今年度ミッドナイト第4弾!
今年のミッドナイトレースもこれで4節目。今節は各レース7車立てで、全6レースが行なわれる。参加する選手は全部で42名。その中でS級は5人の予定。さて、優勝争いに名乗りを挙げるのは...。
今節出場する中で最も状態が良いのは鐘ヶ江将平。前走の地元4日間開催で、自身2度目の優勝を決めた。元々、スピードには定評があった。課題のスタートも良くなっていたが、捌きの面は不安視されていた。その捌きも、近況はだいぶ身に付けてきており、追い込むレースでも成績が上がってきた。今回はミッドナイトレース。タイヤが走路に喰い付きやすい条件で、鐘ヶ江は最も持ち味を出せる。連続優勝に期待したい。もう一人の地元S級は岩見貴史。近況は大きな着を取っておらず、ある程度の成績でまとめている。エンジンがいいのはもちろんの事、晴れ雨問わず巧くこなせるのが強み。スタート良し、スピード良し、重走路良し、いつでも狙える貴重な選手。
外来S級は前田淳、内山高秀、吉原恭佑の3人。前田は地元で準優勝した後に、今回の飯塚で3走し、マズマズの結果。エンジン的にはだいぶ戦えるレベルになってきた。今回は最重ハンの外寄りに置かれる事が多いと思われるが、そこからでもダッシュを決めて好位を奪えるスタート力が武器。その後もインを強烈に攻め込んで行ける。内山と吉原は、本来の実力を考えれば近況はイマイチ。エンジンの底上げが急務となる。
A級で注目なのは西村義正。前走の地元3日間開催で久々に優勝を決めた。道中の捌きはしっかりしており、今はエンジン自体も好調。田中進と井村淳一も車は伸びてる。2人とも外めのコース取りで車速に乗ってくるタイプだ。渋沢憲司はスタートの切れ味が鋭い速攻タイプ。同ハンに数車並んでいても先行できる強みがある。中畠哲也やインコースを抑え込んで粘るタイプ。良走路ならば渋太く乗ってくる。
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主な出場予定選手
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岩見 貴史〔飯塚 S-36(29期)〕
鐘ヶ江 将平〔飯塚 S-40(31期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-35(26期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-46(32期)〕
前田 淳〔山陽 S-28(27期)〕
西村 義正〔山陽 A-58(17期)〕
渋沢 憲司〔伊勢崎 A-93(29期)〕
田中 進〔飯塚 A-99(27期)〕