新年度ミッドナイト開催第一弾!
今年度もだいたい月イチ開催でミッドナイトレースが行なわれる。今回は直前にGIIが開催されており、そこから連続参戦となる選手も多い。全体的に好調な選手が多く、ミッドナイト第一弾としては盛り上がりそうだ。
S級は5人参加予定。地元からは滝下隼平と新村嘉之。滝下は近況の動きマズマズ。ミッドナイトレースは過去に優勝した経験があり、遅い時間帯のレースにも対応できている。滝下の武器は食い付く走路でのスピードなので、まさにミッドナイト向きと言える。新村は、エンジン自体は悪くないのだが、最近は反則が多く、無理な仕掛けはできない状態にある。
外来のS級は加賀谷建明、岡部聡、角南一如の3者。加賀谷はミッドナイトではないが、今年の1月に飯塚のGIIを制しており、飯塚バンクへの対処はできている。岡部は直前の飯塚GIIに参戦。初日から3連勝を挙げるなど、エンジン力の高さが目立っていた。角南も、ひと頃の軽いスランプは脱出しており、スピードある走りができてきている。
A級にも注目選手は多い。まずは前走の川口で自身初優勝を決めた岡谷美由紀。数節前からスピードが格段に上昇し、3・40を切る上がりタイムを頻発させていた。川口の優勝戦でも0ハンから見事逃げ切ってみせた。これからの当面の課題は捌きということになる。今回の優勝で最重ハンの10M前に置かれることになるだろうから、序盤から逃げ展開のレースは少なくなってくる。
直前の飯塚GIIで優出したのは浜松の柴田健治。初日からいいレースを見せると、その後も安定感のある走りで優勝戦まで駒を進めた。柴田の持ち味も軽妙なスピードなので、走路温度が下がるミッドナイトには合っている。元々、柴田は飯塚所属のレーサーだったので、走路に対するアドバンテージも大きい。
前走で乗り替わって動きが急上昇したのは井村淳一。前々走までの不振が嘘のように、前走では伸び伸びと走っていた。結果が出ると乗れてくるタイプで、このまま勢いに乗る可能性は高い。他でも平田雅崇、佐藤摩弥、森谷隼人ら川口勢は、飯塚連続参戦となる。森谷は後半2日間で連勝。上昇気流にのりたいところ。
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主な出場予定選手
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滝下 隼平〔飯塚 S-45(28期)〕
新村 嘉之〔飯塚 S-46(27期)〕
岡部 聡〔山陽 S-28(19期)〕
角南 一如〔山陽 S-38(27期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-43(27期)〕
柴田 健治〔浜松 A-21(27期)〕
岡谷 美由紀〔浜松 A-90(32期)〕
平田 雅崇〔川口 A-12(29期)〕