昨日都内のホテルで、JRA賞の授賞式が行なわれました!
2009年の競馬を盛り上げてくれた、人馬が表彰されました☆
年度代表馬に輝いたのは...【ウオッカ】
牝馬として、初の2年連続受賞となりました!
谷水雄三オーナー
「4年連続この舞台に連れてきてくれた、ウオッカに感謝しています。
そして厩舎スタッフ、牧場スタッフにも感謝してます。
今年のジャパンカップを勝った時は、正直ホッとしました。感動は後からジワジワやってきましたね。
ファンの歓声、声援がウオッカの背中を押してくれたと思います。大変感謝しています。
彼女は私にとって...生涯出会った女性の中で、家内の次です(笑)」
管理する角居勝彦調教師
「4年連続でここに来させてもらってますが、1年1年が勝負なので、今年もここに来られて嬉しいです。
2年連続で、数センチの差での、年度代表馬だと思います。
ジャパンカップの写真判定を待っている時は、もう勝負は終わっているのに、本当にドキドキしました。
レース後は鼻出血がありましたが、牧場でリフレッシュして、回復して厩舎に戻って来ました。
最後にもう1度、ウオッカと共にレースに挑戦出来ることを本当に感謝しています。
ドバイは3回目ですが、今年から競馬場も馬場も違いますからね。
精一杯頑張って来ます!」
クリストフ・ルメール騎手
「とても華やかな場ですね。
ステージの上はライトが熱くて汗をかきました(笑)。
ウオッカは本当にファンタスティックな馬。
ジャパンカップではリラックスして走っていたので、どこでゴーサインを出すかだけ考えて乗っていました。
最後はオウケンブルースリが凄い勢いで来たので、勝ったかどうかすごく不安でしたね。
レース後は妻もたくさんの方々も喜んでくれました。
ドバイの新しいコースでも、頑張ってくれると思います」
最多勝利騎手に輝いたのは...内田博幸騎手!
JRA移籍2年目で、初のリーディングを獲得しました。
左腕を怪我しているため、トロフィーを受け取ることが出来ませんでしたが、元気な声を聞かせてくださいました。
「昨年はたくさんのいい馬に乗せてもらって、この場を借りて関係者にお礼が言いたいです。
本当に、ありがとうございました!
サクセスブロッケンでGⅠを勝たせてもらって、中央でもやれるかなと思いました。
今日は壇上のジョッキーのうち、3人が怪我してますが...(松山騎手、五十嵐騎手)
こういう怪我のないように、1年頑張りたいですね。
そして復帰したら、怪我を忘れるくらいの騎乗を見せたいです」
最高勝率騎手は...安藤勝己騎手が受賞しました!
「いい馬ばかり乗せていただいたお陰です。
昨年の思い出は...負けて悔しいことばっかりですね(苦笑)」
最多賞金獲得騎手は...武豊騎手でした。
「本当にいい馬に乗せてもらってます。
勝利数と勝率は隣の2人に負けてしまいましたが、賞金は1位になれて、家内がとても喜んでいます(笑)。
昨年は思ったように結果が出せなかったので、その分も今年は頑張りたいです!」
最多勝利新人騎手は...松山弘平騎手です!
「名誉ある賞をいただいて、感激しています。
いい馬たちに乗せていただいたお陰です。
怪我はもう良くなって、来週から騎乗する予定でいます。
この賞に恥じないよう、いっぱい勝ちたいです!」
最多勝利障害騎手は...五十嵐雄祐騎手でした!
「なんだか、場違いのような気がするんですけど...
こういう賞が獲れて、光栄です。
関係者の方々のお陰です。
身体はもう大丈夫です。
今年も去年以上に頑張りたいです!」
1月12日、高知競馬場で『新人王争覇戦競走』が行なわれます!
今年はなんと......2戦もするんですっ!!
毎年1発勝負でしたが、2戦になったことでよりジョッキーの腕が問われる戦いになりそうですね♪
出場騎手は10人
船橋:澤田龍哉騎手 86期
川崎:本田紀忠騎手 85期
愛知:友森翔太郎騎手 86期
兵庫:大柿一真騎手 86期
兵庫:岡田晴樹騎手 86期
兵庫:上村勇人騎手 86期
高知:西森将司騎手 87期
佐賀:大澤誠志朗騎手 86期
JRA:伊藤工真騎手 24期
JRA:三浦皇成騎手 24期
という、地方・中央で大活躍中の10名です。
このRed Viewでも、デビュー前にご紹介していますので、よかったらご覧下さい。
85期・本田紀忠騎手
86期其の壱
86期其の弐
87期・西森将司騎手
デビューしてからもお会いしているジョッキーもいますが、地方競馬教養センターでの終了記者会見以来会ってないジョッキーもいて...
みんな、成長して全く違う顔つきになっているんだろうなぁ~。
しかも、坊主から髪が伸びていると、スッカリ別人なんですよ。取材する時も、あの人は誰?と迷ってしまうことたびたび...。。
今回は86期生が中心ですが、去年は一足先に出場した、86期の北海道代表、黒澤愛斗騎手が新人王に輝きました☆
同期のライバル心、メラメラなんじゃないですかね。
そして今年は、デビュー年に武豊騎手の新人勝利記録を塗り替えた、JRA・三浦皇成騎手が出場します!
これは他のジョッキーにとっても、かなりいい刺激になるはずです。
今年の『第24回新人王争覇戦競走』は、
12日、高知5レース・6レースで行なわれますので、お見逃しなく!
新人王争覇戦競走第1戦
新人王争覇戦競走第2戦
ここからは、競馬界以外の受賞者たちをご紹介して行きます。
内閣総理大臣杯【大賞】を受賞したのは...男子プロゴルフ・石川遼プロ。
「名誉ある賞をいただき、この上ない感激です。
1年地味に練習した成果で、年末に皆さんの前で表彰していただいて、本当に嬉しいです。
どんなに辛く苦しいことがあっても、必ずこの賞が後押ししてくれると思います。
2年連続でこの素晴らしい賞をいただいて、どれほど感謝していいかわかりませんが、来年もこの賞に恥じないよう、精一杯頑張ります!」
【殊勲賞】・【特別賞】・【国際寛容賞】という3つの受賞となったのは...プロ野球・原辰徳監督。
「読売巨人軍監督の、原辰徳です。
2009年はあっという間の1年でした。WBC、ペナントレース、クライマックスシリーズ、日韓とすべて勝利することが出来ました。
監督という仕事は...野村監督がいらっしゃる前で恐縮ですが...
負けて反省、勝って教えられる。選手やスタッフに支えられ、なお一層ファンを魅了する野球をする。この場を借りて、誓います。
日本人で初めて、国際寛容賞をいただいたことについては...
なんと表現したらいいかわからないくらい感動しています。
果たして私が本当に寛容力を持っているのか...(笑)
ただ野球が好きで、素晴らしい選手やスタッフに支えられてきました。
アメリカでWBCを戦っている時、日本のみなさんが狂喜乱舞して喜んでくれたということを後で知りました。
少しでも世界平和のお役に立てたのだとしたら、とても光栄です」
〔国際寛容賞とは――世界中で寛容の心を持って社会活動を行なった人に、国連から贈られる賞で、日本人として原辰徳監督が初めて受賞しました〕
【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのは...ワールドベースボールクラシック日本代表です!
同じく、【殊勲賞】・【特別賞】を受賞したのが...大相撲・白鵬翔関。
「ありがとうございます!これからも精進して行きます」
【最高新人賞】に輝いたのは...福岡ソフトバンクホークス・摂津正投手。
「このような素晴らしい賞をいただいて、本当に嬉しいです!
来年もこの賞に恥じないよう、精一杯プレーします」
【特別賞】には...Jリーグ・鹿島アントラーズ、プロボクシング・長谷川穂積選手、女子プロゴルフ・横峯さくらプロが選ばれました!
横峯さくらプロのコメント
「このような名誉ある賞をいただいて、大変光栄に思います。
来年もこのような賞がいただけるよう、頑張って行きます!」
【特別功労賞】に輝いたのは...女子テニス・杉山愛選手。
「このような素敵な賞をいただいて、嬉しく思っています。
私はテニスからかけがえのないものをたくさんんもらったので、どういう形になるのかわかりませんが、スポーツを通して返していけたらと考えています」
同じく【特別功労賞】を受賞したのは...中日ドラゴンズ・立浪和義選手。
「名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございます!
22年間ドラゴンズ、そして野球から幸せをいただいて来ました。
微力ではありますが、今後は野球界に恩返しして行きたいと思います」
【スポーツ功労者】には...新日本キックボクシング協会理事・藤本勲氏、日本相撲協会・渡辺大五朗氏、東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督・野村克也氏の3名が選ばれました!
野村克也氏のコメント
「素晴らしい賞をいただきまして...言葉がみつかりません。
振り返れば、18からプロ野球に接して来て、選手、解説者、監督として精一杯やってきました。
この賞のお話をいただいた時、女房とも素直に受けるかどうか相談したんですが、
『胸張って行って来なさい』と言われました。
これからも野球界に貢献していきたいですねぇ。
何故か解任されてしまいましたが...まだ納得してませんが...出来ればもう1年監督を続けたかったですね。
ぼやきはこのくらいにして(笑)、感謝の言葉で締めくくりたいと思います」
【功労賞】
・大相撲:魁皇博之
・プロ野球:立浪和義
・男子プロゴルフ:藤井久隆
・女子プロゴルフ:鈴木美重子
・Jリーグ:松崎孝紀
・プロボクシング:江口啓二
・プロボウリング:山本勲
・日本レースプロモーション:ロイック・デュバル
・ダンス:河内芳朗、河内方子
・JKA競輪:武田豊樹
・JKAオートレース:木村武之
・競艇:松井繁
・キックボクシング:蘇我英樹
【新人賞】
・大相撲:翔天狼大士
・プロ野球:摂津正
・男子プロゴルフ:塚田陽亮
・女子ゴルフ:ソンボベ
・Jリーグ:渡邉千真
・プロボクシング:細野悟
・プロボウリング:佐藤まさみ
・日本レースプロモーション:塚越広大
・ダンス:瀬古薫希・瀬古知愛
・JKA競輪:木暮安由
・JKAオートレース:廣瀬雅勝光
・競艇:平山智加
・キックボクシング:緑川創
―以上敬称省略―
受賞者の皆さん、本当におめでとうございました!
皆様、明けましておめでとうございます☆
2010年最初の Red Viwe は、昨年末に行なわれた『日本プロスポーツ大賞』授賞式の模様をお伝えします!
まず、地方競馬界から受賞したのは...
功労賞:岩手・小林俊彦騎手
(82年のデビューから27年のキャリアで着実にその地歩を固め、積み重ねた勝利は3300を超える。
騎乗に対する真撃な姿勢やフェアプレイ精神は後進の格好の規範ともなっており、地方競馬を代表する騎手の一人として信望を集めている。)
「受賞会場に来て、改めて賞の重みを実感しました。
この賞に恥じないよう、励みにしてもっと頑張らなきゃ。
今は競馬だけじゃなく、世の中が不況。
地方の1騎手だけど、自分に出来ることはとにかくいいレースをすること。
騎手会長として、存廃問題などで県民のみなさんと交流を持ち、理解していただき、存続するこが出来ました。
恩返しがしたいと思い、福祉や震災などのチャリティを少しずつですがしています。
自分自身のこととしては...怪我のないよう、1レース1レース大切にしていきます!」
新人賞:ばんえい・長澤幸太騎手
(1月の初騎乗初勝利以降、瞬く間に頭角を現し、10%に近い高い勝率で早くも60勝に到達、重賞制覇も果たした。
騎手のスキルが大きなウエイトを占めるといわれるばんえい競馬で、新人騎手としてこの成績は驚異的であり、将来が嘱望される。)
「会場に来たら、もの凄い方ばかりで緊張しました。
野球が好きなので、原監督にお会いできたことが1番嬉しかったです。
デビューしてから、色々な方に支えてもらってここまで来ました。
自分ひとりの成績ではないです。
2010年はさらに頑張って、ばんえい競馬をもっと多くの人に知ってもらいたいです!」
そしてJRAからは...
功労賞:横山典弘騎手
(デビュー24年目の2009年、日本ダービーを悲願の初制覇するなど、年間重賞勝利数では全国トップを走り、大舞台での勝負強さを発揮している。
7月18日には中央競馬史上5人目、現役では2人目となるJRA通算2000勝を達成している。)
新人賞:松山弘平騎手
(初騎乗でいきなりの初勝利を挙げると、同日に2勝目をマーク。競馬学校卒業生として史上2人目となるデビュー日2勝の快挙を達成。
その後も順調に勝ち星を伸ばし続け、夏の小倉開催で14勝を挙げるなど、今後の活躍が期待される。)
功労賞を受賞した、横山典弘騎手、小林俊彦騎手
新人賞を受賞した、松山弘平騎手、長澤幸太騎手
2009年の競馬界を盛り上げてくれた、4人のジョッキーたち...
本当に、おめでとうございました!
2010年の活躍も、期待しています♪
30日、ばんえい帯広競馬場で、30年間活躍して来た西弘美騎手が引退しました。
1980年4月26日デビュー。
2479勝を挙げました。
私が1番印象に残っているのは、やはり【トモエパワー】とのコンビ☆
『ばんえい記念』では、圧倒的な強さで連覇を果たしました!
引退日である30日、8レース『西弘美引退記念競走』を終えると、引退のセレモニーが行なわれました。
ラスト騎乗である10レースを残していましたが、このセレモニーではたくさんの方々から花束を受け取っていました。
私は大井競馬場のふるさとコーナーで見ていたのですが、息子である西謙一騎手から花束を受け取った時は、少し恥ずかしそうな、照れた表情をしているようにみえました。
西弘美騎手のコメント
「次のレースで最後になりました。
全国のファンのみなさん、関係者の方々、たくさんの名馬に乗せてくれた馬主さん...
本当にありがとうございました。
これからは調教師として、ばんえい記念に出られるようなスターホースを育てたいと思います。
親子でレースに乗れるのも、次が最後ですが...
これからも精一杯頑張っていきますので、よろしくお願いします。
馬は私にとって、とても魅力的な仲間で、30年というのは短く感じました。
ばんえい競馬をもっと全国に広めていきたいと思ってます!」
年明けの2日、『帯広記念』では、パートナーだった【トモエパワー】は西謙一騎手が騎乗することになりました!
父から息子へ受け継がれる技術...
西謙一騎手はどんなレースを見せてくれるでしょうか♪
帯広記念出走表
昨年は、女傑【フクイズミ】が目の覚めるような末脚を見せてくれましたよね。
【カネサブラック】【ナリタボブサップ】というスターホースも健在で、来年のばんえい競馬も引っ張ってくれるでしょう!