*23日(日)佐賀 第12R『佐賀がばいダッシュ』 900m 18:00*
ここはセクシーボーイの初重賞制覇に期待しています。
JRA3勝から門別→佐賀へ移籍。
佐賀に来てからも最初のうちは強メン相手に後方から追い込みで3着4着という結果が続きましたが、
A2・B級の平場のレースで早め先頭で勝利を収めると、そこからは怒涛の5連勝。
前走の遠賀川賞は3コーナーでエンジンが掛かると1頭次元の違う走りで8馬身差の圧勝。
佐賀900mも3走前に差し切っているし、メンバー的にも大きな不安材料は見当たりません。
対抗はエイシンビリケン。
佐賀移籍後4連勝で、前走は2着と初めて土がつきました。
この時勝ったレッドゼルクは負かしたことのある相手でしたが、なんせ展開が厳しかった...。
ハナに行こうとしたところを外からエリザベスセーラに来られ、早めにレッドゼルクにも来られる形で勝負所は3頭ががっつり並ぶという、先行馬にとってはかなり厳しい形。
それでも最後まで踏ん張っていたところはさすがだと思います。
先行力があるので佐賀900mはもってこい。
レッドゼルクがその後セクシーボーイに千切られているのは気になりますが、単純比較は出来ませんから、
リズムよく先行出来ればこの馬にもチャンスがあると思います。
除外明けというのが気になりますが、状態さえ良ければハクユウスターダムの安定感は軽視出来ません。
距離短縮で復活を期待したいオウノミチまで。
◎10、セクシーボーイ
○7、エイシンビリケン
▲11、ハクユウスターダム
△9、オウノミチ
*20日(木)園田 第11R『園田FCスプリント』 820m 16:05発走*
電撃のワンターン、園田FCスプリント。
短距離だからといって先行有利とは限らないのが面白いところで、昨年は高知のカイロスと地元兵庫のエイシンテキサスの同着という珍しい決着となりました。
今年のメンバーは地元の連勝馬3頭が強そうなのですが、本命は高知から参戦のコスタアレグレにします。
福永洋一記念では逃げて驚異の粘り込みを見せ重賞2勝目を挙げました。
前走は浦和遠征でさきたま杯に参戦。
強豪と戦って揉まれたことで、今回の超距離短縮もそこまでペースに戸惑わないのではないかと想像しています。
園田は初めてですが、門別、船橋、浦和と、もっと遠くに遠征しているので特に問題はないでしょう。
しかも絶好の1枠1番。
好スタートを決めて、そのまま粘り込みを期待しています。
対抗はタガノカピート。昨年から11勝と勢いがあります。
唯一の重賞挑戦だった園田ウィンターCは、ちょっと掛かり気味に2番手を追走するも、3コーナー手前で失速して11着という結果でした。
しかしここ2戦も強い勝ち方をしているし、初めての820mもむしろ掛からなくていいのではないかと感じます。
追い切りもきっちりいっているし、仕上げは好調と見ていいのではないでしょうか。
兵庫移籍後3連勝中のエイシンエンジョイにも注目。
前走は逃げてハタノキセキを破っているし、初の重賞挑戦ですがいきなり好勝負出来そうです。
連勝中のエイシンセレブ、前走アタマ差で差し切ったタラニスまで。
◎1、コスタアレグレ
〇7、タガノカピート
▲8、エイシンエンジョイ
△12、エイシンセレブ
△2、タラニス
*16日(日)高知 第7R『高知優駿』 1900m 18:10発走*
スーパージンガとナンヨーオボロヅキで悩みましたが、1900mの距離ということでスーパージンガにします。
前走の九州ダービー栄城賞ではこれまでで一番強い競馬を披露。
好位集団の後ろを追走して、前半は馬の後ろに入れてしっかり折り合い、向正面で加速すると一気に先頭へ。
4コーナーで肩ムチを入れると後ろを突き放し、直線では真島正徳騎手が後ろを見る余裕の手ごたえ。最後は手綱を持ったままで、5馬身差のゴールでした。
前はダッシュがあまりつかずに中団後方からの競馬が多かったですが、今はスタートも上手になって、ダッシュもすぐにつくようになり、楽にいい位置が取れるようになりましたね。
レースぶりにまったく不安はありません。
唯一気になるのは初めての遠征競馬。
渡辺博文調教師のお話では、食道が細めでカイ食いが細いということで、食べさせることにとても工夫されていましたから、
環境が変わる遠征競馬ではより難しい対応になると思います。
その辺りを克服して、ぜひ高知のダービーも獲って欲しいです。
対抗にはナンヨーオボロヅキ。
この馬もとても強い馬で、ル・プランタン賞は負けたものの、スタートで後手を踏んだ上にかなり厳しいペースになったことも大きな敗因だったと思います。
ただ、やはり1900mというのが少々気になりまして。
前走1800mを逃げ切っているのですが、スタートダッシュにしても勝負所での追い方にしても、腕でがっつり追う、というよりかは騎座で押している感じだったので、だからこそ距離も持ったのかなと。
赤岡騎手の騎乗技術で距離適性がカバーされたのかなと感じたので、とても強い馬ですが対抗にしました。
今回は大井から御神本騎手が駆け付けるということで、これまた技術の高いジョッキーですから距離不安を払拭してくれるかもしれません。
高知移籍後すべて馬券圏内のコスモアニモーソ、兵庫から遠征のリリコ、永森騎手騎乗のアポロンまで。
◎11、スーパージンガ
○12、ナンヨーオボロヅキ
▲1、コスモアニモーソ
△7、リリコ
△2、アポロン
*16日(日)水沢 第11R『みちのく大賞典』 2000m 18:00発走*
ここはエンパイアペガサスが圧倒的な存在であり、3連覇濃厚と考えます。
2走前の岩手再々々転入初戦の桃花特別は、雪が降りしきる厳しい天気の中、1頭だけ次元の違うレースで勝利。
中団内を追走から、向正面で外に出すとスイスイ上がって行って、3コーナー先頭。
4コーナーも持ったままの手ごたえで直線8馬身突き放しました。
前走のオグリキャップ記念は4着だったものの、全国の強豪相手に頑張ったし、
地元同士の戦いならば負けるわけにはいかないでしょう。
対抗以下が難しいところですが、ハドソンホーネットに注目しています。
前走は移籍初戦で休み明けという条件の中、ハナに行って最後まで踏ん張り、1番人気チェリーピッカーを抑えての逃げ切り勝ち。
これまで岩手ではダイヤモンドカップ2着、再移籍時の3戦は勝ち星を挙げることが出来なかったけれど、
今回は初戦できっちり結果を出しました。
逃げ先行で渋太く粘れる馬なので安定感があるし、エンパイアペガサスという強い馬はいますが、その他の馬とは力差はないと思っています。
前走初めて土がついたサンエイキャピタルの巻き返しにも期待。
デビューから5連勝で不来方賞を勝った馬で、前走は長期休養明け&初の古馬対戦というレース。
果敢に2番手から進みましたが、勝負所では手ごたえが怪しくなり、最後は失速して4着という結果でした。
しかしまだ4歳。
一度使った効果も大きいし、実力のある馬なので、これから古馬に混じっても十分戦える器でしょう。
安定感のあるチェリーピッカーまで。
◎7、エンパイアペガサス
○6、ハドソンホーネット
▲4、サンエイキャピタル
△3、チェリーピッカー
*11日(火)名古屋 第11R『東海ダービー』 1900m 16:20発走*
今年のダービーシリーズ、初戦の九州ダービー栄城賞のスーパージンガ以来、なかなか1番人気が勝てていないのですが、、
今度こそ、人気に応えて勝ってくれるのではないかと思っているのがエムエスクイーン。
ここまでデビュー10連勝。現在重賞3連勝。
圧倒的なスピードで、逃げて勝って来ました。
前走の駿蹄賞は約3ヵ月の休み明けでしたが、前半はアンタエウスに追いかけられ、3コーナー手前からはサウスグラストップに早めに来られる厳しい展開の中、直線も渋太く粘って勝利。
ここを使って上積みも見込めるし、あと100m延びても粘ってくれるのではないでしょうか。
デビューから無傷の10連勝で東海ダービー挑戦というと、なんだか昨年のサムライドライブを彷彿とさせるのですが...。
強敵となりうるはずだったサウスグラストップは、残念ながら怪我で出走叶わず。
基本的にはこれまで負かしているメンバーがほとんどで、いつもの競馬が出来ればここも連勝を重ねられると思います。
1枠1番という絶好枠に入ったこともプラスでしょう。
ただし、気になるのは3枠3番に入ったゴールドリングのダッシュ力。
2戦続けて重賞を逃げ切り勝ち。
前走はほぼ追わずにハナに立っているし、この馬のダッシュも相当速そうです。
2頭共に逃げないレースも経験していますが、エムエスクイーンの連勝の中で一番僅差で勝ったのが、3番手外から差し切ったライデンリーダー記念の時。
ダッシュもいまいちつかなかったし、勝負所でもなかなか前を捉えられず、「ついに負けてしまうのか?」と思いました。
そこから伸びて差し切ってしまうところがさすがですが、番手の形になるのは少し心配。
ゴールドリングがどのくらいダッシュがつくかによって、前は速くなる可能性も。
そうなると、新春ペガサスCとスプリングCを連勝したアンタエウスや、ぎふ清流Cを勝ったフォアフロント、4連勝中のマコトネネキリマルにも上位進出のチャンスはあると考えます。
◎1、エムエスクイーン
○10、アンタエウス
▲3、ゴールドリング
△8、フォアフロント
△7、マコトネネキリマル