*4月7日(日)水沢 第11R『あやめ賞』 1400m 17:40発走*
移籍初戦となるボルドープラージュVS岩手生え抜きで4連勝中のエムワンピーコの2強対決と考えます。
どちらを本命にしようか迷いましたが、
休み明けのエムワンピーコに対して、使っているボルドープラージュの方が分がいいかなと。
ボルドープラージュは門別デビュー組で、笠松移籍後ラブミーチャン記念を制覇。
ライデンリーダー記念では、デビュー以来9連勝中のエムエスクイーンにクビ差まで迫り、価値ある2着でした。
さらに、前走の園田ユースCでは逃げる形になり、向正面からガンガン競りかけられる厳しい展開になりましたが、
最後の最後まで粘って2着。
人気薄ながら力のあるところを見せてくれましたね。
ここでは戦ってきた相手が上だし、重賞戦線を使って来た強みもあります。
岡部誠騎手鞍上で万全の態勢ではないでしょうか。
対抗はエムワンピーコ。
デビュー戦こそ2着だったものの、そこから4連勝。
前走は2歳のA級クラス相手でしたが、向正面からエンジンが掛かると、外々を押し上げて突き抜けました。
地元勢はこれまで下して来た相手がほとんど。
約3ヵ月半の休み明けではありますが、地元の利もあるし、力が出せれば十分いい勝負ができると思います。
3番手にしたのはウィズジョイ。
約5か月の休み明けは気になりますが、水沢の1400mで好走しているし、重賞でも上位に食い込む力の持ち主。
前走は崩れてしまったけれど、そこからじっくり休養して立て直し。
2012年にエーデルワイス賞を勝ったハニーパイの娘ということもあり、お母さんのような活躍を期待しています。
大崩れがないミラクルフーガまで。
◎2、ボルドープラージュ
○3、エムワンピーコ
▲8、ウィズジョイ
△10、ミラクルフーガ
*7日(日)佐賀 第12R『ル・プランタン賞』 1800m 18:10発走*
ここは地元のスーパージンガと、高知から遠征のナンヨーオボロヅキの対決と考えます。
力の比較が難しいところですが、高知から重賞勝ち馬が参戦となると、ちょっと侮れません。
ナンヨーオボロヅキはJRA未勝利から高知に移籍して3連勝。
特に前走の土佐春花賞は、初の重賞挑戦だったにもかかわらず、
楽にハナを奪うと、3コーナーで並ばれそうになる場面もありましたが、そこは慌てず騒がずじっくりと息を入れて、
永森騎手がゴーサインを出すと力強く加速。
そのまま後続を7馬身突き放す圧勝劇でした。
今回は遠征競馬、初の1800mと課題はありますが、前走の走りっぷりから距離が延びても問題ないと判断。
まだまだ底を見せていないし、ここも重賞連勝を期待しています。
地元勢の中ではスーパージンガが圧倒的。
花吹雪賞は余裕の手ごたえで完勝し、松井伸也騎手×渡辺博文調教師という元福山コンビでの重賞制覇を果たしました。
飛燕賞ではニュールックのスピードに屈したけれど、前走は古馬B級に混じってしっかり差し切り勝ち。
1800mの花吹雪賞を勝っていることも大きいし、地元の利を活かして武器であるロングスパートをさく裂させて欲しいです。
この2頭が抜けていると感じる分、3番手以下の評価が難しいところ。
笠松からの遠征馬ワイエススカイ、強豪と戦ってきたナラまで。
◎10、ナンヨーオボロヅキ
○9、スーパージンガ
▲1、ワイエススカイ
△8、ナラ
*28日(木)名古屋 第11R『若草賞』 1400m 16:20発走*
本命にしたのは地元名古屋のゴールドリングです。
門別デビュー組で、名古屋に移籍してからは5戦3勝。
前走のスプリングCは牡馬相手でしたが、好位から脚を伸ばして2着に健闘しました。
勝ったアンタエウスは強かったですが、唯一食い下がりましたね。
前走でリリコに先着していることも大きいし、メンバー的にも初の重賞制覇のチャンス到来と考えます。
対抗は兵庫からの遠征馬リリコ。
前走のスプリングCは初の遠征競馬でしたが、ロングスパートを決めて3着に食い込みました。
先行するタイプではないので、勝ち切るには展開の助けが必要な場面もありますが、最後は確実に脚を使ってくれる馬。
今回は2度目の遠征ですから、前走以上の走りが出来るのではないでしょうか。
3番手以下が悩むところですが、
佐賀で4連勝中のニュールックに期待します。
前走の飛燕賞では、スーパージンガと一騎打ちになるかと思いきや、スピードの違いで押し切りました。
今回は長距離輸送で初の名古屋遠征と条件は厳しいですが、自分の競馬が出来れば差はないと思っています。
中京ペガスターCを勝ったトリマゴラッキ、梅桜賞2着に頑張ったハッピーフライトまで。
◎12、ゴールドリング
○4、リリコ
▲6、ニュールック
△5、トリマゴラッキ
△7、ハッピーフライト
*26日(火)園田 第11R『六甲盃』 2400m 16:10発走*
今年は遠征馬ゼロでちょっと寂しいですね。
連勝中のメイショウオオゼキと姫山菊花賞を勝ったタガノゴールドの2強対決という印象で、
勢いのあるメイショウオオゼキを本命にしました。
JRA2勝の成績で兵庫に移籍し4連勝中。
4戦とも好位から早め先頭で圧勝しているし、ここ2戦はA1特別で強いメンバー相手に楽勝ですから、
初めての重賞挑戦でも即通用の器でしょう。
スピードがあってレースも上手だし、大外枠も特に気になりません。
5連勝で初重賞制覇を期待しています。
対抗は実績馬タガノゴールド。
姫山菊花賞ではエイシンニシパとのハナ差の激闘を制して重賞勝ち。
JBCクラシックではJRAの強豪に混じって一瞬見せ場を作るなど、いい内容のレースを見せてくれました。
2100mの報知オールスターCでは、川崎への長距離輸送ながら5着に頑張りました。
今回初の2400mですが、距離が延びるのは問題なさそう。
おそらくメイショウオオゼキは前に行くと思うので、どこまで差を詰められるか注目です。
この2頭の力が抜けていて、3番手以降の印を決めるのに相当迷いましたが、、
エイシンミノアカに注目しました。
前走は6着に負けてしまいましたが、兵庫移籍初戦、長期休養明けということを考えれば、
これが実力というわけではないでしょう。
3走前に長距離経験をしているし、一度使った効果で一変もあるかもしれません。
昨年3着に来ているエイシンホクトセイ、前走メイショウオオゼキの2着だったクイントゥープルまで。
◎12、メイショウオオゼキ
○1、タガノゴールド
▲4、エイシンミノアカ
△5、エイシンホクトセイ
△10、クイントゥープル
*24日(日)帯広 第9R『ばんえい記念』 17:15発走*
年に一度、1トンのソリを曳く大一番、ばんえい記念。
今年は8頭の精鋭たちが集いました。
本命にしたのはオレノココロです!
2017年、ばんえい記念初挑戦にして、圧倒的な強さで初制覇。
キタノタイショウ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリーといった、長らくばんえい競馬をけん引してきた馬たちを下し、世代交代を印象付けましたが、、
その後の活躍も、本当に素晴らしい!
1トンを曳くと体に相当なダメージが残るため、ばんえい記念の活躍馬はその後苦労する、というお話を聞いたことがありますが、
オレノココロは次のシーズンも重賞3勝し、さらに2018年のばんえい記念も連覇を果たしました。
この時は、コウシュハウンカイが先に障害を下り、かなりリードしていたのですが、
オレノココロとフジダイビクトリーが追いかけ、ゴール前は大接戦の様相に。
しかし、やはり障害を下りてからのオレノココロの強さは圧巻で、着差以上に強かった印象です。
今シーズンも重賞3勝と引き続き活躍中。
高重量を曳く帯広記念を勝っているし、ばんえい記念3連覇の偉業を達成して欲しいです。
対抗は昨年2着だったフジダイビクトリー。現在11歳で、これが引退レースとなります。
ばんえい記念は4度挑戦し、2016年に勝利。その他も2着1回4着2回と堅実に走っています。
今シーズンは重賞を勝ち切れていませんが、帯広記念で3着に入り、近走も好調が続いています。
昨年のばんえい記念ではオレノココロと同じようなタイミングで障害を下り、ゴールまでよく食い下がりました。
改めて力のあるところを見せてくれたし、これが引退レースということで、陣営のこのレースに懸ける想いも大きいのではないでしょうか。
コウシュハウンカイは昨年のばんえい記念3着。
最初に障害を上がり切って大きなリードをつけましたが、最後は2頭に差されてしまいました。
しかし、先行できることは大きな武器。
今年もぜひ最初に障害を越えて、ワクワクするような展開に持ち込んで欲しいです。
センゴクエースはいよいよばんえい記念に初登場。
1トンを曳くのは未知数ですが、帯広記念で910キロを曳いて2着に健闘していますから、こなしてくれるのではないかと期待しています。
◎2、オレノココロ
○4、フジダイビクトリー
▲1、コウシュハウンカイ
△5、センゴクエース