伊勢崎勢に好調者が多い印象!
今節の直前にSGが開催されている関係で、S級選手は不在。更に、今回はB級の参戦もないので、オールA級での戦いになる。鬼(S級)の居ぬ間に、優勝を虎視眈々と狙っている選手達。有力選手を挙げていく。ちなみに今回は3日間開催だ。
好調者が多い伊勢崎勢。前回3日間開催で優出した選手が多い。最も成績が良かったのは中村浩章。1着、1着で優出すると、優勝戦でも2着に入る準優勝。このところは安定した結果を残しており、エンジンは好調キープ。走りの特徴として、インをしっかりと回れるタイプなので、エンジンが良い時は信頼できる選手。優勝戦3着は中畠哲也。こちらは直線の伸びが素晴らしく、前を走る車のインに向けたら必ず突っ込んで行くタイプ。また、後ろから来る車に対しては変則的なコース取りをして、簡単には抜かせない走りもできる。エンジンが良い時は、ひと癖もふた癖もある選手だ。
優勝戦4着は栗原俊介。まだ31期の栗原は現在、急激な勢いで成長を見せている。元々、スピードには定評があり、近況では捌きも少しずつ良くなってきた。優勝戦5着は田中哲。強引な突っ込みができるタイプで、前団が混み合っていても打開できるだけの突破力がある。優勝戦8着は笠原三義。成績にはムラがある方だが、走る位置が最重ハンの20m前に置かれた時は好走が多い。今回のメンバーなら最重ハンの10m前ということになるか。
その伊勢崎の優勝戦に乗ってない選手でも、速攻が冴えている新井淳、エンジンが高い位置で安定している竹本修、かつての渋太い走りが戻ってきた鈴木清市、試走タイム以上にレースでは活躍できる栗原勝測、独走に入ると見せ場を作れる大月渉など、伊勢崎勢には注目の選手が多い。
地元飯塚勢で有力なのは田中進と内山雄介、越智尚寿あたり。田中進は典型的な捲り一本タイプ。前を走る車をインから抜くことはほぼなく、必ず外から交わしにかかる。それだけスピードには自信を持っているということだろう。今回のメンバー的に、上位争いに参加できるハズ。越智は堅実な走りができるタイプ。前を走る車群の様子を見ながら、冷静に通るコースを選択して行く。内山や中尾貴志、高宗良次はスピードに任せた攻めが得意。
浜松と山陽で注目なのは、柴田健治、吉松憲治、春本綾斗あたり。柴田は前走の地元4日間開催で準優勝。それもシリーズを通してオール連対を果たしていた。だいぶ安定感が出てきている。吉松は前走の川口3日間開催で準優勝。優勝戦には永井大介や浦田信輔がいての準優勝なので、その価値は大きい。春本は前走の浜松ではイマイチだったが、その前の地元開催で優勝。勢いに乗りかけている。
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主な出場予定選手
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田中 進〔飯塚 A-21(27期)〕
内山 雄介〔飯塚 A-66(30期)〕
田中 哲〔伊勢崎 A-30(28期)〕
栗原 俊介〔伊勢崎 A-46(31期)〕
柴田 健治〔浜松 A-28(27期)〕
浅田 真吾〔浜松 A-44(27期)〕
緒方 浩一〔山陽 A-18(30期)〕
春本 綾斗〔山陽 A-31(31期)〕