完全優勝へ 丹村飛竜が突き進む!
とにかく、今回の丹村飛竜はスタートと攻めが早く他6車と比較しても頭ひとつ抜け出している。0・20mのハンデ戦になったが、大外からダッシュ決めて好位を奪いそう。雨走路以外では、丸山智史と松尾啓史の機力もそん色ない。位置的には浜野淳にも食指が動き、センターから飛び出せば久々の記念Vへ抜かせない走り可能。0ハン単騎の吉松憲治は20線が激しく競り合わない限り、逃げ切るまではないか。大穴は20m最インの永島潤太郎だ。
◎ 7 丹村 飛竜
○ 3 丸山 智史
△ 6 松尾 啓史
▲ 4 浜野 淳
穴 2 永島潤太郎
おすすめの買い目
7-3=6 7-3-4
穴なら
2-4-7 2-4-6
6R『準決勝戦B』は1着のみ優出、7R~9R『準決勝戦A』は1・2着選手が優出できる。
6R...地元若手のスタートが争点
角翔太郎と古城龍之介は捌く展開に課題を残すがスピードはここで上位級。逆に永島潤太郎はスタートの安定感がネックも捌きは前述の2名より巧者だ。
実績上位の久門徹と五所淳は車速が物足りず、捌きは不安でも逃げに入るとスピード上がる内山雄介が穴目。
◎ 6 永島潤太郎
○ 7 久門徹
△ 2 角翔太郎
▲ 4 古城龍之介
穴 3 内山雄介
おすすめの買い目
6ー7-243
穴なら
3-1=76
7R...今節は速攻が決まっている丸山智史
山本将之の出足が切れているが、1周回バックストレッチで丸山智史が外を伸びて20線5車の先頭に立つ。
最近スランプを脱出した吉松憲治が伏兵。高レベルの本走タイム出ている渡辺篤はスタートで良い位置に付けて、捌き不要な展開に持ち込みたい。
◎ 4 丸山智史
○ 7 篠原睦
△ 3 山本将之
▲ 1 吉松憲治
穴 5 渡辺篤
おすすめの買い目
4=7-312
穴なら
5-7=34
8R...松尾啓史が圧倒しそうだ
1周回1~2コーナーから向こう正面にかけてグリップ全開で伸びて行く松尾啓史が、3~4コーナーで同ハンを捲り交わす。
阿部仁志のエンジンも乗り手も充実している。外枠勢同士で競り合うようなら更に展開が向くだろう。その場合は単騎0ハン松生信二にも残り目が出てくる。
◎ 7 松尾啓史
○ 5 浜野淳
△ 6 滝下隼平
▲ 2 阿部仁志
穴 1 松生信二
おすすめの買い目
7ー5=62
穴なら
2-1=765
9R...連勝街道まっしぐら丹村飛竜
天候および走路状態いかんに関わらず素早く動けている、今節ここまで3日間全勝の丹村飛竜を信頼。
底力は丹村飛にヒケを取らない新井恵匠が長い低迷から脱出しつつある。同じ30期の松井大和は初日に浜野淳を突き放した直線の伸びを備える。
◎ 7 丹村飛竜
○ 1 松井大和
△ 6 新井恵匠
▲ 4 前田淳
穴 3 牧瀬嘉葵
おすすめの買い目
7-1=64
穴なら
7ー3=16
文/鈴木
佐藤励が難敵・荒尾聡を攻略した
スタートの火蓋が切られると荒尾聡が最内枠から先行して逃げ態勢。池田政和はスタート遅れてしまい、佐藤励が2番手に付けたが、3周回3コーナーで荒尾へ仕掛けて車を引いたところへ若井友和が外から番手を上げる。
そして5周回3コーナー。荒尾は外から迫りくる若井の存在を意識して、それまでの周回より少し大きめのコース取りを選択。この瞬間を待っていたのか、3番手にいた佐藤励が2車抜きのイン差しに成功。直後に若井も2番手へ上がり、黒川京介が終盤に3番手へ浮上して地元車のワンツースリー決着となった。
佐藤励は通算9度目のVを決めて、6日に開幕する地元G1『開設記念グランプリレース』へ臨む。
文/鈴木
若井友和がこん身の走りを見せる!
一般開催ながら優勝戦は豪華なメンバーになった。その影響もありハンデ構成は0メートルオープン。まずは準決Aの1着3人の中で抽選を行い、枠番を選択していった。同様に準決Aの2着の3人で抽選を行い枠番を選択。準決Bから勝ち上がった黒川は残った枠に入った。
スタート争いを有利に進めそうなのは荒尾や黒川。しかし、今節の動きを見ると若井が際立っている。スタート後にどの位置に付けられるかは微妙だが、道中で追い上げて行ける足はある。スタート力を重視すれば荒尾と黒川。池田も好調時の動きが出ており優勝争いに加わるか。佐藤励は序盤の位置取り次第。永井は仕上がりがもうひと息。山田達も大外では苦しくなりそう。
◎ 3 若井友和
○ 1 荒尾聡
△ 6 黒川京介
△ 2 池田政和
▲ 4 佐藤励
おすすめの買い目
3-1246-1246
別線は若手重視で
4=6-1235
浅倉樹良が2節連続で完全優勝を達成した!
断トツの一番人気に推された浅倉は、スタートをしっかり残すと、その後は後続を引き離す一方の逃走劇を演じてみせた。何の危なげもない走りで圧勝した。これでデビューから通算して13連勝。とんでもない逸材が現れた。今は最重ハンの40メートル前に置かれているが、次節からはハンデが重くなりそう。
ここまでは単独0ハンからの競走だけだったが、今度からは同ハンに並ぶ選手が居てのレースになる可能性が高い。非力な2級車で1級車相手にスタートで先行するのは至難の業だが、浅倉なら成し遂げるかも。仮にスタートで相手に先行されても、レース序盤で捲って先頭に立てれば問題ない。今後の走りがますます楽しみだ。