プレミアムカップVの永井大介が凱旋!
川口オートは久々の開催。今回はナイターでの戦いになる。最近は気温上昇とともに走路温度も上がり、軽ハン勢の活躍が目立っているが、夜の時間帯なら追い込み勢がしっかりとやって来るか。
今回、主役を張るのは永井大介。前走の特別GIプレミアムカップで見事に優勝を果たした。元々、相性のいい大会ではあったが、2018年以来の優勝だった。記念レースも2019年のGIゴールデンレース以来の記念優勝。ここにきて完全復活の狼煙を挙げた。エンジンは絶好調だし、今回のメンバーを見渡しても優勝候補の筆頭に挙げられる。
永井と同じくプレミアムカップで優出していたのは新井恵匠。シリーズ中に白星はなかったが、準決を2着で通過してのファイナルだった。今年はまだ優勝がなく、優出も3回と物足りない数字だが、ここから巻き返しを図りたい。以前の果敢な走りも戻ってきている。
外来S級で他に有力なのは有吉辰也、岩見貴史、角南一如あたり。有吉はここ2節はイマイチだが、それまでは4節連続で優出していた。その内3つは記念レースでの優出。大きな流れで見れば悪くない。岩見は前走の地元一般開催では準決3着で優出を逃したが、近況のレースはほとんどで車券に貢献できており、エンジンは中堅上位で推移している。鋭いスタートからの速攻に期待できる。角南は前走の飯塚一般開催で準優勝。ここ数節は優勝戦まで進むシーンが多くなっている。今年は優勝こそまだないが、エンジン的には十分戦えるレベルにある。あとは大事なところでスタートが決まれば優勝のチャンスが広がってくる。
地元S級は永井の他に佐藤裕二、平田雅崇、山田達也、小林瑞季が参加。いずれも前走では優勝戦まで進めなかったが、エンジン的には悪くなさそうだった。佐藤裕は速攻に、平田は強攻に、山田達は猛追に、小林瑞は軽快な走りに期待。
A級では木山優輝が前走の地元で優出し3着。スピードには一定の評価を得ており、あとは捌きの面でどれだけ上達が見られるか。亀井政和も前走の地元で優出。レース結果が序盤の展開に左右されやすい選手。レース序盤で好位置に付ける事ができれば、上位着でまとめられるはず。
B級では横田翔紀が地元で優出しての参戦。B級でありながら最重ハンの20M前に置かれ、ハンデの恩恵を受けていないが、スピードは豊かな選手。実際、前走の準決では青山周平を大いに苦しめた。
※8月4日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-8(25期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-19(24期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
山田 達也〔川口 S-27(28期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-20(30期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-22(25期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-32(29期)〕
角南 一如〔山陽 S-41(27期)〕
ミッドナイトレースで飯塚の夜を熱く焦がす!
飯塚オートは、直前の昼間からのリレー開催でミッドナイトレースが行われる。レースの時間帯は大幅に変わるが、連続開催なので前回の動きは参考になる。
今回出場する地元S級は4人の予定。その中でランクトップは篠原睦。前走では初日こそ不成立だったものの、準決を2着で通過し、しっかりと優勝戦まで進んでいた。ここ数節の大きな流れでも、エンジンはある程度のレベルを保てており、底力を加味すると優勝候補の筆頭に挙げられる。得意の速攻で、レース序盤から積極的に番手を上げていきそう。
他に地元S級は重富大輔、久門徹、田中茂。この中で優勝戦まで進んだのは田中茂。それも初日から連勝を決めての優出だった。田中茂はその前まではエンジンがイマイチだったので、前走で大幅に立て直せた様子。エンジンが仕上がった時の田中茂は、攻めの強烈さが何倍にも増す。後方から追い込むレースがメインになるが、混戦でもスピードレースでも上位に進出してくるだろう。同期の久門はエンジンもう一つ。決して悪い部類ではないが、勝ち切るとなるともう少し上積みが必要。重富はエンジン状態が並以下。良化の兆しを出しておきたい。
外来S級は山陽から。ランク上位は藤岡一樹だが、前走ではイマイチだった。その前までもエンジン状態が良くなく、いい結果を残せていない。せめてエンジンが並くらいになれば、ミッドナイトでスピードある走りができるはず。まずは試走タイムを出しておきたい。西村龍太郎はエンジン下降気味だが、その前までの動きが戻れば十分戦える。
A級では滝下隼平が前走で初日から連勝して優出。持ち味のスピードを遺憾なく発揮していた。ミッドナイトの時間帯になると更にパワーアップしそうだ。他には川口の稲川聖也と山陽の山本将之が優出していた。どちらも33期で成長盛り。1走ごとに力を付けているし、若いだけあって、一度勢いに乗ると手が付けられなくなるかも。
他では捌きがしっかりしている人見剛志や岡部聡、スタート一気からの速攻が望める五所淳に注目。B級では佳元光義や川口裕司などがスピード出ている印象。
※8月1日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
重富 大輔〔飯塚 S-31(27期)〕
久門 徹〔飯塚 S-35(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-45(26期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-30(29期)〕
西村 龍太郎〔山陽 S-38(25期)〕
滝下 隼平〔飯塚 A-16(28期)〕
稲川 聖也〔川口 A-228(33期)〕
プレミアムカップ優出組が多数参戦!
前回の浜松オートは特別GIプレミアムカップとの関係で、主力がごっそり抜けていた。今回は通常の開催でS級、A級、B級が参戦。プレミアムカップで活躍した選手が多く、その中から優勝者が現れるのか。
鈴木圭一郎はプレミアムカップの初日から快走を連発。しっかりと優勝戦まで進出していた。その優勝戦ではスタートで好位置を奪うことができず、必死に追い込んだが4着一杯だった。ただ、エンジン面は全く心配なく、今回出場する中でも最上位級。初日からファンの期待に応え続けるだろう。
他にプレミアムカップで優出していたのは伊藤信夫、金子大輔、佐藤貴也など。伊藤信は優勝戦ではトップスタートを決め、軽快な逃げを見せていたが、永井大介の追いに捕まってしまい2着入線の準優勝。シリーズを通してオール連対の安定感だった。エンジンは高い位置で安定しており、今回も車券に貢献してくれるはず。金子はシリーズ中に白星がなかったが、堅実に着をまとめて優出し6着。予選中は試走29を叩き出すなどエンジンは良さそうだった。佐藤貴は優勝戦で7着。予選準決の4走は全て車券に絡めていた。武器のスタートも切れていたので、今回も10M前の選手を叩いていくかも。
木村武之はプレミアムカップの初日にまさかのフライング。早々、失権となってしまったが、その後は1着を2本取るなどエンジン自体は良さそうだった。今回は仕切り直しのシリーズになる。笠木美孝、渡辺篤などもエンジンは悪くなさそうだった。
外来S級は川口のみ。そこでトップなのは中村雅人。プレミアムカップでは3日目に6着を取り、準決に乗れなかった。その後は立て直し、白星を挙げていたので、今回のような一般開催なら問題なく力を出せるエンジン状態にある。
前回の浜松オートで優勝したのは鈴木健吾。優勝戦は追い込むレースだったが、しっかりと番手を上げて先頭でゴール線を通過していた。試走タイムもこの時期に33出ていたので十分な数字。レース間隔も空いておらず、好リズムのまま今回に臨める。そこで準優勝だったのは仲口武志。近況はエンジンが高位で推移。攻めにも迫力が戻りつつある。
※7月31日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-4(24期)〕
木村 武之〔浜松 S-5(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-11(29期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-12(29期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
鈴木 健吾〔浜松 A-67(28期)〕
仲口 武志〔浜松 A-133(24期)〕
今シリーズは飯塚VS山陽の様相!
前回の飯塚オートはナイターでプレミアムカップが行われた。今回は昼間の3日間開催となるが、前回で優勝戦まで進んだ選手は不在。前回に力を出し切れなかった選手にとっては、立て直しのシリーズになりそう。
今回出場する地元のランクトップは篠原睦。プレミアムカップでは初日から3着が続き、準決でも3着で優出はならなかった。ただ、最終日は1着で締めており、シリーズを通して全て車券に絡めていた。エンジン自体は高位で推移。今回はメンバー的にも優勝戦まで進む可能性が高い。
ランク次位は浦田信輔。前走では初日からエンジンが仕上がらず、最後まで中間着を並べていたが、今回は大幅にメンバーが軽化されるので、上位争いに参加してくるのは間違いない。ハンデ戦で最後方から追い込んで行く走りを見せてくれるはず。有吉辰也は前走の3日目に反則妨害。勝ち上がり権利を失ってしまったが、残りの2走はともに連対。最終日は試走32が出ていたので、エンジン的には戦えるレベルにある。他に動きが良かったのは岩見貴史と久門徹。どちらもスタート一気からの速攻を得意としている。
外来S級は山陽のみ。その中でランク最上位は佐々木啓。前走のプレミアムカップでは思うような結果を残せなかった。それでも試走は32近辺を出し続けていたので、エンジンが大幅に崩れているわけではない。今回は安定感ある追い込みで上位着を狙ってくる。
松尾啓史も前走では納得いく結果にはならなかった。試走タイムから物足りない数字だったので、今回はエンジン状態を上向かせたい。気配が良さそうだったのは西村龍太郎や角南一如。西村龍はシリーズ中、4回車券に貢献できていた。良い時の軽快な走りが見られていた。角南は優勝戦まで進めなかったが、その前までは3節連続で優出していた。そのエンジン状態は続いている様子。
A級では阿部仁志が前走のミッドナイトで準優勝。惜しくも初優勝はならなかったが、そろそろその機運は高まっている。落ち着いたレース運びが魅力の選手だ。
山陽勢のA級では吉松憲治、松井大和、青木隆浩が前走の地元ミッドナイトで優出。特に吉松は初日から3連勝を決めるなど、活発な動きを見せていた。
B級では34期の川口裕司に注目。今期はB級にランクされているが、スピードだけならA級に匹敵するモノを持っている。ハンデ的に恩恵があるB級のうちに自身4度目の優勝を達成したいところ。
※7月29日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-18(23期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-22(25期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-32(29期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-9(23期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-17(26期)〕
西村 龍太郎〔山陽 S-38(25期)〕
角南 一如〔山陽 S-41(27期)〕
青山周平が気分一新で臨むシリーズ!
前回の伊勢崎オートは、プレミアムカップの裏開催といった趣でメンバーも薄かったが、今回はS級陣が戻ってきた。伊勢崎勢は5名、川口勢は6名参加予定。
青山周平は、前走のプレミアムカップでは2日目にまさかの反則妨害。早々と勝ち上がり権利を失ってしまった。しかし、残りの3走は全て1着と、全国ランク1位の意地は見せた。エンジン的にも全く不安はない状態で、今回は仕切り直しの一戦。再び快進撃を見せてくれるだろう。
その青山と伊勢崎トップ3を組むのは早川清太郎、高橋貢の両者。早川はプレミアムカップで優出。早川らしいアグレッシブな走りが見られていた。その前も地元で優出。6着だったが、そこまでは6連勝を決めていた。青山を脅かす一番の存在はこの早川だ。高橋貢はプレミアムカップではイマイチの結果に終わった。しかし、地元伊勢崎はGII稲妻賞で優勝して以来のレース。今節も落ち着いたレース運びで優勝戦までは進出してくるだろう。
他に地元S級は内山高秀と田村治郎。内山はプレミアムカップでは中間着が多かった。ただ、エンジン自体は着ほど悪くはない印象。田村はプレミアムカップを含めて近況は調子が上がっていない。どこかで立て直しの狼煙をあげたいところ。
川口から来場するS級でランクトップは佐藤摩弥。直近は飯塚でプレミアムカップ、GIIと走っていたが、最近の佐藤摩は飯塚走路との相性が最悪。なかなか思うような走りができていない。それでも最終日は白星を挙げたので一応、今回への弾みにはなった。同様に小林瑞季も4日目までイマイチだったが、最終日に白星。飯塚に行く前までは良かったので、再び好調の軌道に乗せたい。
平田雅崇はプレミアムカップで1着2本。エンジン的には戦えるレベルにある。佐藤裕二、岩田裕臣らはエンジン的にもう一つ。整備で上昇を図りたい。山田達也はプレミアムカップでは全く振るわなかった。ただ、その前までは上位着を重ねていたので、走路が変われば動きが戻るかも。
S級以外では前回の伊勢崎で優出していた選手がちらほら。岩沼靖郎は優勝戦3着。予選準決もオール連対で、調子を上向かせている。千葉泰将、宍戸幸雄、田中哲、石川岳彦なども優出組。千葉は地力を考えればハンデ位置が魅力。早めに独走に入れば番狂わせも十分。宍戸と石川岳はスタートに不安あるが、道中回り出すと渋太さを発揮できる。田中哲は攻撃力が売り。前が混み合っていても強気に突っ込んでくる。
※7月28日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-10(22期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-25(26期)〕
佐藤 摩弥〔川口 S-15(31期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-19(24期)〕
平田 雅崇〔川口 S-23(29期)〕
小林 瑞季〔川口 S-36(32期)〕