9月6日(日)、ばんえい競馬で『銀河賞』が行われ、23歳の西謙一騎手が、重賞初制覇を成し遂げました!!!
西謙一騎手は、2007年1月に騎手デビュー。
その年に56勝を上げ、NARグランプリ優秀新人騎手賞を獲得したジョッキーです。
そして!!
昨年、私が初めてさせていただいた協賛レース
『赤見千尋杯 帯広だけど群馬記念』
の、勝利ジョッキーでもあります☆
[帯広だけど群馬記念 口取り]
あの時は…
事前に笠松のイベントでご一緒して、
「絶対に群馬記念勝って下さいね!」
と話していただけに、めちゃめちゃ感動しました〜♪
[表彰式]
とても優しい人柄と、迫力満点の騎乗に、たちまちファンになりました☆
そんな西謙一騎手の重賞初制覇!!
これはインタビューしなければ…
と、早速お話を伺いました♪
:重賞初制覇、おめでとうございます!
「ありがとうございます」
:重賞を勝ったお気持ちはいかがですか?
「そうですねぇ。勝った時はすごく嬉しかったけど、今は落ち着きました(笑)」
:パートナーの【アカダケキング】はとても思い入れが強いそうですね。
「デビューする前からずっと僕が世話をしているんですよ」
:え?西騎手が厩務員さん的な世話をしてるんですか?
「そうなんです。毎日一緒にいますよ」
:性格はどんな馬なんですか?
「普段はのんきですね。本当におとなしくていい子です。
昔、デビューする前にソリで脚を切って怪我をしてしまって…
その頃から毎日毎日世話して来ました。
怪我が良くなってデビューが出来て、その馬で重賞を勝てたことが本当に嬉しいですね!」
:【アカダケキング】は、初めのうちはお父様の西弘美騎手が乗ってましたよね?
「そうです。その時も僕が担当してたから、勝ったりすると嬉しかったけど、自分で乗って勝った方が更に嬉しいです(笑)」
:西弘美騎手からは何か言われました?
「なんか、親父はレースの後に、ずっとボーッとして座ってましたね(笑)。
嬉しかったんだと思いますよ(照)。
親父の部屋に行って、重賞勝ったよって報告したら、「おめでとう」って言ってくれました。
ま、あんまり競馬のこととかしゃべんないんで、それくらいです。」
[西弘美騎手]
:昨年ご結婚されましたが、奥様は何て?
「ん〜レースは見てるみたいだけど、あんまりわかってないんじゃないかな(笑)。
特に何もなかったです。
そういう方が気が楽ですけどね。」
:お祝いはしないんですか?
「日を改めてやります。
馬主さんも、重賞初制覇だったんですよ。
騎手になる前からお世話になっていた方で、そういう人の馬で勝てて、本当に良かったし嬉しいですね。」
:では、今後の目標をお願いします!
「ばんえいには4歳限定路線があって、5月の『柏林賞』、今回の『銀河賞』、そして来年1月の『天馬賞』と続きます。『天馬賞』を勝って、2冠を獲りたいですね!!」
ということでした。
自分自身で世話をして育て、そしてレースにも騎乗する…
とても大変なことですが、最高のパートナーですよね☆
これからも、ばんえい王子・西謙一騎手と【アカダケキング】のコンビが、ばんえい競馬を盛り上げてくれるでしょう♪♪