『新・夜王』古城龍之介が今年2度目のV
あいにくの天気のなか、一番試走を出した古城龍之介が人気の中心に。対抗人気は浜野淳、山本翔の順。3連単は3-6-2が一番人気。0ハン武藤博臣を先に捕えたのは古城だが、吉松優輝が外から伸びて古城に切り込む。そのままゴールすると思いきや、最終3コーナー古城が吉松優のインを突く。浜野淳は3番手で進まず、山本翔は見せ場なく終わった。これで、古城は今年2度山陽ミッド優出して2度とも優勝。昨年8月から山陽ミッド3連覇と『新・夜王』の勢いは止まらない。
地元エース鈴木圭一郎が新年度1節目を飾った
3日制3日目の最終日を迎えた浜松は朝から雨が降り止まず、全レース重走路で実施された。
決勝が発走すると、20線4車の中では雨実績が下位の伊藤信夫が速攻から逃げる展開。笠木美孝はスタート遅れて、スーパーハンデ30線の鈴木圭一郎が叩いて追撃を始める。
雨の安定感は全国でもトップクラスの金子大輔だが、2番手の柴山信行の外を回っている時ほんのわずかコースを外した。そこを見のがさなかった鈴木圭が金子大の内から体を並べて前へ出ると、後半3周は伊藤信にジカ付けで攻めるチャンスをうかがう。伊藤信は全力の抵抗を示したが、最終バックストレッチで鈴木圭が勝負のイン差し。先月の山陽G1『プレミアムC』から2節連続の完全Vとなった。
文/鈴木
古城龍之介のダッシュに期待
予報によると優勝戦も準決勝戦に続いて雨走路でおこなわれる見込みが高い。
雨でもスピード感のある走りを見せる古城龍之介が10線の中枠からスタート飛び出して0ハン武藤博臣に攻め込む。雨の準決勝戦で岡部聡を逆転し、1着のみ優出できる条件をクリアした吉松優輝も速攻力を発揮しそうだ。
20線2車も雨はかなりこなせるが、前団のペースが速くなると追いにくくなるケースも考えられる。
◎ 3 古城龍之介
○ 2 吉松優輝
△ 6 浜野淳
▲ 1 武藤博臣
穴 5 山本翔
おすすめの買い目
3=2-61
穴なら 10線勢が競り合うと山本翔の果敢なイン切り込みが炸裂
5-6=123
文/鈴木
ハンデ10m前なら金子大輔が先着だ
3日間の短期決戦はスーパーハンデの鈴木圭一郎が2連勝で優出決めており、本来なら文句なしで本命なのだが、10m前のSGホルダー金子大輔と伊藤信夫が意地を見せそうな優勝戦。0ハン柴山信行に鈴木一馬がマークする展開を青島正樹・笠木美孝の22期コンビが仕掛けるか。それを見ながら追うのは伊藤信と金子大。鈴木圭は20線の後ろに付けるが、簡単には捌けないメンバーである。問題は天気予報に傘マークがあること。濡れた走路は追い厳しく先行車が有利となり、青島にもチャンスが出てくる。もっと穴を狙えば柴山信行の逃げ切りも押さえたいところ。
◎ 6 金子 大輔
○ 5 伊藤 信夫
△ 7 鈴木圭一郎
▲ 3 青島 正樹
穴 1 柴山 信行
おすすめ車券
6=5-7 6=5-3
穴なら
1=3-7 1=3-5
雨なら
367BOX 167BOX