伊勢崎VS山陽の様相!
今回の伊勢崎4日間一般開催は地元勢がメインだが、外来は山陽から多数来場する。S級にいたっては外来は山陽のみ。おのずと地元対山陽の構図が想定されるが、他の地区の選手も割って入ってくるのか。
地元のランクトップは青山周平。前走は川口3日間開催で、初日から連勝を決めて優出。優勝戦では強豪の大外からのレースで6着に散ったが、試走タイムは29出ており、更に準決でも26のタイムが出ていたのでエンジン面は良さそうだ。今年は地元では8月にSGで優勝しているが、その他の開催では準優勝止まり。今年最後の開催となる伊勢崎で、もう1回ぐらいは優勝して年末のスーパースター王座決定戦に弾みをつけたい。
ランク次位は高橋貢。前走の飯塚GIでは準決4着で優出ならなかったが、最終日は試走27を出し2着。エンジン的には中の上にある。高橋は地元の一般開催で無類の強さを誇り、今年4V。と言うより、今年は地元でしか優勝がない。それならば今回も優勝して今年最後の地元開催を締めたいところ。
地元S級は他に早川清太郎、西原智昭、岩田行雄の予定。早川の前走は飯塚GIで、この時は動きがピリッとしなかった。しかし、早川も高橋貢同様に、地元ではいつも以上の走りができる選手。しっかりとエンジンを立て直し、山陽勢の猛攻に立ち向かう。西原の前走は浜松一般開催。ここでは優勝戦に行けなかったが、試走タイムはマズマズ出ており期待はできる。岩田は時折1着はあるが、どちらかと言うと成績は散発傾向。
対する山陽S級は丹村飛竜、岩崎亮一、人見剛志、岡部聡が参戦予定。丹村の直近は川口に連続参戦し、連続優出。それも前々走のSGでの優出を含んでだ。状態としては上り調子で、年末のスーパースター王座決定戦へ向けてのいい流れができている。岩崎も上昇傾向。前走の飯塚GIでは優出し7着。準決では良い上がりタイムをマークしており、エンジンが噴きかけている。岡部も人見と同様、川口で2節連続走っていた。前々走となるSGではイマイチだったが、前走の3日間開催ではオール連対の安定感。人見は浜松の初日に落車しており、それ以来の実戦になる。初日の試走には大いに注目したい。
A級では仲田恵一朗が急上昇。前走の浜松では初日から良い動きを見せており優出。優勝戦は3着だったが、2着だった鈴木宏和を抜き返すような勢いがあった。その優勝戦には田中哲も乗っていた。優勝戦ではスタートで後ろの選手に叩かれていたように、課題のスタート力は相変わらずだが、エンジン的に力強い攻めができる状態。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-4(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-6(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-10(29期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-19(28期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-13(29期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-26(25期)〕
人見 剛志〔山陽 S-30(28期)〕
岡部 聡〔山陽 S-46(19期)〕