
*22日(日)高知 第5R『土佐春花賞』 1300m 18:10発走*
今年はかなりの好メンバーが集結して難しい一戦ですが、金の鞍賞、土佐水木特別で1,2着だった2頭を中心に考えます。
本命はレインズパワー。
デビューからここまで9戦して、連対を外したのはエーデルワイス賞のみという堅実派。
高知移籍後は4戦3勝で唯一負けた相手は古馬ですから、この世代の中心的存在です。
レースが上手だし、1300mに距離が短縮になることも問題なし。
ここも安定感抜群のレースを期待しています。
リワードアヴァロンはグランシュヴァリエ産駒ということで、デビュー時から注目していた馬。
門別で2勝を挙げ、高知移籍後は1勝のみですが、金の鞍賞で2着、土佐水木特別でも2着と奮闘しています。
2戦共に負けた相手はレインズパワーで、1馬身差だったのですが、金の鞍賞よりも土佐水木特別の方が渋太さが増した印象。
この短期間の間に成長を感じました。
おそらくはもう少し距離が合った方が、より良さが活きそうなイメージがありますが、引き続きレインズパワーと好勝負して欲しいです。
フルゴリラはJRA未勝利から転入して来て3連勝。
特に前走負かした相手は、JRAオープン勝ちもあるトラキチシャチョウ。
3着以下を大差離しての2頭の勝負で、クビ差競り勝ったのは大きな収穫ではないでしょうか。
クラス的にはC3だし、タイムも平凡なものですが、レース内容を見るといきなり重賞でも戦えるのではないかと感じます。
フリタイムは高知移籍後なかなか勝ち星が挙げられずにいましたが、前走久しぶりに逃げる形で圧勝して見せました。
引き続き赤岡騎手が乗るというのも魅力だし、前走のように先手を主張するのか注目しています。
兵庫の下原騎手鞍上のレイニーウェイはJRA未勝利からやって来て、今回と同じ1300m戦を2戦続けて圧勝。
先行馬が多数いるので、どのくらいの位置が取れるかがポイントになりそうです。
◎3、レインズパワー
○8、リワードアヴァロン
▲6、フルゴリラ
△7、フリタイム
△5、レイニーウェイ
*15日佐賀 第11R『はがくれ大賞典』 2000m 18:10発走*
このレース圧勝で2連覇している兵庫エイシンニシパが今年もやって来ました。
もちろん中心になってくると思いますが、過去2回とは地元勢のメンバー構成が違います。
特にグレイトパールは実績的には飛び抜けた存在。
蹄が弱くて、乾燥する冬馬の調整がかなり難しいとのこと。
中島記念ではウノピアットブリオに千切られてしまいましたが、その前に長距離輸送で絞れたとはいえ、プラス38キロは大きかったと思います。
前走の佐賀記念は地元戦でもマイナス19キロと絞れていたし、JRA勢には及ばなかったものの、地方馬最先着。
改めて力のあるところを見せてくれました。
今回も馬体重がカギになってくると思いますが、暖かくなって絞りやすい環境になって来ていると思うので、ここは強いグレイトパールを期待します。
対抗はエイシンニシパ。
このレースは好相性で、かなり強い内容で2連覇中。
前走の白鷺賞はタガノゴールドの決め手に屈しましたが、広い姫路コースで内を上がって行って、力は示してくれました。
今年も引き続き好レースをしてくれるのではないでしょうか。
3番手評価はオヤコダカ。
佐賀移籍後圧倒的な能力で2連勝。
前走は1400mでドラゴンゲートの2着でしたが、距離2000mになるのはプラス材料。
この馬も十分好勝負出来ると思っています。
長い期間、佐賀で安定して活躍しているキングプライドまで。
◎8、グレイトパール
○5、エイシンニシパ
▲2、オヤコダカ
△4、キングプライド
*12日(木)名古屋 第11R『名古屋大賞典』 1900m 16:30発走*
本日は名古屋大賞典だけではなくて、LVRも2戦組まれている上に、A級特別もあり。楽しみが目白押し!
名古屋大賞典は好メンバーが集まりましたが、勢いのあるナムラカメタローを本命にしました。
ダート替わりで才能開花。
前走は初の重賞挑戦であり、長距離の佐賀遠征、初の地方小回りという条件でしたが、実績馬ロードゴラッソに対して余裕の差し切り勝ち。
着差は半馬身でしたが、その差以上に強いと感じさせる内容でした。
今回は地方競馬の中でも超小回りで直線の短い名古屋コースになりますが、輸送に関しては問題なさそうだし、前走きついコーナーでもしっかり加速出来ていたので、大きくマイナスになることはないと考えます。
佐賀は大きく内を開けて、外々が有利という極端なコースで、今回の名古屋はまったく違う特徴になりますが、石川裕紀人騎手が自信を持って乗っているし、ここも好レースをしてくれるのではないでしょうか。
対抗は中山で2連勝中とこちらも勢いがあるフィードバック。
まだキャリア6戦ですが、4勝2着1回4着1回と底を見せていません。
先行出来るスピードがあるので、小回りの名古屋も上手にこなしてくれるのではないかと。
一気にメンバーが強くなりますが、今後を占う試金石になる一戦です。
上位2頭は上がり馬にしましたが、実績馬ももちろん怖い存在です。
特にアングライフェンは名古屋グランプリで僅差の2着。
このレースは勝ち馬に上手く乗られてしまったという印象で、力は見せてくれたと思います。
2500mから1900mになるのはプラス材料。
重賞戦線で常に上位争いをしているし、ここも大崩れはないのではないでしょうか。
ロードゴラッソはシリウスステークスを勝った実績馬で、佐賀記念でも内をすくって見せ場十分の2着。
地方コースでは勝ち星はないものの、使いつつどんどんレースが上手になっていて、楽にいい位置に付けられるようになって来ました。
高い能力の持ち主なので、流れ次第では十分勝ち負けでしょう。
◎10、ナムラカメタロー
○3、フィードバック
▲4、アングライフェン
△5、ロードゴラッソ
*10日(火)高知 第5R『黒船賞』 1400m 17:00発走*
昨年の勝ち馬サクセスエナジーと迷ったのですが、前走の強さが衝撃的だったデュープロセスを本命にします。
兵庫ゴールドトロフィーでは、古馬相手に56キロを背負ってスピードで圧倒しました。
初めてブリンカーを付けて、気分よく気持ちよく走れたのが勝因ではないかと思います。
逃げ馬というわけではないですが、やはりブリンカーを付けているだけあって揉まれることはマイナスに働くのではないかと。
そういう意味では外目の枠に入ったのはプラス。
しかもデュープロセスよりも外の2頭は先行タイプではないので、外から被せられる心配もなさそうです。
斤量は57キロになり、楽な戦いではないでしょうが、ここも気分よく進めれば力を発揮してくれるのではないでしょうか。
対抗はサクセスエナジー。
昨年は58キロを背負って、4キロ軽いヤマニンアンプリメとの追い比べを制しました。
地方の小回り向きのスピードがある馬で、今回も先行出来そうなメンバー構成。番手辺りから、レースを引っ張る存在でしょう。
唯一気になるのがJBCスプリントからの休み明けであること。
昨年はフェブラリーステークスからのローテーションだったことを考えると、530キロ前後の大型馬だけに、当日の気配には注目したいです。
3番手評価にしたのはワンダーリーデル。
武蔵野ステークスの末脚は素晴らしかったし、フェブラリーステークスでも4着に食い込みました。
末脚が武器な馬だけに、初めての地方小回りへの適正がカギ。
名手・横山典弘騎手がどんな騎乗を見せてくれるか楽しみです。
ラプタスはダート替わり4連勝で一気にオープンまで来ました。
前走のバレンタインステークスは8着でしたが、逃げて直線半ばまで粘っていたし、スピードのある馬なので小回りも合いそうです。
メンバー的にも単騎逃げになると思うし、粘り込みも十分あると考えます。
テーオージーニアスも末脚勝負の馬で、初めての地方小回りが大きなポイントですが、
鞍上は岩田康誠騎手ということで上手く対応してくれるのではないでしょうか。
地方勢もいい馬たちが揃っていますが、筆頭は地元高知のサクラレグナム。
兵庫ゴールドトロフィーでは見せ場十分の3着。
前走は出遅れて3着でしたが、1400mに戻れば巻き返し可能でしょう。
◎10、デュープロセス
○5、サクセスエナジー
▲8、ワンダーリーデル
△4、ラプタス
△2、テーオージーニアス
△12、サクラレグナム
*8日(日)佐賀 第12R『飛燕賞』 1400m 18:10発走*
ここはもう佐賀で7戦7勝の強さを誇るミスカゴシマを本命にします!
レースが上手で展開に注文はつかないし、安定して高レベルで走ってくれる馬。
久しぶりの1400mになりますが、去年の飛燕賞の勝ちタイムよりも2秒以上速い持ち時計があり、
メンバー的にも死角は見当たらないと思っています。
先日平山調教師にお会いした時には、状態面もばっちりと仰っていました。
大目標の九州ダービー・栄城賞まで、このまま連勝で突き進んで欲しいです。
対抗はワンビリーブ。
佐賀移籍後4戦3勝。移籍初戦こそ2着だったものの、その後の3連勝がすべて圧勝で、一気に才能が開花した印象です。
前走の背振山特別は後続を8馬身ぶっちぎり、独走で勝利。
時計も良馬場で1.29.8と優秀で、去年の飛燕賞だったら十分勝負出来るのです、が、なんせ今年はミスカゴシマがいるんですよ。
ワンビリーブは余裕のレースをして来たので、まだまだ時計は詰まりそう。
ミスカゴシマにどこまで食い下がれるか、楽しみな存在です。
この2頭の実力が抜けていて、3着争いは難しいところ。
前走小倉に遠征したキタカラキタムスメ。
川田厩舎の馬にご子息の川田将雅騎手が乗るということで話題になりました。
結果は18着でしたが、若馬の時期に遠征して強い馬に揉まれるというのは、成長を促す上でとてもいい経験になると思っています。
笠松のラブミーチャン記念でも4着だったし、地元に戻って好レースを期待しています。
ダイリンウルフは2走前に3歳ー1組を勝利。
前走の準重賞・古伊万里賞は3着でしたが、コンマ1秒差と接戦を演じました。
佐賀生え抜きで、ここまで6戦2勝。着外になったのは1度だけという堅実派ですから、ここも馬券圏内に食い込む可能性は十分あると考えます。
◎6、ミスカゴシマ
○3、ワンビリーブ
▲5、キタカラキタムスメ
△8、ダイリンウルフ