が先行して主導権。吉松優はすかさず反撃態勢に移ったが攻めが届かない。
20線の最内枠から先手を奪った別府敬剛が接近。吉松優はインを締め上げて抵抗するがコーナーで外へハラんでしまい、別府敬が2番手へ上がると、春本を交わして勝利のゴールへまっしぐら。今月9日のミッドナイトに続いて地元飯塚での2節連続Vを成し遂げた。
文/鈴木
5日間6勝の荒稼ぎ!泉田修佑が完全V
8R頃からポツポツ降り出した雨は試走の時はそれほど影響なかったが、レースの時間は走路を完全に濡らしてしまった。人気を背負ったのは泉田。今回は『山本翔選手にアドバイスもらって良くなった』とコメントしており、2回乗りも含めて5連勝で迎えた優勝戦。対抗人気は丸山智史だった。スタートの出は阿部剛士だったがチェンジ入れて伸びた泉田に山本翔もピタリ続き周回を重ねる。何度かアタック見せた山本翔を振り切って泉田は6連勝ゴール。2019年9月以来、久々の優勝を噛みしめた。丸山智は全く動けず離れた5着。泉田は2月のG2若獅子杯へ参戦予定。