平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!9月6日(日)、ばんえい競馬で『銀河賞』が行われ、23歳の西謙一騎手が、重賞初制覇を成し遂げました!!!
西謙一騎手は、2007年1月に騎手デビュー。
その年に56勝を上げ、NARグランプリ優秀新人騎手賞を獲得したジョッキーです。
そして!!
昨年、私が初めてさせていただいた協賛レース
『赤見千尋杯 帯広だけど群馬記念』
の、勝利ジョッキーでもあります☆
![]()
[帯広だけど群馬記念 口取り]
あの時は…
事前に笠松のイベントでご一緒して、
「絶対に群馬記念勝って下さいね!」
と話していただけに、めちゃめちゃ感動しました〜♪
![]()
[表彰式]
とても優しい人柄と、迫力満点の騎乗に、たちまちファンになりました☆
そんな西謙一騎手の重賞初制覇!!
これはインタビューしなければ…
と、早速お話を伺いました♪
:重賞初制覇、おめでとうございます!
「ありがとうございます」
:重賞を勝ったお気持ちはいかがですか?
「そうですねぇ。勝った時はすごく嬉しかったけど、今は落ち着きました(笑)」
:パートナーの【アカダケキング】はとても思い入れが強いそうですね。
「デビューする前からずっと僕が世話をしているんですよ」
:え?西騎手が厩務員さん的な世話をしてるんですか?
「そうなんです。毎日一緒にいますよ」
:性格はどんな馬なんですか?
「普段はのんきですね。本当におとなしくていい子です。
昔、デビューする前にソリで脚を切って怪我をしてしまって…
その頃から毎日毎日世話して来ました。
怪我が良くなってデビューが出来て、その馬で重賞を勝てたことが本当に嬉しいですね!」
:【アカダケキング】は、初めのうちはお父様の西弘美騎手が乗ってましたよね?
「そうです。その時も僕が担当してたから、勝ったりすると嬉しかったけど、自分で乗って勝った方が更に嬉しいです(笑)」
:西弘美騎手からは何か言われました?
「なんか、親父はレースの後に、ずっとボーッとして座ってましたね(笑)。
嬉しかったんだと思いますよ(照)。
親父の部屋に行って、重賞勝ったよって報告したら、「おめでとう」って言ってくれました。
ま、あんまり競馬のこととかしゃべんないんで、それくらいです。」
[西弘美騎手]
:昨年ご結婚されましたが、奥様は何て?
「ん〜レースは見てるみたいだけど、あんまりわかってないんじゃないかな(笑)。
特に何もなかったです。
そういう方が気が楽ですけどね。」
:お祝いはしないんですか?
「日を改めてやります。
馬主さんも、重賞初制覇だったんですよ。
騎手になる前からお世話になっていた方で、そういう人の馬で勝てて、本当に良かったし嬉しいですね。」
:では、今後の目標をお願いします!
「ばんえいには4歳限定路線があって、5月の『柏林賞』、今回の『銀河賞』、そして来年1月の『天馬賞』と続きます。『天馬賞』を勝って、2冠を獲りたいですね!!」
ということでした。
自分自身で世話をして育て、そしてレースにも騎乗する…
とても大変なことですが、最高のパートナーですよね☆
これからも、ばんえい王子・西謙一騎手と【アカダケキング】のコンビが、ばんえい競馬を盛り上げてくれるでしょう♪♪
9月2日、園田競馬場で行われた『園田チャレンジカップ』で、【ホールドマイラブ】が優勝しました!!
騎乗していた北野真弘騎手にとって、園田移籍後初の重賞制覇です☆
![]()
北野騎手は、1988年4月に、高知で騎手デビュー。
5年目の1992年に高知リーディング1位を獲得。
1998年には、【リバーセキトバ】で交流重賞『黒船賞』を制覇し、7度もリーディングジョッキーの座に輝いているのです!
そんな北野騎手が、なぜ園田に移籍したのか…
移籍後の初重賞制覇の喜びとともに、これまでの想いを伺いました。
:まずは、移籍後の初重賞制覇、おめでとうございます!
「ありがとうございます。」
:ゴールした時はどんなお気持ちでしたか?
「嬉しかったですね。勝てて良かった。」
:園田に移籍して6年目、色々なことがあったと思いますが、そもそもなぜ園田に移籍したんですか?
「2000年にJRAの阪神に遠征に行ってね。中央はすごいなって思ったんです。
高知には認定レースがないから、なかなか中央に遠征に行く機会がないでしょう。
園田だったらチャンスがあるし、ちょうど知り合いもいたからね。」
:園田に移籍するためには、1年厩務員をしないと騎手になれないという内規がありましたよね?
「そうですね。そのことも考えたんだけど、1度きりの人生で後悔したくないし、何よりも家族がOKしてくれたから、思い切って挑戦出来たんですよ。」
:素敵な奥様ですね!
「ありがたかったですね。3人の子供がまだ小さかったけど、嫁が応援してくれたんで…本当に感謝してます。」
:高知から園田へ移って、まずは厩務員からのスタート。パドックで引いてたら目だったんじゃないですか?
「いやいや。最初は、今までのパドックと違ってちょっと恥ずかしいなぁ、なんて思ったけど、高知の北野を知ってる人があんまりいなかったからね。とにかく、1年早く過ぎてレースに乗りたい!という一心でした。
でも結局、再デビューまでは1年9ヶ月かかったんですよ。」
:どうしてですか?
「園田に行った時期が悪かったの。1月に行ったんだけど、あそこは免許の更新が10月でね。行った年の10月ではまだ1年経ってないから試験が受けられなくて、それで次の年になったわけ。
地方競馬は場所によって免許の更新日程が違うでしょう?そういう細かいこと考えないで行っちゃったんだよね(笑)
だけど今振り返ると、厩務員を経験して良かったと思ってるんです。
今までジョッキーの経験しかなかったから、厩務員さんの気持ちがわかってるつもりでも、本当の気持ちまではわかってなかった。
厩務員は縁の下の力持ち的な存在でしょう?そういう人が一生懸命頑張ってくれて、自分たちジョッキーがいるんだなって、改めて実感したんです。」
:いざ園田でデビューした時は?
「レースに乗れるようになって、本当に嬉しかったですね。周りとも自然に溶け込めました。
ただ、高知とはレースが全く違うから、戸惑うところもありました。園田の方が頭数も多いし、展開も馬場の使い方も全然違うから。」
:地方競馬で移籍をすることは、本当に大変だと思います。
「みんなそういう風に言ってくれるけど、自分ではそんなすごいことしてるとは思ってないんです。
後悔したくないし、したいことしたい。ただそれだけ。
本当はもっと活躍しなきゃいけないのに、迷惑ばっかりかけているけど…。
家族にも、受け入れてくれた野田学先生にも、みんなに感謝の気持ちでいっぱいです。」
:では、今後の目標を聞かせて下さい。
「早く2000勝したいですね!今1869勝なんで、あと131勝!
若いジョッキーたちにも頑張って欲しいけど、まだまだ負ける気はないですよ。」
現在40歳の北野真弘騎手。
一度頂点を極め、また新たなスタートから重賞制覇を成し遂げました。
これからも、激戦区の園田競馬場を拠点として、地方競馬を盛り上げてくれるでしょう♪
8月23日、高知競馬所属の【フサイチバルドル】が、JRA『小倉日経OP』に挑戦しました!
![]()
[09,6 西日本グランプリ]
久しぶりの芝のレース、最後の直線では伸びて来てはいるけれど…14着という結果でした。
管理する田中守調教師は、
「久しぶりの芝で、スピードについて行けなかったね。でも慣れればもう少し走れると思ってる。
この馬はレースを使うごとにどんどん調子を上げて良くなって来ているし、最後のキレ味がいいよね。
このまま順調に行けば、次は船橋の『日本テレビ盃』(9/23)を目指す予定。
小倉で速いペースを経験したから、次はもっと楽についていけると思う。
今回はレース後の疲れも全然なかったから。やっぱり芝だと走りが軽いのかな。
遠征に関しては、福山・小倉と近いところから経験して、3度目だから大丈夫でしょう。」
そして騎乗した赤岡修次騎手は、
「久しぶりの芝で、物見していたけど、最後までよく頑張ってくれてましたね。
もう少し思い切って前に行っても良かったかな…。
次は船橋ということで、地方馬同士では負けたくないし、JRA勢にも食らいついて行きたいです!」
ということでした。
高知ナンバー1ホースが、いよいよ関東見参です!!!
今月19日に川崎競馬場で行われた『スパーキングサマーカップ』。
笠松から遠征した、【マルヨフェニックス】が勝利しました〜!!!
スタートしてから少し狭くなる場面もあり、いつもよりも後方から。
3,4コーナーではグングン位置取りを上げ、最後の直線でキッチリと差し切りました☆
『オッズパークグランプリ』に続く2連勝!
![]()
管理する柴田高志調教師は…
「これまで左回りは苦手だったけど、今回は上手く回ったね。
状態が良くなってきているし、成長した証拠だと思っている。
今は8分くらいのデキだけど、本当に良く頑張ってくれた。
最後は届かないかと思ったけど、良く差して来たよね。
最近は少しズブさが出た分、最後の直線で追われてから、長くいい脚を使ってくれるね。
昔はヤンチャなところもあったけど、今はずいぶん落ち着いているよ。
輸送も前よりは気にしなくなったけど、やっぱり減るんだよな〜。
今回も笠松から15キロくらい減ってるから。
このくらいの馬体重が合っているのかもしれないけど、輸送は気を使うね。
帝王賞で強い馬と戦って、かなり成長してくれたと思う。
次はまだ迷っているけど、9月はお休みして、10月の園田『姫山菊花賞』を目指す予定。」
ということでした!
地方競馬を代表する馬となった【マルヨフェニックス】。次走も楽しみですね〜♪
お待たせしましたっ!
『第1回KRA国際女性騎手招待競走』に出場した、3名の女性ジョッキーたちのインタビューをお届けします!
![]()
[全員集合☆☆☆撮影:井上オークスさん]
まずは、見事優勝を飾った、名古屋の宮下瞳騎手!
![]()
[第1回KRA国際女性騎手招待競走☆☆☆撮影:土屋真光さん]
:おめでとうございますっ!
「ありがとうございます。すっごく嬉しいですね。」
:ですよね〜。まずは、遠征が決まった時のことから聞かせて下さい。
「韓国で国際的なレディース競走に出場出来るって聞いて…ちょうど1ヶ月くらい前に聞いたんですけど、もう嬉しくて嬉しくて、早く行きたい!って気持ちでした♪」
![]()
[レース直後の宮下騎手☆☆☆撮影:井上オークスさん]
:実際に、韓国に着いてからはどんな感じでした?
「5日に着いて、6日から朝の調教に乗ったんです。」
:え〜?!調教もつけたんですか?
「そうなんです。競馬場で調教するから、馬場の下見が出来てすごく良かったですね。
広いコースだし、こっちとはルールも違って面白かったですよ。」
:7日のエキストラ騎乗はどうでした?
「追い込み馬だったんだけど、名古屋の感覚で少し早めに追い出してしまって…
最後の直線50mくらいで止まってしまったんです。レースに騎乗してみて、思ったより直線が長かったですね。」
![]()
[笑顔が弾けている宮下騎手☆☆☆撮影:井上オークスさん]
:本番のレディース競走は、最後方一気だったんですよね?
「そうです。調教師から、4コーナーを回るまで追うなっていう指示をもらっていたし、エキストラ騎乗で早めに動いちゃったから、とにかく直線まで我慢しようと思って。
それに、日本のレディースと同じでペースが速くなるから、展開も向きそうだなと思ってました。」
:ごぼう抜きで勝った気分は?
「思わず、人生初のガッツポーズしちゃいました(笑)。最高に嬉しかったですね♪」
:競馬の他はどうでしたか?
「買い物をしました。いっぱい買いましたよ〜」
:旦那様(小山信行騎手)にも?
「もちろん、買いました。
今回の優勝も、すっごく喜んでくれました☆」
:そうですよね〜!では最後に、これからの豊富をお願いします。
「来年も国際女性騎手レースが開催されるようなので、絶対に出場したいですね。
それに、今回すごく勉強になったので、短期免許で釜山で武者修行したいとも思いました。
秋には日本でのレディースもあるし、地元の開催も1つ1つ大切に騎乗して、成長して行きたいです!」
続いては、荒尾の岩永千明騎手。
:急遽選ばれた感想はどうでした?
「宮下さんと別府さんで決まって、自分は選ばれなかったので、すごくガッカリしてたんです。
だから、連絡が来た時はビックリしたけど、本当に嬉しかったです♪」
:韓国に行ってからはどうでした?
「色々なことにビックリしました。
馬場は広いし、あと全頭タテガミがないんですよ!切ってあって。」
:え?ゲートの中で、タテガミを持たないんですかね?
「そうなんですよ。掴むところがなくて…。でも全頭マルタンガールを付けているので、そこを持ってました。」
:エキストラ騎乗はどうでしたか?
「絶対にハナに行けっていう指示だったんですけど、行けなかったんです。それで、調教師にものすごく怒られました。頭の中で色々考えちゃって、失敗してしまったんです。もう本当に悔しかったです。」
:それが本番に活きて3着でしたね!
「そうですね。レディースでは落ち着いて乗れました。
でも最後の直線で追う時に、荒尾でいつも注意されることをしてしまって…。ハミがキッチリかけられず、プラっとなってしまったんです。そこが反省点ですね。」
:他の国の女性騎手はどうでした?
「レセプションパーティーで、すごくドレスアップしてて、みんなキレイでした!
レースでは、日本以上に声を出してましたね。周りに言ってるんじゃなくて、自分や自分の馬に気合を入れてる感じで…最後の直線とか、ものすごい声でした。」
![]()
[表彰式の様子☆☆☆撮影:土屋真光さん]
:今回の遠征に行って、何か変わりましたか?
「とにかく勉強になりました!
また来年も絶対に出たいという目標が出来ました。選ばれないと行けないので、今まで以上に頑張ろうっていう気持ちが強くなりました。」
そして高知の別府真衣騎手。
![]()
[レセプションパーティーの様子☆☆☆撮影:土屋真光さん]
:出場が決まった時はどうでしたか?
「瞳さんは確実と聞いてたけど、私はわからなかったので、決まった時は本当に嬉しかったです。
初海外だったし♪」
:韓国に着いてからはどうでしたか?
「調教は乗りやすかったですね。
高知の倉兼騎手に韓国のことを色々聞いていたんですが、思ったよりも乗りやすかったです。」
:他の女性騎手はどうでした?
「ドレスアップがすごくて、ビックリしました(笑)。背中とか、胸元とか開いてて、日本とは違うな〜って思いましたね。
みんな、馬に乗ってる時と全然違って、キレイでした。」
:コミュニケーションは取れました?
「ずっと通訳さんがいてくれたので、困ることはなかったですね。
ただやっぱり、直接話したいなって思いました。もっと言葉をしゃべれればいいのにって」
:馬乗りの技術はどうでした?
「スタイルが全然違うので、一概には言えないんですけど。
すごく力強いですね。ずっと追ってるし。
でも改めて、瞳さんは上手いなって感じました。うまく対応していて、すごいと思いましたね。」
![]()
[別府真衣騎手☆☆☆撮影:井上オークスさん]
:レースはどうでした?
「エキストラ騎乗も、本番も前に行く馬だったんです。
前に行って止まった…って感じでした。
特に本番は、ものすごく緊張しちゃって…。日本のレディースでは落ち着いて乗れていたんですけど、プレッシャーを感じて緊張してしまったんです。」
:別府騎手には珍しいですね。
「そうなんです。
向こうは調教師さんの指示がすごく細かいこともあるし、内容も日本と全然違うことを言うので、それでプレッシャーを感じてしまったんです。
もう、自分に負けたって感じで、それが本当に悔しいんです!!」
:具体的には、どんな感じだったんですか?
「落ち着いていれば、もっと待てたのに、後ろから馬が来た時に焦って早めに動いてしまったんです。
もう悔しくて悔しくて…。
だから、短期免許を取って釜山に行って勉強したいんです!」
:さすが、前向きですね。では今後の抱負をお願いします。
「来年も絶対選ばれたいし、今年のレディースも優勝目指して頑張ります!」
![]()
[別府騎手、宮下騎手、岩永騎手☆☆☆撮影:土屋真光さん]
3人とも口を揃えて、「来年も行きたい!」と言っていました。
そして、他の女性ジョッキーたちにとっても、すごく刺激になったと思います。
「来年は私も行きたい!」と、みんな思っているでしょう。
今年の秋に開催される予定のレディースジョッキーズシリーズは、例年以上に盛り上がりそうですね♪