地元勢は充実しており磐石の構え!
近年の伊勢崎勢はS級選手が多数おり、選手層が分厚くなっている。直前の山陽GIで優出した選手も何人かおり、今節も活躍が見込まれる。注目選手を挙げていく。
地元のランクトップは高橋貢。前回と同じく今回も3位。前走は山陽のGIで、しっかりと優出していた。優勝戦は展開を作れず6着になってしまったが、予選道中は安定した走りを見せていた。しかし、今節は直前になって私病で欠場となってしまった。
他に地元S級で、同じレースで優出していたのが早川清太郎と新井恵匠。早川は落車明けだったが、山陽では元気な走りを見せていた。課題とされていたスタートも、だいぶ良化しているので早めに展開を作れるようになってきた。新井は近況、優出がなかったが、記念レースで久々に優勝戦まで進めた。これを期に再び上昇気流に乗りたいところ。
今期のランクを大幅に落としたのは青山周平。全国2位から11位まで下がってしまった。今年の前半は思うような結果を残せなかったためだが、7月に入ってからは成績が良くなってきた。前走の飯塚ミッドナイトで優勝。その前のプレミアムカップでは優勝戦まで進み3着。更にその前の地元GIIでも優出し3着に入っている。強い時の青山の走りが戻ってきており、次期ランクUPへ向けて、ピンラッシュを決めたい。状態としては今回出場する中で最も良いと言える。
他のS級も、内山高秀や西原智昭などが堅調を保持。吉原恭佑も変わらず果敢な走りができている。三浦康平、田中賢のS級復帰組も期待できるし、岩田行雄もベテランの域に入っているがS級を維持している。
外来S級は2選手だけとやや寂しい。青島正樹と丹村飛竜だが、青島は前走の地元開催で準優勝。優勝は鈴木圭一郎だったので、価値ある準優勝と言える。久々にエンジンが上向いてきた様子。丹村は地元のGIではイマイチだった。その前の飯塚で落車した影響が出ているのかもしれない。
A級では浅香潤や松本やすしが好調。他にも、有吉辰也、東小野正道、西村龍太郎ら25期勢はS級にいてもおかしくない実力の持ち主。外来では藤岡一樹が地元のGIで優出と復調気配。B級では石川岳彦が前走の浜松で優出しており好気配。
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主な出場予定選手
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早川 清太郎〔伊勢崎 S-5(29期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-11(31期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-22(30期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-23(26期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-24(28期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-18(29期)〕
青島 正樹〔浜松 S-46(22期)〕