ほぼ伊勢崎勢による戦い!
今回の伊勢崎は、出場する選手がほぼ伊勢崎勢。山陽から9選手参加の予定はあるが、それ以外は伊勢崎の選手のみ。前節の伊勢崎開催の優勝戦メンバーがフル参加。まさに伊勢崎頂上決戦の様相を呈している。
現在、伊勢崎でランクトップは青山周平。全国的にも2位に付けている。しかし、青山は今年に入ってからエンジン絶不調。これまでまだ2回しか優出しておらず、優勝回数も0のまま。いい時はシッカリ出るはずの試走タイムが、あまり出ていない。同じレースで戦う8選手の中で、一番試走を出すくらいでないと好走は期待できない。もしも、シッカリと試走タイムが出るようなら積極的に狙っていきたい。
伊勢崎でランク2位は高橋貢。高橋も青山同様、今年に入ってからは優勝0で、優出も2回のみ。ただしこれは、まだ今年は記念レースしか参戦していないというのもある。レース内容も悲観するほどではなく、試走タイムが並に出れば戦えている。一般開催でメンバーが手薄な今回で調子を取り戻したいところ。
早川清太郎と内山高秀は、前走の川口で優出してきた。優勝戦は0ハンから軽快に逃げた岡谷美由紀に持っていかれたが、両人ともエンジン自体はソコソコの状態だった。特に、早川は地元走路で好成績を残す事が多く、地元勢がメインの今回でも活躍が期待される。
今期から全国ランクが飛躍的にアップしたのは新井恵匠。デビュー時から30期の中では上位の部類だったが、そこから切磋琢磨を重ね、しっかりとした実力が身についてきている。岩田行雄が近況元気。試走タイムが出ており、かつての強気な攻めも決まっている。逆に、西原智昭、吉原恭佑らはエンジン状態はやや低迷。早めに立て直したいところ。
前回の伊勢崎で久々に優勝したのは鈴木将光。優勝戦は雨走路だったが、良走路の予選道中も気配は良さそうだった。このレースで準優勝だったのが三浦康平。その後の飯塚GIIではイマイチだったが、再び地元走路で動きが戻るかもしれない。この優勝戦に乗っていた鈴木幸治、桜井晴光、仲田恵一朗、保永高男、木村享平、荒川哲也らも状態は上向きで今節もチャンス。
外来S級は前田淳ただ一人。ただし、近況の動きは物足りない。今回の一般開催で良化のキッカケを掴みたいところ。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-3(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-10(30期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-17(28期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-27(26期)〕
鈴木 将光〔伊勢崎 S-33(27期)〕
前田 淳〔山陽 S-30(27期)〕