平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。元騎手の目線からレースを分析から、現役時代の思い出など、様々な話題を楽しく書き綴ってまいります!明日、韓国・釜山慶南競馬場で、『第1回KRA国際女性騎手招待競走』が行われます!!!
韓国、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、日本の5カ国から、11名の女性ジョッキーが集まりました。
日本からは、
名古屋:宮下瞳騎手
の3名が選出されました〜!!
本番の前に、昨日エキストラ騎乗があり、
2レース 別府真衣騎手 11着
7レース 宮下瞳騎手 4着
9レース 岩永千明騎手 8着
という結果。
明日のレディース競走は第3レース、18:10発走です!
世界の女性ジョッキーたちを相手にどんなレースを見せてくれるのか…
そして、どんな成長を遂げてくるのか…
本当に楽しみですね♪
3人とも、頑張って〜〜〜
アスコット競馬場のコースは、右周りの3000メートル。
そして、直線1600メートルのコースと、障害用の3つのコースがあります。
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アップダウンがものすごく激しくて、裸眼で見ていても上がったり下がったりがよく見えます。
芝はこんな感じ。
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今週8日(土)には、内田博幸騎手が、ここで世界の競合たちと戦うんですよね〜。
チーム対抗で争う『シャーガーカップ』☆
相当スタミナ使うでしょうが…内田騎手なら、やってくれるでしょう!
頑張って〜!!!
私が訪れたのは7月25日(土)。
『キングジョージ?世&クイーンエリザベスS』当日。
まず第1レースは、なんと!!
レディースジョッキーレースでした♪
直線コースでの、19名の叩きあいは、かなり迫力がありました〜
勝ったのは、Mrs V.Faheyさん。
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笑顔がとっても素敵でした☆
こちらでは、ジョッキーや関係者とファンとの距離がとても近いんですよ。
ジョッキーたちが、レース後に競馬場を後にする時は、パドックのファンエリアを通っていくんです!
鞍が入っているであろう、大きなかばんを持って、ファンの間を掻き分けて帰って行くんですよ。
で、ファンの方も、
「おう、お疲れ〜」
みたいな感じで、あんまり気にしていない様子☆
調整ルームもないし、日本とは根本的な考え方が違うようでした。
どちらがいいとかはわからないけれど、同じ競馬でも、色んな考え方があるんだな〜って思いましたね。
そしてメインのキングジョージ♪
スタートして、少しポジション取りをしたら…一気にペースが下がる。見た目にハッキリわかるくらい遅くなってるから、相当な下がり方のはず。あれはジョッキー大変ですよ。馬もね。
それで、道中はアップダウンを繰り返し…
最後の直線500メートルは、どの馬が伸びてくるか…というよりも、どの馬から脱落していくか…って感じ。
本当にタフなコースと展開だと思います。
レース自体が、全く違いました。
今まで、テレビでは何度も見ていたけれど…生で観戦すると、そのタフさがよくわかりましたね。
勝ったのは、マイケル・スタウト厩舎の【コンデュイト】。ライアン・ムーア騎手騎乗。
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彼はパドックに入って来た瞬間に、他の馬を恋しがっていななき…関係者が慌てて他の馬の後ろに近づけた…という経緯を見ていたので、
「ちょっと子供だな〜」
と判断。馬券から外してしまいました…
レースでも、最後けっこうヨレていたし、4歳だけどまだ成長しきれていない面があるようです。
それでも強いんだから、このまま成長したら、どれだけ強くなるんだろう…と感じました。
凱旋門賞に出てきたら、【ブエナビスタ】の強敵になりそうです!
2着は【タータンベアラー】。マイケル・キネーン騎手騎乗。
3着は【アスク】。オリビエ・ぺリエ騎手騎乗。
なんと!3着まですべてがマイケル・スタウト厩舎という結果になりました!
すっごいですね〜。
あと、この日は日本でもお馴染みの、クリストフ・ルメール騎手とアラン・ムンロ騎手も騎乗していたんですが…2人とも、メインには乗っていなかった。
世界の競馬の厳しさ、そしてレベルの高さを改めて感じました。
今回の渡英の最大イベント、アスコット競馬場〜☆
しかも当日は、『キングジョージ?世&クイーンエリザベスS』!!
アスコット競馬場へ続く道は、すでにお祭り騒ぎでした♪
みんなお洒落して乾杯して…気持ちいいくらいの青空の下、G?デーが幕を開けました。
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アスコット競馬場〜!!!
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なんと!
カーナボン卿のご子息である、ハリー・ハルバート卿(ハイクレアレーシングの社長さんでもあります)のご好意によって、ゴール前の馬主席に入れていただきました!!
さいっこうのロケーションの中、シャンパンを飲み…
セレブになった気になりました(笑)
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スタンドやコース、広場など、日本とはまた一味違う作りになっていました。
特に、装鞍所も見られるようになっているのにはビックリしました。
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パドックに出る前に、じっくりと馬たちの様子を観察できます♪
こちらがパドック☆
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お花に囲まれていて、ものすごくキレイでしたよ〜。
日本と違って、整列していっぺんに出てくるわけではなく…
準備が出来た馬から、ランダムに登場するのです。
熱心にパドックを見ている人もいれば…
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パラソルの下や〜
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ベンチに座って、パーティー中〜♪
馬券を買う列よりも、ドリンクを買う列の方が長い…という現象が起こってました(笑)
しかも、 そのお店がまた凝ってるんですっ!
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ダンシングブレーヴ・バーや…
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ドバイミレニアム・バーなど…
名馬の名を冠したお店なんですよ。
こういうのは、ファンにとって嬉しいですよね。
日本でもやってほしいな〜
ウオッカ・バーとダイワスカーレット・バーで、売り上げ対決とか(笑)
アスコットは、ギャンブルというよりも、社交場といった雰囲気が強かったですね。
だって入場料…約4000円もしました!
これは、日本じゃ考えられない高さです。
入れる場所によって、もっと高くなるらしいですよ(汗)
それでも行きたい!
それでも見たい!
そんな競馬場なのです☆
「馬に乗ってみるかい?」
と、クライブ・ブリテン調教師に言っていただいたのですが…
さすがに勇気がなく…………
そのかわり、自分の足でシッカリと歩いて来ました!!
いや〜長かった〜
まずは、サイドヒルから。
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ラチはないんですけどね、この白いポッチみたいなのが、コースの目印になってます。
これくらいじゃあ、馬の制御が利かなくなったら、どっちでも行っちゃうでしょうねぇ〜。
登り始めて40分くらいで、7ハロンの頂上に到達しました!
ラストの登りがかなりきつくって、汗だくになりました。。
続いてウォーレンヒル。
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こちらは真っ直ぐなので、ちょっと楽でした♪
でもラストの登りはサイドヒルよりも傾斜がきつかったです。。
どちらもきついということで。
登りきると、トトロに出てくるような森に入ります。
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こんな風に、自然の施設を利用して鍛えている馬たち。
そりゃ、精神的にも肉体的にも、強くなるわけです!!
ニューマーケットの街から車で5分のところに、ナショナルスタッドがあります。
ここには…
世界的名馬【ミルリーフ】の、お墓と銅像がありました。
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そして、ニューマーケットの街の中で、一際目立つ建物が…
ジョッキークラブです!
玄関前には、こちらも世界的名馬【ハイペリオン】像が置かれていました。
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ジョッキークラブの隣には、競馬ミュージアムがあります☆
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当たり前のことですが、説明書きが全部英語で…すべて理解することは出来なかったけど、写真や絵を見ているだけで、競馬の歴史を感じることが出来ました♪
街中が馬関係のニューマーケット☆
3日間の滞在でしたが、大好きになりましたっ!
いつかあの丘を馬と一緒に駆け上がってみたいな〜
新しい夢が出来ました♪
次の日の朝、訪れたのはクライブ・ブリテン厩舎!
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こちらは日本と違って、調教師さんが自腹で厩舎を構えるのです。
だからもちろん、頭数制限もなし!
多い厩舎では200頭以上管理しているそうなんです。
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調教をつけるライダーも、何十人と雇っています。
クライブ・ブリテン厩舎には、2人の日本人の男の子がいましたよ。
世界中からライダーが集まっていて、人種の坩堝って感じでした。
半分くらいは女性が活躍していましたし、広く門戸を開いているので、優秀な人材がたくさん集まってくるそうです。
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建物だけではなく、準備運動をするコースも、調教師が所有しています。
イギリスで開業するというのは、並大抵のことではないですね。
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だいたい、1つの厩舎で20〜30頭くらいが、一度にまとめて調教を開始します。
一列に並んで、みんなで準備運動したり、坂路に移動したりするので、他の馬の存在も怖くなくなるでしょうね。
そしてここが、夢にまで見たウォーレンヒル。
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自然の丘を使った坂路です。
もう本当に広くて、長くて、美しくて…
感動的な景色でした〜
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一人、コースの横に立っているのは馬主さん。
かなり真剣に調教を見ていました。
こんな場所で馬に乗れたら…本当に気持ちいいでしょうね〜
まぁ、調教ですから気持ちいいとか言ってる場合じゃないんでしょうけど…(笑)
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ウォーレンヒルの頂上は、森みたいになってます。
木々の間を帰って来るんですよ〜。
本当に鳥肌ものですっ!!!
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芝はこんな感じ。
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ウォーレンヒルは、芝コースだけではなく、オールウェザーもありました。
道を挟んで隣が…サイドヒル。
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これまたド迫力の坂路です!
こちらは直線だけではなく、最後は右にカーブしながら丘を登って行きます。
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わかりますか?
ラチがないんです!
ラチがないんですよ!!
本当に馬をきちんと制御していないと、コースから外れてしまいますよね。
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下から見ていると…遮るものが何もないので、空に向かって馬たちが走っていくようでした☆
もしも落馬したら…なかなか馬が捕まらないでしょうね。。