鈴木圭が負けなしの5連勝でシリーズを終結!
試走タイムは鈴木圭が一番時計の31をマーク。黒川は33で二番時計、早川が34と続いた。スタート争いは最内の浜野が先行し、2枠の藤岡が続いていく。3枠の田中茂と7枠の黒川はスタート失敗。大木が3番手発進で佐藤裕二と鈴木圭は互角のスタートだった。
まず動きがあったのは先頭争いで、1周2コーナーで藤岡が浜野を捲って先頭を奪取。後ろでは3番手に上がっていた鈴木圭が2周3コーナーで浜野を差す。そして、3周3コーナーで藤岡をも差す。その後は2番手以下を寄せ付けずにゴール線を迎えた。粘っていた藤岡が準優勝。必死に追い上げた早川が3着に入った。
終わってみれば鈴木圭が初日からオール1着の完全優勝だった。今回のG2小林啓二杯は2022年にも制しており、2度目の優勝。G2は通算で7回目の制覇となった。次の出番も今回と同じ山陽走路。その後は伊勢崎でSGオートレースグランプリが待っている。次の山陽でも優勝を決めて、最高の形でSGに乗り込みたい。
北原が勢いに乗ってやってくる!
準決Bで快走を見せた福岡は、フライングをしたため優勝戦には乗れなかった。優出メンバーの中でも一番の上がりタイムを出していたので残念無念。
0ハンは竹中と花元の両者が置かれ、スタート力に不安ある花元よりも竹中が先行しそうだ。ただ、準決は北原に抜かれ2着だったし、上がりタイムも物足りない。逃げ切るまでは厳しいか。10線の木村享と占部はスピードが出ているが、0ハン勢に手間取ると20線勢がやってくる。その20線勢では北原の勢いが良い。枠ナリ以上のスタートを決め、前団に襲いかかっていきそうだ。
後続が競り合えば竹中の残り目も十分ある。木村享、占部は0ハン両者を難なく抜けば優勝の目が出てくる。町田は攻めがムラながらも、一発力は大きな魅力。
◎ 7 北原岳哲
○ 2 竹中修二
△ 4 木村享平
△ 3 占部健太
▲ 5 町田龍駿
おすすめの買い目
7-2345-2345
穴なら竹中の大逃げとなる
2-3457-3457
黒川京介が鈴木圭一郎を破って大会連覇
初日の選抜予選で黒川京介は0メートルオープン戦の5枠からトップスタートで独走態勢を築いたが、3枠から3番手発進した鈴木圭一郎に5周回で捕まり捌かれた。ただこのレースは走路温度が36℃で本走タイムは鈴木圭が3.377秒、黒川が3.384秒。
2日目と4日目は両者とも走路温度50℃越えの気象条件で走り、準決勝戦11レースの黒川は1周回で先頭に立ち独走で3.402秒。12レースの鈴木圭は1周回バックストレッチ8番手から捌いて追い上げて3.412秒。追いが効きにくいとされる熱走路で7車を抜き上げた鈴木圭はさすがだが、黒川が決勝でも鈴木圭より先にスタート出てリードを拡げると、高い表面温度が見込まれる走路条件ならば初日のようには捕まらないのではないか。ここは黒川の鋭いダッシュと大会2連覇に期待したい。
◎ 7 黒川京介
○ 8 鈴木圭一郎
△ 1 浜野淳
▲ 2 藤岡一樹
穴 3 田中茂
おすすめの買い目
7=8-123
穴なら
3=8-2714
文/鈴木
9R...五所淳に伸び勝って先制する山本将之を丹村飛竜が追い込む。
◎ 7 丹村飛竜
○ 2 山本将之
△ 4 岡部聡
▲ 6 滝下隼平
穴 3 大木光
おすすめの買い目
7=2-463
穴なら
3=7-48
10R...有吉辰也・岩崎亮一の25期と藤岡一樹がスタート勝負
◎ 8 有吉辰也
○ 5 岩崎亮一
△ 3 藤岡一樹
▲ 7 小林瑞季
穴 1 吉松憲治
おすすめの買い目
8=5-371
穴なら
1=8-374
11R...黒川京介と浜野淳が先制し浦田信輔と木村武之の追い込み
◎ 8 黒川京介
○ 3 浜野淳
△ 6 浦田信輔
▲ 7 木村武之
穴 4 丸山智史
おすすめの買い目
8=3-674
穴なら
4=3-867
12R...鈴木圭一郎が無敗で決勝へ進出する
◎ 8 鈴木圭一郎
○ 3 田中茂
△ 7 中村杏亮
▲ 4 角南一如
穴 5 田村治郎
おすすめの買い目
8-3=745
穴なら
5=8-3746
青山周平が通算103度目の優勝!
重走路での戦いとなった伊勢崎アフター5ナイターの優勝戦。試走タイム一番は青山周の57だった。鈴木宏のスタートに乗っていった青山周は2コーナーの立ち上がりでインに切り替え、1周バックで2番手に立った。そして、1周目を回るころには伊藤正司を交わして先頭を奪取。そこからはマイペースの逃げに入り、2番手に付けた松本康にプレッシャーをかけられながらも1番手でゴール線を駆け抜けた。準優勝は松本康。3着には青旗過ぎで岩田行を交わした鈴木宏が入った。
まさに速攻劇。1周で勝負にケリをつけた青山周の攻めの早さは圧巻だった。しかし、楽勝とまではいかなかった。勝つには勝ったが、終始追走していた松本康を引き離せなかっただけでなく、あわや逆転もありそうな気配だった。オールマイティの活躍を見せている青山周だが、近況は重走路での安定感をやや欠いている。ナンバー1であり続けるには、この点を早めに修正させたいところ。