青山周平が稲妻賞連覇へ好視界!
伊勢崎オートレース場で行われているGII稲妻賞は、優勝戦のメンバーが出揃った。初日から好天の下、レースが展開されていたが、準決の日は1Rから重走路。最後まで走路が乾くことはなく、準決も重走路での決戦となった。それがあってかどうかは分からないが、実力者が苦しい状況に置かれ、優勝戦の顔ぶれはバラエティーに富んだものになった。果たして優勝するのは...。
準決こそ重走路で行われたが、優勝戦の日は晴れの天気予報。レースは良走路で行われそうだ。ここまで最も安定した成績を残しているのは青山周平。初日からオール連対で優勝戦まで来ている。次いで大木光。2日目に3着はあるが、それ以外はオール連対。少し前の軽いスランプは完全に脱出している。鈴木清市も全てのレースで車券に絡めている。
優勝戦のハンデ構成は0ハン単騎に鈴木清市、10線に仲田恵一朗、20線内枠から西原智明、鈴木清、吉原恭佑、大木光、高橋貢、青山周平となった。
スタート争いだが、まずは0ハンの鈴木清市はしっかりと残すとみた。仲田も20線に叩かれることはないだろう。20線はほぼ枠なり発進。もしくは大外の青山がカマシ気味に出て好位に付けてくるか。
粘り強さはある鈴木清市だが、8周回を逃げ切るまでは考えにくい。道中で誰かにやられてしまいそう。その一番手は仲田。20線がやって来る前に先頭に立てそうだ。そこからは仲田のペース。20線勢が競り合えば仲田の逃げ切りは可能性としてある。
しかし、当ブログでの本命には青山を推す。枠なりスタートになったとしても、高いエンジン力で追い込んで行きそうだし、カマシ気味に出て行くようならもっと展開は楽になる。この大会は昨年も制しており、今回は連覇がかかっている。前走のSGオールスターは準優勝だったが、今回はきっちりと決めてきそうだ。
相手には高橋貢を挙げる。この枠では楽な戦いにはならないが、百戦錬磨の状況判断能力で、中団を突破していける。8周回になるのも有利な条件。次に西原。20線からトップスタートを決めそうだし、外枠勢に先手の攻めで先頭に立てれば、ハイペースの逃げに持ち込める。そして仲田。ハンデが据え置きなのは大きな魅力。一気に独走態勢に入ればチャンスが広がる。最後に吉原。全国ランク的には6号車になっているところだが、優勝戦は5号車。位置が有利になったぶん展開が味方になりそう。
◎青山周平
○高橋貢
△西原智明
△仲田恵一朗
▲吉原恭佑