地元川口勢がメインの開催!
今節、外来S級は1人だけの参戦予定で、更にA級、B級も地元勢が多数参戦。外来勢が優勝を持って行くのは厳しくなりそうだが、果たしてどのようなシリーズになるのか。
前走の浜松開催で、5節連続優勝を狙った永井大介だが、重走路の優勝戦で佐藤貴也に阻まれてしまった。しかし、良走路に関しては全く問題ない走りを見せており、再び快進撃を開始すべく、今回も初日から飛ばして行きそう。近況の1着率は物凄く高いので、アタマから狙っていきたい。
永井が優出した浜松のレースに乗っていたのは益春菜と池田政和。益の復帰後は順調な経過を見せている。浜松で優出する前は、地元GIIでも優出していた。しかもその地元GIIでは、予選道中の4日間を全て1着と万全の内容。ナイターから昼間の開催に移行するが、良いリズムのまま今回を迎えられる。池田は浜松の優勝戦で8着だった。このところ優勝戦まで進んでも、肝心のレースで結果を出せないでいるが、予選道中の走りはソコソコ安定しており、初日から連対に期待できる。
6月25日が最終日だった伊勢崎開催で優出したのは山田達也と中野憲人。山田が7着で、中野が6着だった。しかし、2人とも予選中の動きはマズマズ良かった。共に、レース後半で威力が増してくるタイプだ。
その伊勢崎開催で優出はできなかった若井友和だが、準決の5着以外は全て車券に絡む活躍。エンジンはある程度の位置で推移している。他に地元S級では、大木光が前走の地元GIIの3日目にフライングを切ってしまったが、シリーズを通して成績はまとまっていた。佐藤裕二、岩田裕臣、加賀谷建明の3者は、エンジンもう少し欲しい現状。
外来からS級として唯一参戦の丹村飛竜は、エンジン完調ではないものの、マズマズといったところ。前走の地元では優出できなかったが、その前までの3節は全て優勝戦まで駒を進めている。
外来で特注は斎藤隆充。前走の地元3日間開催で完全優勝を決めてきた。これが自身2度目の優勝。最重ハンの20M前からの激走だったが、優勝後の今回はハンデが重化されそう。エンジン自体は良いので、序盤で素早い攻めができれば、ハンデ重化にも対応できるハズ。その優勝戦では林弘明も乗っていた。スタートにやや課題を残しているが、道中は的確な攻めで追い上げてくるタイプだ。
B級では、牛沢和彦がレースを重ねるごとに調子を取り戻してきている。松永幸二も前走の地元4日間開催で1着、2着、2着、5着と3回連対があり、独走の展開に持ち込めれば見せ場を作れる状態。相馬康夫も自分の展開を作れれば快速を発揮できている。
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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-5(25期)〕
若井 友和〔川口 S-18(25期)〕
山田 達也〔川口 S-23(28期)〕
大木 光〔川口 S-24(28期)〕
池田 政和〔川口 S-25(23期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-37(29期)〕
益 春菜〔川口 A-68(32期)〕
斎藤 隆充〔山陽 A-217(23期)〕