次の日の朝、訪れたのはクライブ・ブリテン厩舎!
こちらは日本と違って、調教師さんが自腹で厩舎を構えるのです。
だからもちろん、頭数制限もなし!
多い厩舎では200頭以上管理しているそうなんです。
調教をつけるライダーも、何十人と雇っています。
クライブ・ブリテン厩舎には、2人の日本人の男の子がいましたよ。
世界中からライダーが集まっていて、人種の坩堝って感じでした。
半分くらいは女性が活躍していましたし、広く門戸を開いているので、優秀な人材がたくさん集まってくるそうです。
建物だけではなく、準備運動をするコースも、調教師が所有しています。
イギリスで開業するというのは、並大抵のことではないですね。
だいたい、1つの厩舎で20〜30頭くらいが、一度にまとめて調教を開始します。
一列に並んで、みんなで準備運動したり、坂路に移動したりするので、他の馬の存在も怖くなくなるでしょうね。
そしてここが、夢にまで見たウォーレンヒル。
自然の丘を使った坂路です。
もう本当に広くて、長くて、美しくて…
感動的な景色でした〜
一人、コースの横に立っているのは馬主さん。
かなり真剣に調教を見ていました。
こんな場所で馬に乗れたら…本当に気持ちいいでしょうね〜
まぁ、調教ですから気持ちいいとか言ってる場合じゃないんでしょうけど…(笑)
ウォーレンヒルの頂上は、森みたいになってます。
木々の間を帰って来るんですよ〜。
本当に鳥肌ものですっ!!!
芝はこんな感じ。
ウォーレンヒルは、芝コースだけではなく、オールウェザーもありました。
道を挟んで隣が…サイドヒル。
これまたド迫力の坂路です!
こちらは直線だけではなく、最後は右にカーブしながら丘を登って行きます。
わかりますか?
ラチがないんです!
ラチがないんですよ!!
本当に馬をきちんと制御していないと、コースから外れてしまいますよね。
下から見ていると…遮るものが何もないので、空に向かって馬たちが走っていくようでした☆
もしも落馬したら…なかなか馬が捕まらないでしょうね。。