船橋オートの開催もあと2節!
今節は直後にSGが控えている関係で、S級やA級上位の選手は不在。底力が突き抜けている選手はいないので、優勝争いは混沌としている。今節で船橋ラストランになる選手も多いので、魂のこもった走りが期待できる。
地元選手は直前のGIIさざんかカップに出場していたので、その時の動きが大いに参考になる。優勝戦まで進んだのは鈴木一馬。0ハン単騎からのレースで最終周回まで先頭を走っていた。最後は高橋貢に突っ込まれ準優勝だったが、逃げでのスピードを見せ付けた。勢いはあるので、今回も活躍しそうだ。
優勝戦までは進めなかったがエンジン良かった選手も多い。地元ランクトップの鈴木慶太は前走の最終日に快勝。持ち味のスピードを最大限に発揮しての勝利だった。鈴木は今回出場する選手の中でもスピードは随一。序盤の展開さえこなせれば優勝に最も近い存在だ。ランク次位の黒岩明もエンジンは良い。前走の最終日も試走29、上がり392で快勝。スタートが切れているし、道中の捌きも冴えている。前走の最終日にフライングをしてしまった仲口武志だが、エンジンは試走29が出ていたように仕上っている。
今節、特注なのは木村義明。エンジンはここ何節も良い。更に、前走のさざんかカップでも足回りの不安が解消している。予選2日間を無難にこなし、準決では強烈な走りを見せてくれそう。
他では、試走タイムは出ないがレースでは激走が多い栗原勝測。エンジンが大幅に良化してきている荒川哲也。前走の最終日に素晴らしい走りを見せた新村嘉之あたりが狙い目。
外来では伊勢崎勢が調子良い。長期欠場から復帰した柿沼進一は、ハンデ位置も魅力だが走りも以前のままで速攻が決まっている。今回も最重ハンの20M前に置かれるようなら積極的に狙いたい。前走の地元の準決で反則してしまった金山周平だが、エンジン面は悪くない。レース序盤から素早い攻めを見せてくれる。新井淳は前走が船橋さざんかカップの補充参戦だったので、船橋は連続での出場。セッティング的にアドバンテージがある。猪熊龍太も現在エンジン好調中。走りは安定しないが、ハンデ位置を活かしての好走に期待できる。
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主な出場予定選手
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鈴木 慶太〔船橋 A-32(20期)〕
黒岩 明〔船橋 A-53(26期)〕
仲口 武志〔船橋 A-57(24期)〕
鈴木 一馬〔船橋 A-69(30期)〕
亀井 政和〔伊勢崎 A-60(28期)〕
丹村 司〔飯塚 A-83(29期)〕
吉松 憲治〔山陽 A-92(21期)〕
岩科 州〔浜松 A-106(27期)〕