ミッドナイトレース開幕!
昨年、試し企画として開催されていたミッドナイトレース。売り上げが好調とあって、今年は本格的に行なわれる運びになった。レースは21時から23時半にかけて行なわれ、入場規制がかかり無観客レースとなる。仕事を終えた社会人のファンも、ネット中継などでオートレースを十分楽しめる。
今回出場する選手は全部で48人。ひとつのレースで8人が競争するわけだから、全部で6個レースが行なわれる。
S級の参戦は篠原睦のみ。その篠原は山陽GIの3日目で落車してしまい、今節が復帰戦。レース自体も約一ヶ月ぶりとなるので、動向は全く不透明。初日の試走には十分注意して見てみたい。
A級の中には好調車が多い。飯塚の前節で優出したのが4人。優勝戦で最も上位着だったのは重富大輔。4日目シリーズでオール3連対の成績でまとめ、優勝戦でも3着に食い込んだ。スピード的にはS級となんら変わらないモノを持っている。今回はメンバーが手薄なので、再び優勝戦まで進んでくる可能性は高い。藤川幸宏は優勝戦で4着だった。シリーズを通して白星はなかったが、エンジンはマズマズのところで安定しており、爆発的スタートからの速攻を得意としている。優勝戦で5着だったのは滝下隼平。優勝戦までの3日間をオール1着。スピードには高評価を受けているが、近況は課題のスタートも多少は良化中。優勝戦7着だった占部健太は、優勝戦までの3日間をオール連対と安定感が出てきた。
前々節に久々の優勝を決めた水崎正二の前節は、4日間開催で2勝を挙げる結果。好調はまだまだ続いている様子。井上智詞も長らく好調が続いている。特に、0ハン単騎で置かれるようなら積極的に狙っていきたい。実力的には別府敬剛に注目。S級にいても不思議ではない走力を持っている。
外来では阿部剛士や岩田裕臣など川口勢が活躍しそう。特に、岩田は前節の飯塚に続いての連続参戦。レースの時間帯が夜になるとは言え、同じレース場で走れるのは有利に働く。同様に中山光もチャンス十分。前節の飯塚では準決の8着以外はオール3連対を果たしている。
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主な出場予定選手
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篠原睦〔飯塚 S-9(26期)〕
滝下隼平〔飯塚 A-8(28期)〕
重富大輔〔飯塚 A-10(27期)〕
別府敬剛〔飯塚 A-19(23期)〕
藤川幸宏〔飯塚 A-73(29期)〕
岩田裕臣〔川口 A-15(31期)〕
阿部剛士〔川口 A-16(27期)〕