8月のお盆に伊勢崎オートで行われたSGオートレースグランプリ。今年も青山周平選手が見せてくれました!6日間完全V、3連覇達成!そして、表彰式では喜びを爆発!どんな一節間だったのかお聞きしてきました。
(取材日:2024年8月20日)
AKI:グランプリ優勝おめでとうございます!!表彰式ではジャンプしたりととても喜ばれてる印象がありました!
青山:そうですね!6日も長いですしその疲れと、終わった!という解放感から喜びが溢れ出しました。嬉しいが1番でしたね。グランプリ前の飯塚ではクランクケースを替えてみて。それまでも悪くはなかったんですが、部品交換で何か上積みがあればと思ってやってみました。結果として良いところもあるけどセッティングを合わせる時間を考えると間に合わない感じがしてグランプリの初日交換していたケースを戻しました。初日はグランプリ2節前で地元を走った時を参考にしながらという感じでしたね。地元は走ってる回数が多いのと、直前に走っていたのが大きかったです。あとは、最近クランクをちょこちょこ入れ替えたりしていたのが良かったですね。今もなんですがクランク探しをしていて。乗ってるのも悪くないんですが3つ乗った中から1番良いのを選んでいきました。元々は1つのクランクを乗り潰す感じだったんですが、最近は色々乗ってみて試しています。チャレンジしてみようかなと思って。乗ってみてタイムをみたり着順みたり、最終的に判断していく感じですがどれも悪いという感じではないですね。なので、クランクの予備みたいなものはあります。
AKI:チャレンジしようと思ったのはなぜですか?
青山:んー飽きたから?(笑)今までのスタイルでもよかったんですが、また違うやり方というか。ダメなら今までのスタイルに戻せばいいやという感じ。何かチャレンジしてみたいなと思ってクランク探しをしています。
AKI:そんな中、6日間のグランプリ、完全Vを振り返るといかがですか?
青山:いやー長いですね、5日間が良いです(笑)けど、まさか完全Vできるとは思ってもいなかったです。最近は雨が乗れたり乗れなかったりが続いていて、開催の途中の雨もどうなるか分からない中ではあったんですが1着取れて嬉しかったですね。エンジンもいいのかな?という確認もできました。メンバーが揃うと雨もエンジンが良くないとと思っています。なので、雨でうまく走れない理由が自分でもよく分かってないのでさらにもどかしいと言うか。貢さん(伊勢崎22期:高橋貢選手)のようにどこでもどーんと構えられるような感じではないので、自分も「雨でも走れますよ!」と言えるような選手になりたいです。
AKI:青山選手からみても高橋貢選手は凄いんですね!
青山:そうですね。優勝戦の前になんでか分からないけど緊張していて。多分、勝ちたいという気持ちが強かったというのがあって気をずっと張っていました。自分が思ってる以上にその気持ちが強くソワソワしてしまって落ち着いていない感じでした。そこに貢さんが来て「いつも通り頑張ってね!」と言われた一言で気持ちが落ち着いたというか。貢さんの言葉は色んなことを経験している中での言葉だからか冷静になれました。いつもの自分に戻れましたね。
AKI:優勝戦ですが1枠を取ることができました。スタートを振り返っていかがですか?
青山:みんな速いし、自分のベストを尽くそうと思っていました。グランプリの節はあまりスタートが切れてなかったんですが、3、4日目ぐらいにクラッチのパーツを変えたら感じが良くなってきて。タイミングも取れていなかったんですが、久々にパーツを交換したらタイミングも良くなりました。ただ、スタートして先行されるのは想定していて、行かれたら行かれたで潜り込んだりしようと考えていました。まずはスタートで少しでも先に行かれないようにだけ考えて、スタートに集中していました。1枠はもちろん有利ですが黒ちゃん(川口33期:黒川京介選手)には行かれるだろうと思っていたし、行かれたらその時考えようという感じで臨みました。さらに宏和選手(浜松32期:鈴木宏和選手)も飛んできて。宏和に関しては内の選手を潰してくれたのでよかったですね。
AKI:そのスタート後すぐにかわして先頭に立ちました!
青山:試走の感触も悪くなかったです。けど、節中にセッティングを色々やっていて悪くはないけどしっくりこなくて。準決までそんな感じだったんですが、優勝戦はこれかな?というセッティングにしてみたらそれが1番良くって。試走もレースも1番感触が良かったです。ベストな状態で挑めました。
AKI:そこから残りの周回ですがいかがでしたか?
青山:試走よりすごく風が吹いてる気がして1、2周うまく走れなかったんです。そこから修正して走ったら上手く走れるような気がしたけど、やっぱりバックストレッチに入ると向かい風が強くて車速がうまく乗らなかったですね。そのあたりで捲られかけたりしました。半分くらい捲られてる時もありましたが、頑張って抜かれないようにコーナーに突っ込んでいきました。最後に内から入られた時は、「回れないかな?」というより「回るな!」と思いながら(笑)回れなかったら切り返そうと思っていた中で、抜かれた時はヒヤッとしましたが、結果的に張ってくれたので体勢は取れていたので抜き返すことができました。冷静にいけましたね。最終的に優勝できて凄く良かったなぁと思いました。半分くらいが去年と同じ優勝戦メンバーで、地元も1人で、みんなスタートも速くて。去年の優勝戦も「絶対スタート行ってやる!」という気持ちがみんな強くて。今年もみんな速いし狙ってくると思ってたけど去年の経験があったし、落ち着いてレースに挑めたのもありました。ゴールした瞬間は「やっと終わったー!」という感じでしたね。6日間も長いし、10周も長い(笑)
AKI:その終わったー!からの喜びだったんですね!
青山:そうですね。終わったから「よし、勝ったー!」となりました。ウイニングランの景色は優勝した人にしか見えない景色だから「この景色は俺の景色だぞ!」と。レース前の「あの景色は誰にも渡さない。」という気持ちで挑んで、結果優勝できたので良かったです。勝ちたい気持ちが強かったんですよね、おそらく。このレースだけは勝ちたい、取りこぼさないようにという目標もあったから。地元だし特別なのかな?なんなのかははっきり分からないけど「とりあえず勝ちたい。」と誰にも譲る気持ちはなかったです。今年から伊勢崎では優勝すると普通開催でもお客さんの方に行けるようになって、普通開催を優勝した時に「グランプリの時にまたここに戻ってきたいな。」と思ったんです。それもあったのか勝ちたい気持ちがいつもよりあったのかな。なので、勝った時の気持ち、今回はまた違う嬉しさというか「良かったな~」と思いました。
AKI:戻ってきてから試走待機場所で木村選手(伊勢崎31期:木村享平選手)に抱きつきましたよね!(笑)
青山:とりあえず誰かに喜びを表現したくて(笑)抑えられない気持ちでついつい抱きついちゃいました(笑)あっちは受け入れ態勢はなかったと思うんだけど、こっちが勝手に抱きついちゃいました(笑)(後日談、木村選手は「おめでとう、先に帰るね」ということを伝えに行ったそうでびっくりしたと仰っていました(笑))
AKI:その後は、福岡選手(飯塚37期:福岡鷹選手)も手招きして呼んでいましたよね!?
青山:鷹は本当に面白いやつだから(笑)きてくれたら歌わせようと思って。「歌う?」と聞いたら歌ってくれて(笑)最後は握手までしちゃいました。こっちがファンになっちゃう(笑)あと、鷹は速くなると思います。最近はバイク経験者で速い子も多いけど、鷹は本当にバイク素人であんなに速く走れるのは僕がデビューしてから見たことない。間違わなければ凄く速くなると思う。ただ、ああいうキャラだから間違わないといいけど(笑)本当に秘めたものはあると思うから、頑張って欲しいし、仁志さん(飯塚29期:阿部仁志選手)の弟子だから関わりもあるし、お互い刺激になるように、お手本になれるように頑張りたいですね。どんどん成長していって欲しいです。そうなると自分も頑張ろうと思えるので。
AKI:その後の表彰式はいかがでしたか?
青山:伊勢崎のお客さんは本当に熱いし良いですね!戻ってこれたし本当に最高です!いつもは年の前半はなんだか上手くいかないことが多かったんで、今年は序盤から良い成績残したいなと思っていたから4月のオールスターも優勝できて。その後もいくつか優勝できてぼちぼち調子が良かったので、後半失速しないように頑張りたいですね。消音マフラーでも優勝できてるしとても充実してますね。グランプリが終わってからは好きなもの食べて幸せだなぁ~と噛み締めてました。休みの時も基本食事は気にしてますし、レース場に入ったら1食から1.5食なのでその分美味しかったですね。グランプリの帰りにパーキングで食べた普通の蕎麦がめちゃくちゃ美味しかった(笑)優勝してなかったらここまで楽しめなかったと思うし、努力が報われる人はごく僅かで、自分も悔しい経験をしてきたからこそ喜びを一層味わえます。
AKI:まだまだグレードレースも続きますし一休みしてまた頑張っていくという感じですね。
青山:はい。リフレッシュしてまたレース場で減量を意識して。この減量も習慣化してきてるので、今は無理せずできてるというか。食べすぎると体調が悪くなる感じがあって。いろんな面で食事の意識、減量は習慣化してきましたね。なので、ご褒美で食べるというのが今ですね。
AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。
青山:3連覇出来たのはファンの皆様の声援があって、スタート前もすごく盛り上がってるところも見れて後押しになり結果に繋がったと思います。ありがとうございます。まだまだレースは続くのでもっともっと盛り上げていけるように頑張ります!車券はオッズパークで買いましょう!!
(写真は伊勢崎オートSNSより)
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8月1日に行われた36期新人王決定戦で見事勝利し新人王に輝いた栗原選手。デビュー当時から期待され新人王でもしっかり結果を残しました。新人王のことを振り返っていただきました。
(取材日:2024年8月18日)
AKI:36期新人王おめでとうございます!お気持ちいかがですか?
栗原:ありがとうございます。素直に嬉しいですし、周りの方にも期待してもらっていたのでその期待に応えることができてホッとしました。
AKI:同期8人でのレースというのはどうでしたか?
栗原:楽しみが1番でしたね。いつもは1級車の方、先輩方と走ることが多いので同じ排気量でレースをするというのが初めて。どうなるんだろう?という楽しみがありました。不透明な部分が多かったですしレースしてみないと分からないこともありましたが、不安よりは楽しみだなという気持ちが大きかったです。
AKI:新人王では最高ハンに養成所時代から同じグループで走っていた村瀬選手(飯塚36期:村瀬月乃丞選手)と吉林選手(浜松36期:吉林直都選手)が並びましたがどう感じていましたか?
栗原:正直、ここ最近自分の調子が良いわけではなく、新人王の前の節はとにかく跳ねが酷くて。解消するために足回りをやっていたんですが最終日に良くなった雰囲気がありました。もしかしたら飯塚に行っても大丈夫かな?と期待を込めて飯塚入りしました。結果、整備の効果があって飯塚でも跳ねは治っていました。これならレースできるかな?という感触はありましたね。ただ、近況とにかく暑く、試走タイムも出ずに不安要素はありました。それでも、同期の中でスタートだけは先行できる自信はあって、先に出れれば逃げれると思っていたので、まずはスタートに集中して自分の展開にしたいなという気持ちでいました。
AKI:そのスタートでは村瀬選手がフライングとなり再発走になりました。自分ではないと分かっていましたか?
栗原:はい、分かっていました。同期で同ハンでスタート切ることは練習でもあって、自分が先行することが多かったのでそこからプレッシャーはかけれることができたのかなと思います。自分は練習通り切れたんですが、スタート切った時に自分と村瀬が同じ感じで切れていたので「自分じゃないな。」と思っていました。なので、「村瀬やったかな?」と思い自分に流れが向いたと思っていました。
AKI:2回目のスタートでは栗原選手が0.01タイミングでした!!狙っていたんですか!?
栗原:いやいや流石に!(笑)ただ、練習から05、01、03タイミングだったので攻めて切ってるのは確かだったんですが、それでも収まっていたし自分なりに見えていると思っていました。2回目のスタートも練習のイメージで行きました。ただ、01はびっくりしました(笑)
AKI:スタート後、1周目のバックストレッチでは外線突破の審議になりましたが、あのあたりご自身ではどう感じていましたか?
栗原:小さい頃からレースをやってきてなんとなく自分の感覚がズレることはなく、その感覚がズレてる時は非常に悪い時。その感覚は新人王ではズレていなかったので自分は「オンザライン」だな「ちょっと外線に乗ったなぁ」という感じだったし、まだどうなるか分からないので一旦忘れて、リセットしてレースに挑みました。みんながみんな2級車なのでコースが大きくてつられちゃった感じですね。ただ、そこからは冷静にレースを運べたと思います。
AKI:レースはしっかり捌いていきましたが振り返っていかがですか?
栗原:普通に走れば捌いていけるとは思いながらも、同期がどんな動きをするのか不透明でした。外に付けたらつられちゃうし間合いの取り方が難しく、相手をよく観察しながらレースをしていました。なので、先頭に立つまでに時間がかかり過ぎてしまったなぁとは思います。それでも先頭に出れて、結果を出せたのでよかったです。結果が全てなので。先頭に立てれば抜かれないなと思ってはいましたがコースを外さないように最後まで気を抜かず走りました。
AKI:最後、村瀬選手が迫っていましたが見えていましたか?
栗原:村瀬とは普段の練習から一緒に走ることがあるので、チラッと見えて入ってくるかな?と思いましたがしっかり抑えることが出来ましたし信頼もあるので危ないことにはならないとは思っていました。
AKI:先頭でゴール線を切った時はどうでしたか?
栗原:正直複雑な気持ちです。もしかしたら外線突破してるかもしれないというのがあったので、1着でゴール出来た喜びもあるんですけど、赤旗が見えたので「あぁ、審議かぁ」という感じ。レース内容は満足いくものではなかったですが先頭ではゴール出来たし、外線突破で反則だとしてもそれは受け入れるしかないと思っていました。ロッカーに戻って周りの方から8割くらい厳しいかもねと言われてた中で、なんとかギリギリ残ってくれてた。確定が出てから「よかった!」という感じだったので喜ぶまで時差がありました(笑)
AKI:それにしても見ていて面白いレースでした!!
栗原:審議になって迷惑をかけてしまったところはあるんですが、レース自体は面白いレースが出来たなぁと思うので、お客さんなど見ている方も楽しんでもらえたかなと思っています。今後1級車に乗り替わりますが、その前に2級車だけのレースをして「同じ排気量で走ったらこんな感じなのかな?」という1級車のシミュレーションもでき勉強になりました。そして、新人王は1回しかないので同期と一緒に出れてよかったなぁと思います。ただ、同期11人で勝ち上がり式で戦えなかったのが残念だったところですね。こればかりは決められたことなので仕方ないと思っています。なので、また企画とかで同期対決ができたらいいなと思います。
AKI:1級車の話も出ましたがもうすぐですよね!
栗原:そうですね。来年の1月に乗り替わる予定です。もう1級車の練習はしました。とにかくスタートが違いすぎて。良い方向で、びっくりするくらい出ていってくれます。まだまだ改善しなきゃいけないところもありますし、走行も全然違うんですがファーストインプレッションはそんな感じでした。ただ、熱い走路の中で2級車のようにグリップを開けると滑ってしまいます。そのあたりはまだまだ良いところを見つけられてないので今後見つけられるようにしたいですね。そうは言っても、レースはまだ2級車なので1級車に練習が偏るのもよくないと思いメインは2級車に乗って。自分は1級車ばかり乗ると2級車が遅くなってしまうので、残り2ヶ月となってきたくらいで本格的にシフトしても良いかなと思っています。まずは目の前の2級車でのレースを疎かにせず、今後1級車の練習も少しずつ増やしていこうと思います。
AKI:ハンデもだいぶ厳しい位置になってきましたがいかがですか?
栗原:昨年の4、5月くらいには最重ハンの20m前になって、もっと結果を残したい気持ちもあるんですが、2級車は2年しか乗らないというところもあり色々な葛藤があります。今は2級車でできるベストを出来ればと思っています。その中で、1級車でのレースもシミュレーションしながら上手くシフトしていきたいですね。
AKI:ここまでの選手生活はいかがですか?
栗原:本当に周りの方々のおかげでレースに取り組む姿勢や人間性など学ばせてもらってます。なので、引き続き良いところを盗みつつ成長できればいいなと思っています。
AKI:現在の課題はなんですか?
栗原:目の前のことをクリアしていくという感じなので「これ!」というところは決めず、課題ができたらその課題をクリアできるようにという感じにしています。1級車になったら整備とかもっと課題が増えてくると思います。なので、課題は乗り替わったらまた変わってくると思います。強いていうなら「レース感」を2級車の間に少しでも取得出来ればという感じです。
AKI:目標は掲げるタイプですか?
栗原:もちろん選手やってるからには1着、優勝というのは他の選手と変わりないと思います。悔しいこともたくさん経験してるのでその気持ちを忘れず自分がやれる中でベストを尽くしていきたいです。今は2級車で上手くいかないレースも多いですが、1級車に乗り替わって同じ土俵に立った時は負けないぞ!という気持ちで。1級車に乗り替わるのがとても楽しみです。
AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。
栗原:いつも応援ありがとうございます。これから2級車の集大成になってくると思います。冷えてくる走路になってきますし、2年かけて乗ってきた2級車で良い締めくくりが出来たらと思っています。そして、1級車に活きる準備をしていきたいと思いますのでこれからも応援お願いします。
(写真は飯塚オートSNSより)
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浜松オート所属の29期・関口隆広選手にお話をお聞きしました。
(取材日7/29)
―選手になろうと思ったきっかけは何ですか?
父親が好きだったので、一緒に付いて船橋に見に行っていてですね。もう、物心が付いた頃には一緒に行っていましたね。最初はうるさいので、ずっと耳を塞ぎながらだったんですけど、だんだんとなんか格好いいなあとなって。なれたらいいなって感じで。船橋によく行っていましたね。牧野さん(川口24期・牧野貴博選手)が好きでしたね。
―それで試験を受けたんですね。一発合格ですか?
はい、たまたま。29期はちょっとイレギュラーだったので、ラッキーでしたね。その時は40人合格していたので。合格通知が届いた時は嬉しかったですね。
―養成所の生活はどうでしたか?
もう、1日1日こなすのがいっぱいいっぱいでしたね。もう~、帰りたい帰りたいで、でも、帰るわけにはいかないなって感じで。体力的にもきつかったですし、想像していた感じとは違っていたので、乗ることに関しても。ちっちゃい頃から見ているから、速くなれるつもりでいるじゃないですか。でも、全然そんなことなくて...。見るのと乗るのとは違って。元々、バイクにも乗っていなかったので、訳も分からずで。
―デビュー戦のことは覚えていますか?
あんまり覚えていないんですよね、デビュー戦のことは。同期と一緒に走ったってことぐらいしか覚えてないです。
―見るのと走るのでは違うということで、その後も結構大変でしたか?
そうですね。なんか、こんなつもりじゃなかったんだけどなと思いながらずっと...。もっと速い選手みたく、どんどんどんどん抜いていけるつもりで入ったんですけど、そんなんじゃなかった。
―今までで一番覚えているレースはありますか?
初めて優勝したレースは覚えていますね。嬉しかったのもありますし、なんか、変な感覚になったのは覚えていますね。あんまり緊張しなかったと言うか...。なんか、不思議な感覚がありました。それまでは優勝戦に乗るたびに変に気合が入っちゃうというのがあったんですけど、その時はそんな感じはなくて。
―これまでで苦しかったことはありますか?
まあ、乗る方もなんですけど、整備が全然分からなくて。そういうので、なんか、自分なりにお金かけても全然良い方に行かない時は、う~ん、どうしようかなってなりますね。そういう感性が全くないんでしょうね。いろいろ派閥の人にも相当教えてもらったんですけどね。
―師匠はどなたでしたっけ?
永冨さん(飯塚17期・元オートレーサー永冨高志選手)です。相当いろいろしっかり教えてもらってるんですけど、それを生かし切れないまま20年ですね(笑)。今になっても調整は全然分からないですね。
―エンジン的にどういう仕上がりを求めていますか?
突っ込みやすくなった時は成績がいいのかな。そういう風になればいいんですけど、なかなかうまく合わせられないですね。
―休みの日とかで日々、取り組んでいることはありますか?
特に今はないですね。一時、筋トレとかやってたりはするんですけど、定期的に怪我とかするので、やんなくなったりしての繰り返しです。
―デビューしてからずっと細いままで体形は変わってないですよね?
でも、10キロくらいは太りましたよ。デビュー当時からすれば。今は57、58あるのかな。48くらいがいつもみたいな感じだったので。
―当面の目標というか、今の課題とかはありますか?
課題はずっとなんですけど、しっかりスタートが切れるようにならないとっていうのはありますね。
―レース序盤の展開が変わりますもんね。
全然違うと思いますね。スタートがずっと切れないので...。クラッチの中身を換えてみたりとか、エンジンの吹かし方を変えてみたりとか、いろんな人にアドバイスをもらうんですけど、なかなかうまいこといかないですね。
―若い選手の中で速いと思う選手はいますか。
まあ、森下(浜松37期・森下輝選手)とか速いなあと思いますし、吉林(浜松36期・吉林直都選手)なんかも速いなあと思いますね。
―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
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伊勢崎オート所属の32期・松本康選手にお話をお聞きしました。
(取材日7/29)
―オートレーサーになろうと思ったきっかけは何ですか?
元々プロとしてレースをやっていたんですけど、息が短いというか、自分があと何年続けられるかなって思った時に、他の道も考えていたんですけど、4歳の時からずっとバイクに乗ってレースやってきたので、レースに携わる仕事をしながらやっていけたらなあっとざっくり思っていました。ただ、怪我とか何度も転倒とかしましたし、体もどこかしら調子が悪いところがあったりして、自分の体のことを勉強しようと思って、整体学校にいって整体の勉強もしていて、それで体も少しずつ良くなってきて、そっちの道に行こうかなとも思ってたんですけど、平塚さん(浜松31期・平塚雅樹選手)が以前、自分と同じチームで走っていた時もあったりして、で、平塚さんがオートレース選手になったことも知っていたので、平塚さんがオートレース選手になったんだなと思っていたら、その時連絡を取っていたバイク関係の友達に『受ければいいじゃん』って話になって。お世話になったモタード、スーパーモトにも恩返しがしたかったし、そういう所の関係で働くっていうのも考えていたんですけど、やっぱりまだ自分は選手でいたいのかなって考えたら、やっぱ選手でいたいなあって思って、レースしたいと思って...。いろいろ悩んだんですけど、自分が選手でいられると思ったら(オートレースの試験を)受けずにはいられなかったですね。
―その後、養成所に入ってみてどうでしたか。
養成所はきつかったです。僕らの養成の時って(新しい)防具を開発していて、結局、今はダメになっちゃったんですけど、その防具を付けているとヘルメットが当たって体の重心がズレちゃうんですよね。だから、乗っている間ずっと体幹を使って、ようは耐えているみたいな感じでとにかくきつくて、1日が終わるともうヘトヘトで、疲れ切って何もできなかったですね。途中からもう、これじゃ乗れないってなって、嘆願してなくなりました。なくなったら全然違いましたね。
―時間が決められている規則正しい生活っていうのはどうでしたか?
そういうのは別に、まあ。つらいですけど、でも、自分はそれこそ32歳で養成所に入って、それまでプロ活動をしていて、なんて言うんですか、自分で自分のルールを作ってやっていくので、まあ、スポンサー活動をしたり、トレーニングをしたり、練習したり、マシンの整備をしたり、やらなきゃいけないことがいっぱいあったから、そういった意味では、(養成所では)ただ言われた事をやればいいだけなので楽ですよね。朝起きる時間も決まってて、その後も決まってることをこなすだけだから、自分で考えなくていいし。それまでは全部自分で決めなくてはいけないから、総合して考えたら普通にプロ活動をしてる方が絶対大変ですよ。まあ養成所も大変でしたけど、大変な部分が違いましたね。
―デビュー戦のことは覚えていますか?
覚えてます。前のモタードの時に応援してくれていた仲間がみんな見に来てくれて、最後、5周回で滑らせて、それまでアタマだったんですけど、それでやられて着外だったんですよ。みんな『ええっ!』みたいな感じで。
―そこからレースを重ねて、オートレーサーとしてやってきて嬉しかったことはありますか?
まあ、嬉しかったことはいっぱいありますけど、まず選手になれたことが嬉しかったですよね。それこそ、前のレースの時に、プロとはいえローカルカテゴリーなので賞金も少ないですし、スポンサーさんからもらう額も限られてくるわけじゃないですか。なんだかんだいって生活するのでいっぱいいっぱい。それで、どんどん怪我もして体もボロくなってくるし、いろいろ憔悴していくわけですよね。でも、オートレース選手ってある程度恵まれた環境の中にいるので、まず受かったってことでホントに泣きました。嬉しくて。自分は特例枠で受験して受かることができたので、今までやってきたことがつながったっていうか。人生の中にも仕事としてつながったっていう風に思ったことがすごく嬉しかったですし、それがまず最初ですよね。で、まあホントにこれは建前でもなくて、グループにすごい恵まれたし、師匠が伊藤正司選手(伊勢崎20期)で、なんていうのか大きな人なんですよね。息子のように扱ってくれて、面倒見てくれますし、つきあってくれるから師匠やグループに恵まれたと思いますし、そういう環境の中で自分の選手活動も存分にやらせてもらって。それこそ最初は経験者だからこそ、うまくいかないようなこともあったんですけど、自分の中でちょっとずつ自習して、少しずつそういうことも減ってきて、ちょっとずつそれが手応えとして出て来た時に楽しいなとか思いますし。最近はそうは言っても歳を取ってきたから、体も思うように動かなくなってきましたし、やっぱり家族もいるし、前のモタードをやっていた時は人生の全てをレースに賭けていたけど、今は人生全てを賭けるわけにはいかないじゃないですか。でもオートレースって繊細な競技だから他の人に迷惑をかけることなく無事にゴールっていう方がいいレースができたりするんですよね。でも、そうは言ってもそれだけを考えているとやっぱり足りなくなっちゃう時もあるから、その中で、攻めるところは攻めてっていう駆け引きが自分の中では難しいところというか。行き過ぎちゃうとロスになるし、かと言って守りに入り過ぎると、そんなのはレースとして上には行けないし。その辺が難しいところでもあるし、面白さでもあるし醍醐味でもあるんですよね。
―今、課題としてはどんなことがありますか?
やっぱり歳を取ってきて自分の思うようにいかなくなることも多くなってきて、だから、いかに持続できるかですよね。今のパフォーマンスを長くできるか。ホント、岩田行雄(伊勢崎15期)さんみたいな選手は格好いいなと思いますし、ホントに尊敬するというか、ああいうふうになれたらいいなって思いますし、そのために今やるべきことをやっている感じですね。モチベーションの維持も大変ですから。何かしら目標を決めて、これをちょっとできるようになろうと日々精進してるんで、日々やり甲斐は自分で作っているつもりです。
―レースを離れてオフの日はどうしてますか?
体調を見ながら運動もしますし、休まなきゃいけない時は休みますし、結構ケアにお金を使ってますね。それこそマッサージや整体とかにもよく行きますし、酸素カプセルにもレース終わりには必ず行きます。全然違うんですよ。酸素カプセルに行くとめっちゃ回復するんですよ。なんか『ベッカムカプセル』とか最初言われていて、ベッカムが骨折してすぐ治ったので有名になったんですけど、酸素カプセルに入ると回復がホントに早いですね。疲れが取れますね。普段だったら3日間疲れが残るところが、1日半くらい短くなったりして。開催が終わってもすぐまた始まったりするから、ある程度疲労を溜めすぎないように調整しています。
―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
オートレースを楽しんでもらいたいので、少しでもいいレースができるように日々頑張ります!
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伊勢崎オート所属の20期・栗原勝測選手にお話をお聞きしました。
(取材日7/29)
―オートレーサーになろうと思ったきっかけは何ですか?
高校受験の勉強している時に、親戚のおじさんが『そんな勉強ばかりしてないで、スカッとした所に行こうぜ』って言われて、何だろうって思ったんですけど、日曜日に(オートレース場に)連れていってもらったら、すげーっ!みたいな感じで、これって自分もなれるのかなって思って。それで、高校3年にならないと受けられないって聞いて、高校3年まで待って、18期を受けたら落っこちちゃって、仕方ないから大学に行って、それで勉強していたんですけど、19期の時は不手際で受けられなくって。申し込んだんですけど、送られてきた受験票が家のポストの新聞と新聞の間に挟まっていて、気づかないままで試験の期間が終わってて...(笑)それで、大学4年の時に就職試験と一緒にオートレースも受けて、就職も決まっていたんですけど、まあ、オートレースの2次試験も合格してたんで、迷わず、会社の方は断って大学は4年で辞めて、オートレースの養成所に入りました。家族は『大学を4年も行ってたんだから、オートレースじゃなくて、普通に就職してくれよ』って、安定した方へ行って欲しいみたいでみんなに反対されたんですけど、自分を通して...。
―養成所は入ってみてどうでしたか?
まあやっぱり(家に)帰れないっていうのは初めての体験だったので、すごいキツかったですけど、体力の訓練とかはそんなに...。バイクはそれまでにちょっと乗っていました。400ccくらいのを乗っていたので、養成所ではまあまあ普通くらいで、真ん中くらいでしたよ。
―デビュー戦のことは覚えていますか。
覚えてます。今みたいな夏の暑い時で、走路がギラギラしてましたけど逃げ切って1着でした。デビュー戦の次のレースはもう1級車と同ハンで、相手は1級車だからスタートで行かれて...。その日は負けて、その次の日はまた1着でしたね。デビュー節は3日間で2回1着でした。
―今までで一番覚えているレースはありますか?
覚えているのは船橋の雨で初優勝したのと、飯塚のオールスターでSGの決勝に乗ったのと、その後、伊勢崎のSGグランプリで雨の優勝戦、その3つが一番印象に残っていますね。
―最初の配属は船橋オートでしたよね。それは自分の希望とかを出すんですか?
養成所の最後に配属が発表されるんですけど、自分は群馬県にいたので伊勢崎を第一希望、川口を第二希望、それで、船橋は当時すごく強かったんですよ。オートレース業界四天王っていう存在がいたぐらいで『あそこ行ったらすぐにクビになっちゃうぞ』って候補生の中で話題になっていて、自分は行きたくなかったので、第三希望は浜松にしたんですよ。ただ、実際には船橋になっちゃって...(笑)でも、船橋配属になったからには頑張るしかないなって。まあでも、いい先輩がいっぱいいたし、身内も良かったし、師匠の石川さん(船橋8期・元オートレーサー石川敏晴選手)が優しい人で自分のミスをフォローしてくれたんで、すごい感謝していますね。内越さん(伊勢崎14期・内越忠徳選手)も乗り方を教えてくれたし、あとは周りの片平さん(船橋19期・元オートレーサー片平巧選手)とか飯塚さん(船橋9期・元オートレーサー飯塚将光選手)とか宮城さん(船橋18期・元オートレーサー宮城秀樹選手)とか、見本になる先輩がいっぱいいたので、その走りを見てマネしたりして、まあ、マネはできなかったんですけど、そういう面では勉強にはなりました。だから船橋では成績を残せなくても遠征では優勝戦に乗れたりとか、レベルの高い所でやっている分、外では頑張れた時が多かった気がします。それもあってオールスターとかグランプリとか他の所でやったレースでああいう結果が残せたんじゃないかって思います。
―SGで優勝戦まで行った時は気持ちも高ぶってきますか?
もう全然、そういう気持ちじゃなかったので楽でしたけどね。自然体で。でも、やっぱりSGの優勝戦とかになると取る気がないと取れないっていうことを感じましたね。それで、次の時は取る気で行かないとダメかなって気持ちになって、その気持ちで行きました。でも、結果は当時、岡部さん(山陽19期・岡部聡選手)が雨で超抜だったんで、岡部さんにやられて、柿沼さん(伊勢崎21期・元オートレーサー柿沼進一選手)にもスタートで叩かれてしまって、結果3着だったんですけど一応、自分の中では結果は残せたかなって。
―ここまでオートレーサーとしてやってきて苦しかったことはありますか?
うーん、やっぱり新人の時が一番苦しかったですね。やることも多いし、練習もいっぱいやらなきゃならないし、みんなのお手伝いとかもあったり。1節が終わるとグッタリで、群馬まで帰るんですけど、高速道路で途中で眠くなっちゃって、パーキングエリアで朝まで寝ちゃったこともありました。それで、当時は携帯電話もなかったので、親が心配しちゃって、帰ってこないので事故しちゃったんじゃないかって、警察に問い合わせたりしちゃったこともあったぐらいで...。ホント疲れちゃって、車の中で熟睡しちゃって。その頃が一番大変だったかな。
―オートレーサーとしてやってきて嬉しかったことはありますか?
やっぱり結果が残せた時ですね。優勝とか、そういう時。優勝は今まで10回あるんですけど、その10回はすごい嬉しいですよね。特に2019年に優勝したのが18年ぶりの優勝で、その時、自分が第一希望で行きたかった伊勢崎で初めて優勝できて嬉しかったです。その時のメンバーも青山(伊勢崎31期・青山周平選手)がいたり貢(伊勢崎22期・高橋貢選手)がいたり、10メーター後ろにそうそうたるメンバーがいての優勝だったので、すごく嬉しかったですね。まさかできるとは思わなかったし、それは嬉しかった。あとはあれですね、いい先輩にも恵まれたんですけど、いい後輩にも恵まれて、中村雅人(川口28期・中村雅人選手)、たまたま自分が選んだわけでもないんですけど、あてがわれた選手がSGや年末のスーパースターを取ったりしてくれて結果を残してくれたんで、すごい嬉しかったですね。自分のこともさておき、それも嬉しいことの一つですね。いい刺激にもなりますし、整備面でも教えてもらったりとか。今は逆にアドバイスとかもらっている現状なんですけど、そういうのでまた自分の方も上向いて、頑張るモチベーションになってる感じです。自分の息子とほぼ同じ感じ、息子みたいな感じなんですけど、楽しくやっていて全てにおいてプラスですね。振り返ると、いいつながりというか、それってなかなかない巡り合わせなので。
―あと日々、取り組んでいることはありますか?
朝晩、一日1時間か2時間は運動をするようにしてます。あとは食事制限というか、考えながら体重が増えないように、できれば軽くなるように心がけているくらいで、みんなと変わっていることはやってないです。あと、お酒を飲まないようにしたりとか。レース開催中は神経を研ぎ澄ます意味もあったり、太らないようにと緊張感を持ってやってます。
―レースしていて、走りにこだわりとかはありますか?横断幕には『炎のストッパー』なんて書いてありますが。
前から走ることが多いからどうしてもストッパーになっちゃうんですけど(笑)抜かれないようにするには抑える競争になって...。ホントはね、開け開けで、スピードで抜かれないようにするのが理想だと思うんですけど、もうこのぐらいの歳だと絶対的にスピードはないので、少し小さく走って少しでも抜かれない競争になっちゃうんですよね。後ろの人には申し訳ないんですけど、そういう競争で、昭和の競争になっちゃってます。不本意なんですけど、それしかできないので、それで3連単に絡むようにしないといけないので、なるべく絡めるように頑張るレースをすると、そんな感じになっちゃうんですけど。まくってくる分にはどうぞってなるんですけど、ナカからはちょっと行かれないように心がけて、まずスタート行って、自分の展開にしなきゃいけない。前の人を早めにさばいていくことが必須になってきますね。
―これからこうなりたいって目標はありますか?
目標っていうと、自分的にはいろいろ数字的なものしかないんですけど、500勝とかね。それはとりあえず達成したので、次の目標となると700勝とか、遠いんですけど、それを目指すということですかね。あとは山陽だけ優勝してないので、山陽で優勝できたらなって思います。あとは昭和の選手なので、昭和、平成、令和ときたので、次の元号まで走れるように、4つの元号を走れるように頑張れたらなって。元号っていうのは何とも言えないですけど、4元号を頑張れればってところを目標に頑張っていきたいです。
―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。
自分は試走タイムがあまり出ないんですよ。先ほども言ったようにスピードがないので...。そこら辺をお客さんが、ちょっと難しいかなって思うんですけど、買っても100円でいいので、来たらデカいので、買っても100円なので損失は少ないと思うので、宝くじの大きいのを買ったつもりで、これからも応援していただければなって。
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