好調の波に乗りそうな選手が多いナイター戦!
新走路になった飯塚オートはこれまでミッドナイトが2節、昼間開催が1節行われてきたが、今回はナイター開催。第1Rと最終12Rでは走路温度が大きく異なり、レースを予想する上でも大きな要因になってくる。車券を購入する直前まで状況を見極めたい。
前回のミッドナイトで優勝したのは内山雄介。優勝戦は6車並んだ20線から好発進し、速攻で先頭に立ってそのままゴール。自身5度目となる優勝を決めてみせた。今回はレースの時間帯が変わってくるが、乗り手のリズムとしては絶頂なので初日から快走が見られそう。
その優勝戦に乗っていた中で、今回も出場するのは他に辻大樹、田中輝義、桜木公和、吉松優輝。辻は準優勝で、長らく続いた軽いスランプのトンネルからようやく脱出できた。これからは今までの分まで取り返す走りを見せたい。田中輝は優勝戦3着。デビューしてからこれまで30回の優出はあるが、まだ優勝の美酒を味わってはいない。ただし、その機運は高まりつつあるので、今回がその時になるかも。桜木は前々走に反則妨害はあるが、ここ数節は安定して好成績でまとめられている。吉松は現在B級だが、デビューした当初よりも近況で成長が著しい。初優勝も十分狙える走力が身に付いてきた。
今回出場する中の地元で、ランクトップは森本優佑。前走もそこそこの成績だったが、その前の節では優勝を決めている。エンジンレベルは高い位置にあり、今回も楽しみな存在。ランク的には井村淳一、松尾隆広なども上位の部類。ただ、エンジン的にはもうワンランク上げたい現状。整備でどこまで上積みができるかどうか。
外来勢で最も注目なのは浜松の筒井健太。近況は伊勢崎で2節走って、優勝と準優勝。それも6走した全てで車券に絡めている安定感。元々はSGでも優出経験があるなど高いポテンシャルを秘めていた選手。一時期、雌伏の時があったが、ここにきてその才能が再開花し出してきている。
他にも強気な走りで番手を上げる石橋大。混戦になると威力が増す水本竜二。軽やかな捲り攻めで上位に食い込む牧瀬嘉葵や丹村司。鋭いスタートからの速攻に期待できる藤川幸宏や青山文敏。1走ごとにスピードを増している木山優輝などにも注目したい。
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主な出場予定選手
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森本 優佑〔飯塚 A-28(31期)〕
井村 淳一〔飯塚 A-42(28期)〕
松尾 隆広〔飯塚 A-46(28期)〕
桜木 公和〔飯塚 A-68(24期)〕
田中 輝義〔飯塚 A-98(29期)〕
辻 大樹〔飯塚 A-106(28期)〕
内山 雄介〔飯塚 A-109(30期)〕
筒井 健太〔浜松 A-116(29期)〕