昨日の高知はピーカンでしたね☆
・・・といっても現地には行ってませんが。。(写真は土屋真光さんが撮ってくれました♪)
ものすごい不良馬場の中行なわれた『黒船賞』。断然の一番人気【フェラーリピサ】を破ったのは・・
【トーセンブライト】でした!!
レースを振り返ってみると・・
スタートして、地元高知の赤岡騎手【ポートジェネラル】が思い切って先頭へ。2番手に【キングスゾーン】その外に【ヴァンクルタテヤマ】。内側に【メイショウバトラー】、中に【マルヨスポット】、そして【フェラーリピサ】と続きます。
その後ろに【リミットレスビッド】、内に【トーセンブライト】、中【アルドラゴン】、外【フサイチバルドル】で、【マリスブラッシュ】、最後方が福山の【ジューシー】という態勢。
向正面で【フェラーリピサ】と【メイショウバトラー】が動いて前の一団を捉え、3コーナーすぎには【ポートジェネラル】に並びかけます。
直線では【フェラーリピサ】圧勝か・・・と思いきや、コーナーを使って内から外に持ち出した【トーセンブライト】が並ぶ間もなく交わし去る!
3着は【トーセンブライト】と同じ位置から伸びて来た、地元の【フサイチバルドル】でした。
いや〜トーセンさん強かったですね!道中は内でじっと我慢して、3コーナーで上がって行きながら4コーナーでは外にいる・・・あの神業☆さすが安藤勝巳騎手ですよ!「いつの間に?!」って感じで、勝負できる位置に持って来ているんですよね。馬はロスなく運べたわけですから、最後はあの馬場でものすごい切れ味を披露してくれました。
【フェラーリピサ】も負けたとはいえ、正攻法の競馬で2着。昔よりもレースが上手になっているし、これからまだまだいいレースを見せてくれそうですね!
そして3着【フサイチバルドル】。よく頑張ったなぁ〜
馬が頑張ったのももちろん、騎乗した宮川実騎手の冷静かつガムシャラな手綱捌き!スタートして少し狭くなった場面でもジッと我慢していたし、向正面からのロングスパートでゴールまで追いっぱなしでしたが、【アルドラゴン】の急襲をしのいでよく3着を確保しました。
宮川実騎手というと、スタートが上手くて前に行って勝つというイメージが強かったんですが・・今回のレースでイメージ一新ですよ。これだけのメンバーで騎乗して結果を出したことは、相当大きな自信になるでしょうね!
これからの高知を背負って立つ人馬ですから、今後も期待してます♪
3月14日(土)、高知競馬場で行なわれた、『こうち・福山スタージョッキーシリーズ』で、高知の別府真衣騎手が3着・3着という成績で総合優勝を飾りました!!
このスタージョッキーシリーズは、高知と福山のリーディングジョッキー上位5名づつ、計10人で戦いポイントで総合優勝を決めるレースです。
これまで、福山競馬場で開催されたシリーズで2度優勝している別府騎手。高知では初優勝となりました。
出場騎手はいづれも甲乙つけがたい名ジョッキーばかり☆
高知:赤岡修次騎手 中西達也騎手 宮川実騎手 西川敏弘騎手 別府真衣騎手
福山:楢崎功祐騎手 渡辺博文騎手 三村展久騎手 野田誠騎手 岡田祥嗣騎手
出場するだけでも大変なこのレース。このメンバーに入って優勝するんだから、本当にすごいです!
[photo:井上オークスさん☆]
早速、別府騎手にインタビュー♪
:おめでとうございます!優勝が決まった時はどんな気持ちでした?
「優勝した時の気持ちは、前回の福山競馬場でのスタージョッキーシリーズで悔しい思いをしていたし、地元での優勝だったのですごく嬉しかったです。」
:このシリーズは、別府騎手にとってどんなレースなんですか?
「スタージョッキーシリーズは、高知・福山ともに上位5名が参加して行われるレースなので、技術的な面など色々と吸収出来てとっても勉強になります。」
:LJSも毎年上位の成績ですが、ジョッキーレースに強いですよね!
「ポイント制レースに強いと言う訳じゃないとは思うんですが…たまたま馬との巡り合わせがよくて運がいいんですよね。
でもスタージョッキーシリーズとかは、技術的に先輩ジョッキーに全然かなわないので、せめて気持ちだけは負けないようにとがむしゃらに乗るように心がけています。」
:では、別府騎手を応援しているたくさんのファンの方にメッセージをお願いします!
「騎手としてまだまだ未熟で、ファンの方の期待を裏切る事の方が多いんですが、これからもっともっと頑張って、ファンの方を裏切る回数を減らして行けるように頑張ります。
これからも高知競馬場と別府真衣の応援をよろしくお願いします♪」
期待と想像をいつも超えて、私たちに感動をくれる別府騎手☆どこまで進化するんでしょうかっ!
園田競馬場所属・高畑皓一くん
なななんと!彼は小さい頃からトランポリンをしていて、世界大会に出場した経験あり!世界ランクは11位だったそう。大学2年まで続けたトランポリンを辞めて、なぜ馬の世界に入ったのでしょうか。
「世界に行って、かなりレベルが高いと思いましたね。自分なりに精一杯頑張ったし、トランポリンはもういいかな・・と思っている時に、親の知り合いの方に、小柄だしジョッキーを目指してみたら?と勧められたのがキッカケです。」
トランポリンの世界とは、さぞや違ったのでは?
「センターに入所して初めて馬に触ったので。最初はデカくてビビリました(笑)。騎乗面でも、自分は口の当たりが強かったみたいで、かなり大変でしたね。」
初めて園田に行った時には「泣きそうになった」そうです。
「とにかく厳しくて・・調教で毎日怒られてました。でもそのお陰で上達したし、厳しいのは調教の時だけで、普段はみんな優しく接してくれました。」
尊敬するジョッキーは岩田康誠騎手。「どんな馬でも乗りこなせるし、手首が柔らかいんですよね。」
好きな食べ物はオムライス。好きなタイプは比嘉愛未さん。
「気持ちの面では誰にも負けない自信がありますっ!」という高畑くんでした。
園田競馬場所属・山崎雅由くん
歌手の、やまざきまさよしさんと同姓同名です。
「顔も似てるって言われるんですけど・・歌は歌えません(笑)」
広島県出身の山崎くんは、地元の福山競馬場で見た、嬉勝則騎手の騎乗に圧倒されたんだそうです。「すごくカッコいいと思いました!!園田を選んだのは、中央にもたくさん参戦できるので、頑張って僕も中央で乗りたいです。」
センター入所当初は、かなりホームシックになってしまったそうで、「淋しかったです・・両親にすごく会いたくなっちゃって・・・。それで電話するんですけど、声聞くと余計に会いたくなっちゃって・・。」
なんて可愛らしいんでしょうか。「淋しくなると、部屋でしょぼんとしていたんですけど・・。そんな時、同期がホームシックで3人辞めたんですよ。それで、ここで諦めたら、俺カッコ悪いなって思って頑張りました。」
好きな食べ物は肉じゃがで、やはりお母さんの味がいいそうです。好きなタイプは相武紗季さんだそう。
今ではすっかり大人になって、ホームシックはないそうです。目標は下原理騎手で、「園田のリーディングになって、下原さんよりも中央で乗れるようになりたい!いつかは中央に移籍したいです!!」と目を輝かせる、山崎くんでした。
園田競馬場所属・山田雄大くん
小学校3年生から乗馬をしていた山田くんは、5年生の時に京都競馬場で見た天皇賞・春(勝ち馬:テイエムオペラオー)に強い刺激を受けたそう。
「今でもその時の入場券を持ってるんです!」テイエムオペラオーが小学生の時だなんて・・・ジェネレーションギャップを感じるわ。。。
山田くんは一人っ子ということもあり、とにかく団体行動が苦手だったそうで、「最初の半年はしんどかったですね。体重管理も厳しかったし」
競馬場実習中には左の踝を骨折し、3ヶ月の休養を余儀なくされました。
「自分はまだ騎手じゃないけど、怪我した時は、馬に乗れなければただの人なんだなって実感しました。」
尊敬するのは木村健騎手。「体重管理の仕方や、色々なことを教わりました。」
好きな食べ物は焼き鳥で、好きなタイプは mhimaruGTのヒロコさん。
「1年で減量を取るのが目標です!」兵庫の場合は20勝で減量が取れるということです。とてもハッキリした性格の山田くんでした。
高知競馬場所属・西森将司くん
看護学科で5年生の学校に通っていたという西森くんは、3年生の時にどうしても騎手になりたくてセンターを受験しました。その時は体重オーバーで不合格でしたが、別府先生から電話があり、「もう1度騎手を目指してみないか?」と言われたんだそうです。
もともと小学生の頃から騎手に憧れていたということですが、「なぜかその気持ちを封印していたんですよね。でもやっぱり、好きなことやりたかったから。」
学校を辞めて、別府厩舎に厩務員として入ったのでした。競馬場は「楽しかったですね。やっぱり好きなことできるっていいですよね。」と笑顔で語ってくれました。
尊敬しているのは中西達也騎手。好きなタイプは「芸能人なら戸田恵梨香!あと料理が出来る人がいいです!和食とか、魚の煮物とかいいですね。」なかなか渋いことを言う、西森くんでした。
佐賀競馬場所属・清水裕一くん
東京都出身の清水くんですが、「たくさん騎乗機会がある競馬場ということで、佐賀を選びました。」
初めて佐賀に行った時には「のどかだなぁ〜と思いました(笑)。最初は言葉がわからなかったけど、今では自分でも佐賀弁が出たりします。周りの人は、怖いかな・・と思ったけどみんな優しいですよ。」
尊敬するジョッキーは山口勲騎手。「馬乗りは力じゃないんだってことを教えてもらいました。」
好きなタイプは原幹恵さん。「でもグラビアだったらなんでもいい!」とても正直な清水くんでした。
栃木県那須塩原にある、地方競馬教養センターで、87期騎手候補生の終了記者会見が行なわれました!厳密にはまだ免許試験の合格発表がされていないので、今日のところは「くん」と呼ばせていただきます!
船橋競馬場所属・小杉亮くん
小学校6年生から乗馬を習っていた小杉くんは、乗馬関係の知り合いから、矢野義幸調教師を紹介してもらったそう。「先生に、無理矢理タイガースファンにさせられました(笑)。それまではジャイアンツファンだったんですけど、それを言ったら『帰れ!』って言われて(笑)」
厩舎にはすぐに溶け込むことができたという小杉くん。尊敬するのは桑島騎手。「騎乗面はもちろんですけど、人柄がとにかくいいですよね。僕も桑島さんみたいに、成績もよく、人柄もいいジョッキーになりたいです!」
好きなタイプは「前は新垣結衣で、今は榮倉奈々ですね。」しょっちゅう変わるのか?!「童顔が好きなんです!」なるほど。。
「いつかはJRAに行きたいです!」という小杉くんでした。
船橋競馬場所属・中野省吾くん
とにかく生き物が大好きという中野くん。昔は実家の自分の部屋に、熱帯魚・観葉植物・うさぎ・虫・ハムスターなどなどが同居していたということです。
なんとなく小学校3年生から乗馬を初めて、センターに入るまで毎日のように通ったそう。
「乗馬をしていたことで、センターに入った最初のうちは良かったけど、競走に入ってから乗馬の考え方が抜けなくて・・それで壁にぶつかりましたね。」今ではその壁を乗り越え、再び乗馬をしていたことがためになっているということです。
好きなタイプは「大塚愛ちゃん!大好きです♪」
目標は「的場文男騎手のように、ファンの多いジョッキーになりたいです!」自分の世界をしっかりと持っている、中野くんでした。
大井競馬場所属・上田健人くん
お父さんがダーレーに勤めているという上田くんは、生でアルカセットに会って感動したそうです。
「やっぱり、貫禄が違いましたね。」
厩舎にはすぐに馴染めたそうで、所属調教師である堀千亜樹先生が、実習中はずっと隣で併せ馬をして教えてくれたということです。
北海道出身の上田くん。東京で食べた美味しかったものを聞くと・・・「餃子の王将ですね!北海道にはないんですよ。」そうなのか・・・。
好きなタイプは戸田恵梨香さん。目標は「川島先輩の30勝を超えたいですね!」
今は1番新人の川島正太郎騎手ですが、87期生にとっては先輩ですからね。かなり刺激を受けているようでした。「日本を代表するジョッキーになりたいです!」と力強く答えてくれた、上田くんでした。
大井競馬場所属・遠藤健太くん
競馬場で生まれ育って、自然と騎手を目指していたという遠藤くん。
なんと競馬場実習の初日に左大腿骨骨折という大怪我を負いました。
「正直、焦りましたね。遅れるんじゃないかという不安もあったし・・。」結局、全治3ヶ月と診断された怪我でしたが、2ヶ月半で騎乗できるように。
目標は「東京ダービーを勝つことです!!!」
好きなタイプは川村ゆきえさん。好きな食べ物は「メロンパンとお肉!」
これだけは負けない!というところは、「身体が柔らかいところです。座った状態で、脚を首にかけることができるんです。」ビックリ人間のような、遠藤くんでした。
川崎競馬場所属・伊藤裕人くん
岩手県出身の伊藤くんは、お父さんが菅原勲騎手と知り合いだったこともあり、川崎の厩舎を紹介してもらったそう。
競馬場実習では、「生活サイクルが大変でした。とにかく朝が早いから・・。」朝というか、夜中ですもんね。「競馬場の馬は全然力が違いましたね。それにみんなの意識も、馬を勝たせないといけないから、考え方とかすごく勉強になりました。」
好きなタイプは上戸彩さん。嫌いな食べ物は全くなく、好きなのは「お肉!!」
目標は、「川崎のトップジョッキーになって、地元の馬でフェブラリーSを勝ちたいです!」もちろん、尊敬しているジョッキーは菅原勲騎手!とい伊藤くんでした。
本日、笠松10レース『マーチカップ』で、【ミツアキタービン】が優勝しました〜☆
【ウイニングウインド】や【クインオブクイン】といった強豪相手の圧勝劇!強かった【ミツアキタービン】が戻って来ました!
[笠松けいば]
【ミツアキタービン】といえば・・・4歳だった2004年、JRAの『フェブラリーS』に出走して4着に健闘!その後は交流重賞の『ダイオライト記念』『オグリキャップ記念』を連勝した馬です!
『オグリキャップ記念』の後に骨折が判明し、休養してからは、なかなか以前ほどの走りが戻ってこなかったけれど・・・今日のタービンは強かった!!
先行争いを制して【クインオブクイン】がハナに立つと、1900mにもかかわらず、かなり強気に2番手を奪取。3コーナーではすでに先頭に並び掛け、4コーナー先頭、そして直線突き放すという内容でした。
あの強さ・・もう感激で泣きそうになってしまいましたよ。
ということで・・・騎乗した東川騎手に突撃インタビューしました♪
:おめでとうございます!強かったですね!!
「ありがとうございます!理想のレースが出来れば上位に食い込めるかな・・と思ってたけど、強かったですね。
強引に行ったけど、2番手に付けた時には[ひょっとしたら・・]と思いました。」
:かなり強気なレースに見たんですけど、道中はいかがでしたか?
「前に比べるとダッシュ力というか、スタートしてからの二の脚が使えなくなっていて・・それで前走もスタートしてすぐ不利を受けたりしたからね。今日は思い切って行こうと思ってました。
外枠のクインオブクインがハナに行く展開になったので良かったです。」
:今日はガッツポーズも出ましたね♪
「ここのところ自分の中で、うまくレースさせてあげられなかったという気持ちでいっぱいだったんです。ゴールに入る前に、感情がこみ上げてきちゃいましたね。久し振りに背筋がゾクッとしました。」
:今後のローテーションは決まってますか?
「まだわからないんですけど、関係者の方々が相談して決めると思います。今でも元気一杯だし、とても素直で乗りやすい馬。どこを使うにしても、頑張ってほしいです!」
:ではファンの方にメッセージをお願いします!
「今日は強いタービンを見せられて、本当に良かったです!今後もこの馬の力を充分引き出せるように騎乗していきたいです。応援よろしくお願いします。」
東川騎手ほどの方が、ゾクッとするレースですから、見ている方は大興奮でした!今後また大きいレースに挑戦することもあるかもしれませんし、東海地区の重賞もたくさんありますから、タービンの雄姿、期待したいと思います♪