*16日(月)高知 第7R『西日本ダービー』 1900m 18:10発走*
昨年は我らがコーナスフロリダが圧勝したこのレース。
舞台を高知に移した今年はかなりいいメンバーが集まりましたね!
本命は迷ったのですが、兵庫のリリコにしました。
デビューから16戦して、なんと15戦で馬券に絡んでいるという超堅実派。
しばらくあと一歩で勝ち切れないレースが続いていましたが、笠松のクイーンカップ、地元の3歳特別と2連勝していて、一皮むけた印象です。
遠征経験も豊富だし、高知優駿では中団内から長くいい脚を使って3着。
すでにこの馬場を経験していることも大きいし、ここも上位争いは確実と考えます。
対抗も同じく兵庫のテツ。
前走のMRO金賞は初の金沢でしたが、好スタートを決めて楽に2番手につけられたし、早め先頭の強い競馬で重賞初勝利。
JRAへの遠征で揉まれたことも成長に繋がったと思いますし、以前とはレース運びがガラリと変わりました。
初めての高知の馬場さえ克服出来れば、十分勝負圏内でしょう。
3番手評価にしたのは地元高知のディアレイカ。
女傑ディアマルコの半妹ということで姉と比べてしまうと可哀そうですが、経験を積みながら徐々に力をつけて、前走の黒潮菊花賞では2着に頑張りました。
ナンヨーオボロヅキはさすがに強いですが、好位からしっかり粘れていたし、1900mも上手にこなしていました。
地元の利を活かしてぜひ頑張って欲しいです。
笠松のフォアフロントも軽視出来ない存在。
前走のMRO金賞は僅差の2着で、スムーズにポジションが取れたかどうかが最後に響いた気がします。
ぎふ清流カップでは自分から動いて突き放す強い競馬だったし、東海ダービーは攻めていく競馬で3着。
このメンバーに入っても見劣りしません。
ものすごい末脚を持つアルネゴーは、初めての距離を克服出来れば。
◎3、リリコ
○9、テツ
▲7、ディアレイカ
△4、フォアフロント
△8、アルネゴー
*12日(木)門別 第12R『旭岳賞』 2000m 20:40発走*
これは史上最強と言っても過言ではないくらい、めちゃくちゃいいメンバーが揃いました!!
さてどこから入ろうか...
まずスーパーステションですが、昨年から地元門別では負けなし、一昨年のレースから数えると地元13連勝中というとんでもない強さを見せてくれています。
帝王賞では自分の形に持ち込めず苦しい展開になってしまいましたが、今回のように好枠に入って先手を取れれば崩れる心配はまずないのではないかと。
ただ、前走のオヤコダカとの攻防はちょっとびっくりしたというか。
早めにマクられてしまい、勝ち切れないのではないか...とドキドキしましたが、それでもきっちり勝つところはさすがです。
このメンバーでも中心に考えたいです。
対抗は前走スーパーステションを苦しめたオヤコダカ。
一時期はスランプというか、この馬らしいレースが鳴りを潜めていましたが、今年は状態も上がって来たそうで、見事に復活を果たしました。
状態さえ上がってくれば相当強い馬。
スーパーステションとも互角に戦える力の持ち主です。
先行勢がかなり強力な印象なので、この馬のロングスパートが活きる展開になれば。
3番手評価にするのは大変失礼かなとは思ったものの、かなり久しぶりのダート戦ということを考慮してハッピーグリンにします。
前走後はいろいろな選択肢を探っていたそうですが、その中でまずは地元戦を使うことを選択。
大目標はその先になるわけですが、実力的にはいきなり走っても不思議はない馬です。
大外に入って揉まれずらいのもプラス材料と考えました。
モルトベーネとヒガシウィルウィンを△にするというのも大変失礼な気持ちがしますが、今回ばかりは仕方なし。
しかし一発勝ってもおかしくない実力の馬たちなので、さてさて馬券の買い方をどうしたものかと悩みます。
◎2、スーパーステション
○7、オヤコダカ
▲8、ハッピーグリン
△3、モルトベーネ
△4、ヒガシウィルウィン
*8日(日)盛岡 第12R『青藍賞』 1600m 18:10発走*
今年はかなりいいメンバーが集まりましたね。
本命は迷いましたが、前走の勝ちっぷりを信じてハドソンホーネットにします。
以前も岩手に在籍したことはありましたが、今年春に再転入を果たすと2連勝。
特に前走のみちのく大賞典は、王者エンパイアペガサスを負かしての勝利であり、レコードのおまけつき。
スピード馬なので水沢の方がより強いパフォーマンスを見せてくれるイメージがあるのですが、
転入初戦のあすなろ賞も逃げて強い競馬をしているし、盛岡替わりは問題ないでしょう。
今回はさらにメンバーが揃いましたが、マイルならばこの馬のスピードが活きる競馬が出来そうです。
対抗は3連勝中のロジストーム。
前走の初秋特別は重賞ではなかったですが、3ヵ月ぶりの休み明けで-12キロという気になる材料があったにも関わらず、
直線でキングジャガーを振り切って4馬身差の勝利。
改めて、この馬の強さを見せつけられました。
一度使ったことでさらに良化も見込めるし、近走は水沢での3連勝ですが、以前盛岡でもしっかり結果を出しています。
このメンバー相手にどんな競馬をするのか楽しみです。
昨年の覇者エンパイアペガサスは、これまで地元では圧倒的な存在でしたが、前走のみちのく大賞典ではハドソンホーネット、レイズアスピリットに次ぐ3着で、内容的にも物足りなさを感じるレースでした。
ただ、この一戦だけでこの馬の評価が下がるわけではありません。
みちのく大賞典は超不良馬場で、当時は毎週のようにレコードを連発していた水沢のスピード馬場でした。
距離はマイルよりももっとあった方がいいかなとは思いますが、底力のある馬で、復活を期待しています。
ダイチラディウスは前走のすずらん賞を圧勝、経験を積みながら徐々に力を付けて来た馬で、今回が岩手移籍後の初重賞挑戦。
メンバーはかなり強力ですが、この馬の末脚が活きる展開になれば。
4戦連続2着続きのキングジャガーまで。
◎6、ハドソンホーネット
○10、ロジストーム
▲2、エンパイアペガサス
△5、ダイチラディウス
△8、キングジャガー
*3日(火)名古屋 第10R『秋の鞍』 1800m 16:10発走*
ここはエムエスクイーンの前走をどう評価するかでしょう。
デビューから無傷の11連勝で東海ダービーを制したエムエスクイーン。
昨年、我らがサムライドライブが果たせなかった無敗での東海ダービー制覇という夢をあっさりと実現してしまいました。
ただ、すべてが順調だったというわけでもなさそうで、梅桜賞から長期休養、休み明け初戦の駿蹄賞も勝ちましたが、これまでのこの馬のレースからすると、少し物足りなさを感じる内容でした。
しかし、続く東海ダービーは圧巻のパフォーマンスで勝利。実力は疑う余地がありません。
この後休養に入るのかと思いきや、早々に古馬の壁に挑戦して来ました。
前走の名港盃は兵庫から強力な遠征馬たちが参戦したし、同型のポルタディソーニが驚異の粘り腰で逃げ切り勝ち。
エムエスクイーンは何も出来ずにズルズル後退し、初めての黒星となってしまいました。
サムライドライブもそうでしたが、連勝していた牝馬が負けると、精神的に立て直すのに時間が掛かる場合が多く、
エムエスクイーンもこれに当てはまる可能性も考えられます。
ただし、今回のメンバーは3歳同士。さらに1枠1番を引き、同型も見当たりません。
いつものように好スタートを切って逃げられれば、これまでの強いエムエスクイーンを見せてくれるのではないかと期待しています。
対抗は兵庫からの遠征馬オオエフォーチュン。
1月に笠松のゴールドジュニアを勝っていて、遠征競馬は経験済み。
後方からロングスパートが持ち味の馬ですが、笠松の小回りでもしっかり追い込んで来ましたから、名古屋コースは気になりません。
兵庫ダービーでは後方からいい脚で伸びて来て、1番人気だったジンギをクビ差抑えて3着。
エムエスクイーンが行く展開になればある程度流れるし、そうなればこの馬の決め手も活きそうです。
コマガイムはまだ初勝利を挙げていないのですが、2着が10回で連対率は4割。
なかなか勝ち切れませんが、安定して上位争いに絡んで来る馬で、最後は必ずいい脚を使ってくれます。
もう1頭の兵庫からの遠征馬ユノートルベル、好位からレースが出来るマイネルカピターノ、前走いい勝ち方をしたマイネルシウンまで。
エムエスクイーンとオオエフォーチュン以外は重賞での実績が乏しく、逆に言えば展開次第でどの馬にもチャンスがありそう。今回は手広く流します。
◎1、エムエスクイーン
○10、オオエフォーチュン
▲6、コマガイム
△9、ユノートルベル
△2、マイネルカピターノ
△12、マイネルシウン
*1日(日)佐賀 第12R『ロータスクラウン賞』 2000m 18:00発走*
スーパージンガの三冠達成を期待しています!
2走前にはハッピーハッピーとの一騎打ちを制し、古馬重賞を制覇。
斤量52キロだったとはいえ、11連勝で佐賀ヴィーナスカップを制したハッピーハッピーに対し、
真っ向勝負で差し切ったことはちょっと驚いたし、改めて能力の高さを感じました。
今はスタートも安定して、以前より楽にいい位置につけられるようになったし、
それでいて末脚もしっかりしているので、展開に左右されづらいところが心強い。
前走は競走除外ということで心配しましたが、無事にここに出走して来てホッとしました。
状態が万全であれば今回のメンバー相手に負けることはちょっと考えづらく、相手探しだと思います。
対抗は1枠1番に入ったテイエムヒッパシレにしました。
逃げて渋太い脚を使える馬で、前走は2着とはいえハナ差だったし、3着以下は7馬身も引き離しました。
好枠を引いて自分の競馬に徹すれば、粘り込みも可能と考えます。
3番手評価はオーチンハラショウ。
タイトルはないけれど重賞でも上位に食い込んでいる馬で、前走は古馬相手のB級5組で、自分から動いて行って勝ち切りました。
九州ダービー栄城賞も3着に頑張ったし、距離2000mというのは合うと思います。
ニュールックは2000mは長いと思いますが、底力のある馬。
最近は逃げなくても競馬が出来るし、展開次第では好位からの粘り込みもありそうです。
中団から渋太い脚を使えるニチウォまで。
◎2、スーパージンガ
○1、テイエムヒッパシレ
▲9、オーチンハラショウ
△4、ニュールック
△10、ニチウォ