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栄光からの怪我、それらを乗り越え快速派が復権|武藤 博臣選手

川口オート所属の28期・武藤博臣選手にお話をお聞きしました。

(取材日5/22)

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―この前(5月18日川口オートにて)の優勝、おめでとうございます。エンジン状態は良かったのですか?

最近、ずっと良かったですけどね。結局、体重を絞っただけですよ。最後に痩せてた時が、10年ちょっと前に優勝した時です。ここ半年くらいで9キロぐらい落としたんです。【どんな方法で体重を絞ったのですか?】食わなきゃいいだけですよ。お腹が減ったらプロテインを摂取していました。お腹に溜まるので食わなくなるんですよね。それでプロテインを飲んでいたら、だんだん体重が減ってきて。更に続けていたら今のようになったんです。

―体重が減ったことで、レースしていてどの辺に影響が表れるのですか?

タイヤの持ちが違うし、掛かりも違うし、まあ直線も(車が)行きますよね。体重が軽くなった分。今までタイヤが滑ってたような所で滑らなくなったり。後半キツかったのが、そんなにキツくならなくなったり、とか。タイヤのペース配分が楽になったなって思います。ちゃんと昔からそうやっておけば良かったです。

―改めてですが、オートレーサーになろうと思ったきっかけは何ですか?

みんな言うように、ちっちゃい頃から見ていただけですよ。親父に連れていってもらって。

―本格的に目指そうと思ったのはいつ頃ですか?

小学校くらいだと思います。卒業文集か何かに『なりたい!』て書いたと思うんですよ。それで、高校3年の時に受けて、受かって、うまい具合にいきましたね。3月に卒業して、6月に養成所だったので。28期の中では一番下っ端でした。

―養成所生活はどうでしたか?

最初はキツかったけど、養成所のことはそれなりにって感じです。体力の訓練はキツかったです。バイクに乗る訓練になってから、憧れのバイクにまたがって、みんな感動してましたよ。

―デビュー戦の事は覚えてますか?

デビューする少し前に落車して、デビュー戦と2走目はタイヤがハネたりしてよく分からなくて、デビュー節の最終日にアタマ取ったんですけど、タイムアップしちゃって...。デビュー戦は勝ってないですけど、最終日に勝てて良かったです。

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―ここまで選手をやってきて、一番印象に残っているレースは何ですか?

なんだかんだ、GI(2009年船橋オート祭)じゃないですか。怪我した後だったし、嬉しかった。SGよりも、そっちの方が嬉しかった。SGの時はエンジンも良かったし、自分がヘマしないで乗っただけだから。GIの方が...。しかも怪我をしたGIで優勝できたので、よけいに良かった。(武藤選手は2007年船橋オート祭で落車し、長らく休養を余儀なくされました)2年前のGIで怪我して、同じGIで優勝できたので、うまくいったよなあと思って嬉しかった。そんな感じです。落車した時はあまり記憶がないんです。ところどころは覚えているんですけど...。まあ、そりゃね、出血しましたからね、脳が(笑)。分かんないですよね。

―ここまででつらかったことはありますか?

なんだろう、怪我して思うように体が動かなくなっちゃったことがあって...。今は別に大丈夫なんですけど、復帰した直後とかはきつかったですね。

―日々、オートレーサーとして取り組んでいることはありますか?

特にないですね。休みの日ぐらいは完全にオフにしたいですね。結局、家の仕事とかやらされて終わっちゃうんですよ(笑)。このあいだも優勝したと思ったら、休みの日に冷蔵庫を買わされておしまいですよ(笑)。いい値段の。今、けっこうするんですよ、冷蔵庫って。あと、息子に電動自転車を買って終わりですよ(笑)。

―近い将来の目標とか考えていることはありますか?

せっかく痩せたので、これでどこまでいけるかって感じですね。とりあえず体重は元に戻ったので。体重を落としただけで、エンジンは何もなくてもこんなん(5月18日の優勝)なったから、ここからまたエンジンを扱えば、もう1ランク上とかも行けるだろうし。

―課題みたいなのはありますか?

なんだろうな、歳取っちゃったからね。昔みたいな勢いもなければ、オートレースへの取り組み方もないですけど痩せてきたし、もっと上を目指して、アレをやろうとかコレをやろうとかって感じになればいいですね。

―歳を取っちゃったってお話もありましたけど、若手の中で巧いと思う選手はいますか?

長田君(飯塚34期・長田稚也選手)とか巧いんじゃないですかね。素人からなのに。バイクの経験がある人はある程度、乗りますしね。最近の中じゃ、あの子が一番じゃないですかね。抜けると思ったら行くし、オートレースを見て育ったからじゃないかな。ロードレースじゃなくて。飯塚だったら、みんな巧い人がいるだろうし。

―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

僕だけじゃなくて走っている人はいっぱいいるので、僕から買わなくてもいいので楽しんで買ってくれたらと思います。

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2024年6月17日

久々のSGオールスター制覇!|青山周平選手

今年度最初のSG開催、オールスター・オートレース。今年も飯塚オートで行われました。ファン投票で選ばれるメンバー。青山周平選手がSGオールスター久々の優勝に輝きました。しかし、初日のスターセレクションでは3着。消音マフラーはまだまだ掴めていないとコメントが出る中、どのように優勝まで漕ぎつけたのか。オールスターを振り返っていただきました。

(取材日:2024年5月24日)

インタビュー / AKI

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AKI:オールスターはあまり慣れていない消音マフラーでどうかな?とお話ししていましたが優勝を決めました!いかがですか?

青山:嬉しいですね。レースが始まる前は自信はあまりないというか優勝する想像はできてなかったけど"勝ちたいな"という気持ちはありました。頑張ろうという感じでした。

AKI:初日はスターセレクションが行われて試走タイム3.30と劣勢。振り返るといかがですか?

青山:まぁこんなもんだろうという感じ。抜かれて3着なのも自分はそんなに速くないしという感じ。周りが「どうしたの?」という感じだったけど自分では「こんなもんだけどな~」という感じでした。エンジンもタイヤもこれが悪いという感じはなく、初日なので分からない部分も多いし。頭で買ってくださった方には申し訳ないんですが、3着だしこんなもんでしょ、という感覚でした。なので、悲観するような感じでもなかったし、自分はあんまり速くないことは自覚してるのでそんなに気にしてなかったです。

AKI:それでも全国ランキングNo. 1という成績があるわけですが、そのことに関してはどう感じているんですか?

青山:あれはたまたまというか、ただの平均得点だから。No.1だからこうじゃないといけないとかはないと思うから、自分でプレッシャーを感じる必要はないし自分は自分かな。速い訳ではないから抜かれても自分自身驚きはない感じです。捌かれても「ですよね。」という感じでした。ランキングも半年間の成績が3ヶ月後に適用されるので、年末を優勝したり下半期の成績が良かったからNo. 1になれたわけであまり深くは考えてないです。

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AKI:初日のスターセレクションが終わってからは何か扱いましたか?

青山:初日と2日目は新品ヘッドを入れて行っていました。その前に試したかったんですがタイミングがなくって。なので、初日、2日目に試して。3日目以降はその前に乗ってたヘッドに戻しました。乗って比較して良い方で行こうという感じ。オールスターでは戻しましたが、新品ヘッドも悪くないし今も乗ってるので今は新品ヘッドの良いところを探っていきたいという感じです。消音マフラー自体がよく分からないから、部品を替えてみて比較してみようという感じでした。

AKI:3日目以降の4日間の動きはどうでしたか?

青山:大きく変わらずどんぐりの背比べみたいな感じですね。以前から乗っていたヘッドの方が長く乗っていた分セットが分かるというか。ほとんど差はなかったですね。ただ、やっぱり消音マフラーは違うというか、まず自分が上手く乗りこなせていない。早く適応して、そこからセッティングという感じですね。まずは乗り方なんですけど、それが上手く合わせられないというか、時間がかかってしまう。表現が難しいんですが、消音マフラーだと止まり過ぎちゃったり、上手くレースの流れに乗れないというか。ギクシャクしちゃう感じが常にあるんです。なので、捌く時もギクシャクしてテンポが合わないというか。なんとも言えない感じがあります。まずはそこに自分が慣れていって少しずつ合わせていけられたらなと思ってます。合う時は合うし、合わない時は合わない。まだ特性を捉えきれていない感じですね。マフラー個々の特徴も絶対あるからそこを上手く頭の中で整理できるようになりたいです。たまにしか乗らないから少しの差というのが難しいですが、最近は少しずつ乗る機会が増えました。それでも乗る機会が少ないのでゆっくり経験値を上げていくしかないですね。

AKI:優勝戦は雨なのか、晴れなのか。前日では雨予報ということで湿走路を想定して枠を取っていく選手がいる中、1枠が残っている状態でしたがどんな思いでしたか?

青山:飯塚の雨は外というイメージがあったけど、最近は内も使えるようになっていたから、空いてるなら1枠しかないなという感じでした。一瞬外枠も考えたんですが外を取ったからといって何かある訳じゃないし「1しかないでしょ~」って(笑)ただ、以前のように「ラッキー!」とはならなかったですね。雨の予報だし杏亮(飯塚33期:中村杏亮選手)もわざわざ8枠選ぶくらいだし「明日は雨なんだな。」という感じでした。けど、なるようにしかならないし1枠が取れたけどどうかなぁという感じですね。

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AKI:結局雨は上がり走路は回復していきました。

青山:どっちかなと様子を見ながら中途半端なタイヤはいらないかなと思っていました。周回も長いし、雨タイヤはぶっつけでいいかなという気持ち。タイヤ交換が面倒くさいなぁくらい。どちらかというと晴れがいいけどどっちでも良いかなという感じでしたね。エンジンは準決前に下周りをしてマフラーを替えたら試走からタイムが良くなりました。優勝戦も戦えるかなという気持ちも少し芽生えました。本当に焦りなく初日4日目まで来れて、準決勝戦で形になったので良かったです。

AKI:優勝戦まではどんな気持ちで過ごしていましたか?

青山:ギリギリまで雨が降るかも、という情報もあったのでみんな高めの晴れタイヤにしたり色々考えてたみたいなんですが、自分はそんなに沢山タイヤもなかったし晴れは準決のタイヤと決めていたのでそこまでバタつかずいけました。

AKI:優勝戦はスタートして佐藤摩弥選手(川口31期)がすぐに飛んできました!

青山:そうですね。スタートした段階で摩弥ちゃんらしい影が見えて、そこから何周か走っているとピンクが見えて「摩弥かな~」という感じ。ただ、ずっと後ろにいると思ってなかったから結果的に「上手い壁になってくれてありがとう」と思いました(笑)ただ、すごい迫ってきてましたし無我夢中でしたね。摩弥ちゃんだけじゃなく他の選手もいるし難しい。けど、準決からエンジンも良くなっていたし結果として1着でゴールできて最高の形で締めくくることができました。

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AKI:早め先頭の10周回はやはり長いですか?

青山:んーやっぱり長いけどだんだん慣れてきたかな(笑)皆さんも見飽きてるかもしれないけど(笑)でも、摩弥ちゃんが面白くしてくれましたね。オートレース業界としては摩弥ちゃんが優勝した方がドッカーン!となってたんだろうなと思いましたけどここは譲れないので。優勝できてすごく嬉しいです。

AKI:SGオールスターは久々の優勝になりましたね。

青山:そうですね。飯塚で取って以来ですね。あの頃は相性抜群でした。ファン投票していただいてスターセレクションから走らせてもらってるので、ファンの方との距離感をより近く感じられる開催。レース自体はいつも通りですが、"オールスター"を久々に優勝できたのは嬉しいですね。抜け切るようなタイムは出せてないんですがエンジンは安定して良い状態で、結果はなんとか残せてるので良かったなという感じです。いつもだと上半期はあまり良くなく夏辺りから調子が上がってくる感じということに今年気づきました。今年は前半からなんとか良い結果が出てるので「良かったなぁ」と思っています。ホッとしてます。ただ、今後もグレードレースが続くのでもう少しエンジンを良くしていきたいですね。パーツ交換も含め考えていこうと思います。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

青山:沢山のファン投票ありがとうございました。おかげさまでSGオールスターを8年ぶりに優勝できて本当に良かったです。これからもレースは続くので応援をよろしくお願いします。

(写真は飯塚オートSNSより)

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2024年6月13日

良いクランクが見つかり連勝街道まっしぐら!|鈴木 圭一郎選手

3月20日から始まったプレミアムカップ初日から止まらない連勝。完全Vから浜松普通開催完全V。さらには山陽のGI令和グランドチャンピオンカップまでも完全V!連勝が止まらない鈴木選手。連勝の要因をお聞きしました!

(取材日:2024年4月20日)

インタビュー / AKI

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AKI:プレミアムカップ完全優勝決めました!何かスタートから勢いがありませんでしたか?

鈴木:スタートはずば抜けては切れてはなかったんですが、最近はチェンジを入れる前から入れた後の伸びる感じが良いです。なので、スタートの切れというよりも切った後の1コーナーが良い感じですね。

AKI:スタートを改良しているという時期がありましたが、良いところで切れるようになってきた感じですか?

鈴木:だいぶ慣れてきた感じですね。あとは、エンジンも大きいですね。最近クランクを2個買って2個とも使えそう。というのも、若獅子から新品を入れてて優勝はなかったんですけど安定はしていて、プレミアムの時もそのまま乗って優勝。その後、優勝したクランクを一度下ろして、浜松の普通開催でもう一つのクランクを入れたらそれも良くて優勝。その次の山陽のGI令和グランドチャンピオンカップもそのままのクランクで走って優勝。今は実績のあるクランクが2つに増えました。なので、エンジン面では余裕が出ましたね。最近は良いクランクも使い切っていてあんまり良くないなぁという感じ。別のクランク入れても動かないなぁと思っていた中で、今回連続して良いクランクに当たったという感じです。

AKI:去年、凄く良いという時と比べると勢いが無かったのはクランクで悩まれていたんですね。

鈴木:そうですね。クランクは大きいですね。あと、プレミアムカップの時は評判の良いタイヤがなくなってきていて。そんな中、準決が雨だったのは助けられた感じです。最終日も準決で使った雨おろしのタイヤで行って優勝できたので他のタイヤを使わなくて済んだんです。その次の浜松普通開催も雨が多く晴れ用のタイヤをそこまで使わなくて済んで、山陽のGIで使うタイヤが残っていたから優勝できたという感じ。プレミアムの準決の雨は大きいですね。山陽のGIは評判の良いタイヤが残っていて使うことができました。

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AKI:プレミアムカップ優勝戦では枠番選択で3枠を自ら選びましたがどういう意図があったんですか?

鈴木:1枠を選ぶ予定だったんですけど、雨で外のコースが効くということもあって、少し外目でいきたいなっという思いがあり3枠を取りました。山陽の走路は新しいので空回りしやすいんですよね。それに、準決も3枠で空回りをしなかったからイメージもよく空回りしないだろうと思って3枠を選びました。優勝戦はトップスタートで8周回先頭でしたが、エンジンも良くあっという間の8周回でした。状態が悪くて押さえて走っていたらキツイんですけど、自信を持って走れている時は疲れもなく、これでやられたらしょうがないと思って走っています。

AKI:スタートも安定して、良いクランクも見つかって流れが良いですね。

鈴木:そうですね。スタートが安定してるというのは自分の中で不安要素が一個ないので緊張感が良い緊張感になっている気がします。スタートの改良をしてる時はドキドキ感が大きくて、レースも冷静にできてない感じがあったかもしれないですね。なので、今はメンタル面も良い状態になっていると思います。

AKI:連勝が伸びる中、GI令和グランドチャンピオンカップの準決勝戦ではスルスルと捌いているように見えたんですが、手応えはいかがでしたか?

鈴木:まさにタイヤのお陰ですね。プレミアムや浜松でタイヤを使わなかった分、GIの準決で良いタイヤを使えたのが良かったです。もちろんエンジンも良かったですけど1番はタイヤですね。ただ、優勝戦はみんな同じ番号のタイヤを使ってくるのでエンジンを良くしておかないと勝てない。エンジンと腕の差、スタートの差が出てきます。

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AKI:メンタル面、エンジン面、タイヤ、良い状態できてますね!

鈴木:そうですね。同期からも「久々に良い感じだね!」と言われます。GI令和グランドチャンピオンカップの優勝戦も一度青山さん(伊勢崎31期:青山周平選手)に入られたんですが自分の中では良いペースで走ってると思っていて、後ろの音も聞こえてたけどこのペースで抜かれるなら本当の負けだなと思っていました。抜かれた時も「抜けられちゃったなぁ」と思ったけど「このスピードで入ってきたらはらむよな」と。自分が逆の立場でもはる車速だったのでそこは冷静に対処できました。

AKI:消音マフラーでのレースも増えていますが、消音に関してはどうですか?

鈴木:消音マフラーは当たり外れもありますしそこは運ですね。運よく良いマフラーに当たれば良いんですけど、ダメなのに当たっちゃうと求めてるところが出ない感じ。前検にマフラーもらってエンジンかけて「このマフラーあまりよくないな」と思った時は一生懸命整備してなんとか優勝戦に乗れたとしても優勝したことないんです。消音マフラーの個体差はありますね。他の方も言ってます。なので、マフラー抽選の運次第ですね。最低でも並以上の感じは欲しいですね。あとは、今のスタートの切り方になって消音マフラーでのスタートは経験値が浅いです。このスタートもマフラー次第で「マフラーが良くないとスタートも出て行かないね。」と宏和(浜松32期:鈴木宏和選手)も言ってました。回転が上がってこないマフラーだと自分自身でふかさないといけないから浮きやすくなるんですよ。マフラーも自分持ちにしたいくらいですね。それくらい影響はありますね。ただ、普通マフラーはだいぶ良いところで安定してますよ。

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AKI:ここまで連勝が止まりませんが"連勝"への意識はありますか?

鈴木:意識は今のところはないですね。あるのは9連勝から10連勝の時ですね。その時は意識しました。今回3回目の10連勝記録だったんですが、何回やっても緊張しますね。9連勝で終わったら何も意味がないですからね。これまで9連勝は結構あるんですよ。あと一勝というところは意識しちゃいますね。超えてしまえばなるようになるんで。連勝記録はそこまで意識してません。

AKI:奥様の吉川選手(飯塚33期:吉川麻季選手)が復帰されましたがどのように見ていますか?

鈴木:まずは復帰できて良かったなと思っています。復帰戦も事故なく走ってくれたし、スタートも遅いけど前みたいに危ないスタートではないから、勘が戻ってくれば良いかと思っています。子供もできて環境は変わりましたが、レース場に入ったら会えないですしレースへの気持ちは変わらないですね。いつも通りですよ。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

鈴木:これからもいつもと同じ気持ちで頑張って走るんで応援してもらえたら嬉しいです。

※このあとSGオールスターで連勝記録を「18」に伸ばし記録樹立となりました。意識していないと言いながらもかなり意識してしまったそう(笑)元々記録を持っていた兄貴分で尊敬している中村雅人選手(川口28期:中村雅人選手)の記録を超えられたことは嬉しいとコメントが上がっていました。

(写真は山陽オートSNSより)

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2024年6月 5日

大怪我を乗り越えてきょうも走る|牧野 貴博選手

川口オート所属の24期・牧野貴博選手にお話をお聞きしました。

(取材日3/19)

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―選手になろうと思ったきっかけは何ですか?

幼稚園ぐらいからレース場の近くに住んでいて、音も聞こえるし、身近にあったっていうのが大きいんじゃないですか。父親に連れられてレース場にも来ていました。高校を出る時には(選手になろうと)決めてたんじゃないかな。

―バイクは興味あったんですか?

免許もなかったし、バイクは乗ってなかったです。ただ、オートレースは見ていて面白かったですよ。

―その時、好きな選手とかいましたか?

その時は中村政信さん(飯塚19期・元オートレーサー)とか。でも、あの頃は遠征はたまにしか来なかったから。交流がそんなになかったので大きいレースとかですよね。見れるのは。

―実際にオートレーサーの試験を受けたのはいつですか?

大学行ってる時に受かったので大学をやめて、オートレースの世界に入りました。ハタチくらいじゃないかな。21でデビューした気がします。ちょっと記憶があいまいで。23期も1回受けたんですよ。で、ダメで、24期で受かって、養成所に入ってって感じです。

―どうでした、養成所は?

初めの2週間くらいは筋トレとかやるんだけど、やっていけるかなあとか思いましたよ。きついな~って。教練って言うんですけど軍隊みたいなことをやってました。

―それまで運動は何かされていたんですか?

野球を中学までやって、あと高校はバドミントンとかやったりスポーツはやってましたね。でも教練はきつかったですね。2週間くらいはみっちりやってましたよ。養成所での生活リズムは1ヶ月くらいで慣れました。バイクの訓練は最初、押しがけってのがあるんですけど、あれができなくて。あれ、ダメだなあって思って。たぶん1日目はエンジンがかからなかったんじゃないかな。でも、何回かやってるうちに慣れて、かかるようになりましたけど。押しがけしながらガブっちゃったこともありましたよ。最初はパイロンを置いて、流しながら走って、だんだんスピードを速くしていって。整備は、自分達はセアの初めての2級だったんですけど、それまでのメグロとかはすぐ壊れちゃったらしいので。整備面はエンジンが壊れなかったので、その点はすごく良かったと思いますよ。

―デビュー戦のことは覚えていますか?

デビュー戦は覚えてます。1着でしたよ。夏でめちゃくちゃ暑かったし、ハンデもあったから後ろの人は追いづらかったと思います。

―1着でゴールした瞬間はどうでしたか?

いやあ~もう最高でしたよ。今でも1着取るとやっぱり嬉しいですよ。

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―一番印象に残っているレースは?

やっぱり、あの、GI取った時です。10メートルオープンの一番インコースだったと思う。エンジンはすごく出てましたよ。お客さんもあの時は多かったですし。あの時はまだ3連単とかなかったんじゃないかな。すごく(配当が)ついた。万車券ついたような気がします。その開催中に産まれたのが竜人(浜松36期・牧野竜人選手)です。

―お子さんがレーサーを目指したきっかけは?

どうですかね。ずっと見てたんじゃないですか。勧めたとかそういうのはないですよ。止めるとかもないです。自分も(選手を)やってるし、危険とは隣り合わせですけど、やりたいってんじゃしょうがないですよね。相談とかはなかったですけど、やりたいならやればみたいな。

―お子さんのことを見ていてどうですか?

ハンデがだんだん後ろにきて、今は厳しい時だと思うんですけどね。自分で走りたい好きなコースを通れないですからね。うちらが新人の時もだんだんハンデが上がってくると勝てなかったですもんね。内とか使えないから、外をぶん回すしかないので...。

―今までレーサーをやってきて苦しかったことは何ですか?

怪我で走れないことですね。大怪我して1年半くらい休んでたんですけど、復帰できるかなとか。大腿骨をやっちゃって、骨がなかなか付かなくて。療養中は初めの段階で精神的に不安定でしたね。骨がなかなか付かないってずっと言われていて。手首も傷めていて松葉杖をつけなかったんですよ。握力も8くらいしかなくなって。で(オートレースは)グリップがあって、クラッチもあるじゃないですか、全身使うんですよね。初めはやっぱり不安で。でも(復帰できて)良かったですよ。みなさんの助けも借りながら。

―体調面で何か気づかっていることはありますか?

体調面はそんなには...。まあ、体を動かしたりはしてますけどね。みっちりしたトレーニングとかはやってないですけど、柔軟とか、ウォーキングとか。

―今、自分の中で課題はありますか?

周りのスピードが速くなってて、すごいタイムが出てるじゃないですか。全然そこまで自分は出なくて、腰回りとか前と変わっちゃったんで、ブーツとかは頑丈なものにしたり、手袋もがっちりとしっかりしたものにしたので。腰回りはだいぶ良くなってきたんですけど、いかんせんスピードが出なくなっちゃったんで...。周りが速い。

―若手で速いと思う選手はいますか?

2級車でもみんな速いじゃないですか。経験者もいるんだろうけど、経験している人は速いですよね。あと、ロードの世界で300キロとかで走ってた人とか、こっちに来たらちょっと遅く感じるんじゃないですか。バイクのことも詳しいでしょうし、スタートとかもめちゃ巧いですもんね。スタートで浮いたって、あの人たちは平気でしょ。うちらじゃ、あ!ってなっちゃうけど(笑)。

―当面の目標はありますか?

まあ、怪我をしないのが一番で、あとは人に迷惑をかけないように速く走るっていうのがベストなんですけどね。だから、そこに関して自分でスピードを上げないとレースができない。一人で走るスピードというか、試走をもうちょっと上げないとダメですね。セッティングでもいろいろやって感じいい時もあるけど、たまにですもんね。スピードが欲しいですね。

―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

ナイターとかミッドナイトとか、昔はこんなに夜に走るとは思ってなかった。今はネットで投票できる時代ですし、どんどんやってもらって、みんなで盛り上がっていけたらいいですね。

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2024年5月24日

苦境を乗り越えるためにレーサーへ|木村 悦教選手

川口オート所属の21期・木村悦教選手にお話をお聞きしました。

(取材日3/19)

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―オートレーサーを目指したきっかけは何ですか?

実家の家計が苦しかった頃、ある方からオートレーサーになることを勧められたのがきっかけ。オートレースについてはその時点では何もしらなかったけど、ぶっつけ勝負で試験を受けに行ったら1発で合格した。ほんとにね、おかげさまでね、選手になって家計も助けられて、親孝行はできたんじゃないかなって。

―で、養成所に入るわけですよね。どうでした、養成所生活は?

自分は全然乗れないのに、周りはそうじゃなかったから、焦っていたかもしれない。でも、家のこともあるので、ちゃんと選手にならないと、と思ってがんばった。

ただ、うまく乗れないから、おっかなくてね。でも、同期の馬場(浜松21期・馬場雄二選手)にステップとヒザ当てをいじってもらったら急激に乗れるようになって、最初は班の中で一番遅いから6番手だったけど、最後はトップ引きになって。ステップとヒザ当てだけで凄く乗りやすくなって。ホント馬場には感謝です。

―それで、デビューを迎えるわけですね。デビュー戦は覚えてますか?

覚えてますよ。3.623で上がって8着。メグロの2級車だったから、タイムはみんなそんなもん。今みたいに高性能エンジンじゃないんで。エンブレも全然利かないような。でもまあ、ホントにこの仕事に感謝だよね。どうなってたかって考えるとゾッとするから。ホントに良かった。【そこから初勝利を挙げるまでは?】たしか10走目くらいに初めて1着を取れて。ただ、2級車時代は全然ダメだったよ。

―1着取れた時はどんな感じだったんですか?

いや、そんな別に嬉しくなかったかも。たぶん、こんなのは通る道だから。誰もが通る道だから。まあ、嬉しかったんだろうけど、そこまでやった!って感じは覚えてない。最初の10年くらいは稼ぐことに必死だったかもしれない。

―今までやってきて印象に残っているレースはありますか?

印象に残ってるレースってあんまりないかもしれない。初優勝は嬉しかったけど。冬場にピストン1個のエンジンで、ハンデは30前くらいで、フジ相手に逃げ切って優勝したので、あれはちょっと嬉しかったかな。やっぱり初優勝は嬉しかった。

―オートレーサーとして日々、取り組んでいることはありますか?

ここ3年くらいはウォーキング。ちょっと早歩きで、開催中も表でも。でも、そんなには歩かない。あまりやりすぎると嫌になっちゃうから。ちょうどほどいいところにして。でも、そんなに軽いタッチではなくて。

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―昔から体形が変わらないですよね。

まあね、多少、肉はついているけど、やっぱりまあ、これ以上はって気持ちがあるんで。そこは少しでもって気持ちはある。食べ物はどうしても食べちゃう。気をつけてるんだけど、甘えが出やすいかもしれない。食べ過ぎないようにはしてるけど。もう少し(選手を)やっていきたいから。 逆に、楽しさで言ったら今の方が楽しいかも。若い時とは違って、今は後輩が増えて、自分のペースでできるので今の方が楽しいこともある...。ただやっぱり調子が悪い時は辛い。でもやりがいは今の方が感じるかもしれない。

―今、ご自身の中で課題とかってありますか?

課題はね...、目標みたいになっちゃうけど、タイムは一つでも出したいかな。それに向けてやることをやる。課題っていうか目標だね。タイムが出たら嬉しいよ。久しぶりにヨッシャーみたいな。まだやっていける気がするって思える瞬間だと思う。

―若手の中で巧いなって思う選手はいますか?

金子(浜松29期・金子大輔選手)はレース巧いよね。体は決して小さくもないのに、なんて言うのかな、あのセンス。危なくないし、綺麗な走りで。たしかに貢(伊勢崎22期・高橋貢選手)なんかもそうだけど、金子大輔も見てて、すっごい腕なんだなって感じる。あと、巧いなってなると若い子じゃないけど、ワカ(川口25期・若井友和選手)だよね。巧いなってやっぱ感心しちゃうのは。

―最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

ぜひ当てていただきたいです。まずはそれです。当たれば楽しいし、その気持ちは分かるので。こっちは一生懸命走りますので。

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2024年5月16日

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