*4日(日)盛岡 第12R『ひまわり賞』 2000m 18:10発走*
ここはなんといってもエムワンピーコでしょう。
デビュー戦こそ勝ち馬のスピードに屈しましたが、そこから破竹の6連勝。
今年初戦だったあやめ賞は、休み明け&初の重賞挑戦だったにも関わらず、中団から長くいい脚を使って差し切り勝ち。
2着だったボルドープラージュもタイトルホースであり、牡馬相手の重賞でも僅差の2着がある実力馬。
その馬を相手に休み明けで勝ち切ったことは、改めて力の証明になりました。
東北優駿では3着に敗れましたが、パンプキンズ、グレートアラカーという牡馬タイトルホースを相手に3着に頑張ったし、
前走は中団から長くいい脚を使って圧巻の勝利。
地元牝馬同士ならば、1頭抜けた存在です。
対抗は悩みましたが、すでにエムワンピーコと対戦している馬はかなり分が悪いように思います。
JRA未勝利から転厩して来て2連勝中のエバーフレイムにしました。
転厩初戦は2番手から早め先頭で8馬身差の勝利、2戦目は好位からの差し切り勝ちで、どちらも危なげないレースぶりでした。
今回は一気の相手強化になりますが、まだまだ上を目指せそうなレースぶりだし、2連勝中で未知数というところに期待しています。
エムワンピーコにどのくらいくらいついて行けるか楽しみです。
ニシノライリーもJRA未勝利からやって来て、ここまで5戦パーフェクト連対中。
前走勝ち切ったクラスはエバーフレイムより上だし、安定感、信頼性は高い馬。
好位から上手にレースが出来る馬で、今回の鞍上は愛知の加藤聡一騎手。
どんな戦いを見せてくれるでしょうか。
力を付けて来たダイセンホマレ、東北優駿で4着に健闘したラフレシアオジョーまで。
◎3、エムワンピーコ
○8、エバーフレイム
▲9、ニシノライリー
△12、ダイセンホマレ
△11、ラフレシアオジョー
*30日(火)金沢 第11R『MRO金賞』 1900m 17:40発走*
兵庫ダービー馬バンローズキングス、石川ダービー馬ロンギングルック、ぎふ清流カップを勝ったフォアフロントなど実績馬が多数揃ったこのレース。
好メンバー揃いで比較が難しいところで、どんな戦いになるのかとても楽しみです。
本命にしたのは地元の石川ダービーを制したロンギングルック。
北日本新聞杯ではスターキャデラックに千切られましたが、石川ダービーでは強気の競馬で大差勝ち。
調子が上がっていたとはいえ、あそこまで強い勝ち方をするとはびっくりしました。
前走は古馬相手に2着に負けましたが、実績馬のヤマカツポセイドン相手。
同世代との勝負になれば上位争いしてくれると思っています。
対抗は笠松のフォアフロント。
湾岸ニュースターカップ、中京ぺガスターカップと2着に泣いて来ましたが、地元笠松でぎふ清流カップを制覇。
2番手から早め先頭の強い競馬で、強敵アンタエウスを退けました。
前走の東海ダービーはエムエスクイーンに食い下がりましたが、最後は離されて3着に。
ただ、エムエスクイーンに対して勝負を挑んで行ったレースぶりは評価できるし、遠征競馬に慣れていることもプラス材料だと考えます。
兵庫ダービー馬バンローズキングスは、ここに来ての成長が著しいですね。
クリソベリルと戦った兵庫チャンピオンシップも上手く立ち回って3着に頑張ったし、
兵庫ダービーは4コーナー先頭で押し切る強い内容で初重賞制覇。
3走前の菊水賞の時とはレースぶり、走りっぷりがかなり変わって来ています。
今回は初の遠征競馬がポイントになりますが、力を発揮できればここでも怖い存在でしょう。
復活したテンマダイウェーヴ、重賞で常に上位争いをしているニューホープまで。
◎3、ロンギングルック
○5、フォアフロント
▲9、バンローズキングス
△6、テンマダイウェーヴ
△2、ニューホープ
*28日(日)盛岡 第12R『せきれい賞』 2400m 18:10発走*
今年は圧倒的な存在がいないのでかなり難解な一戦です。
芝実績のある馬を重視したいのですが、その中でも盛岡の芝を経験しているキャッスルクラウンを本命にしました。
南関東デビューで重賞でも2着3着に頑張った実績あり。
昨年のせきれい賞では中団後方から進んで、勝負所では内々をロスなく回って一気に前との差を詰めました。
直線はかなり狭いところを割って進出。
1番人気だったサンエイゴールドには及ばなかったものの、2着に頑張りました。
その後同じく盛岡の芝で行われたOROカップはさすがに相手が強くて歯が立たなかったけれど、
距離も1700mより2400mの方が良さそうだし、今回のメンバーに入れば十分勝ち負けだと思います。
対抗は迷った結果カレンラストショーにします。
JRA4勝の芝実績がある馬。
金沢移籍初戦は中団から4着でしたが、前走1900mに距離が延びると好位から差し切り勝ち。
芝替わりもプラスだし、2400mの距離ももってこい。
金沢からの長距離遠征になりますが、中央時代にたくさんの経験をして来た馬なので問題ないでしょう。
3番手評価にしたのは地元岩手のマイネルスカイ。
同じ舞台のかきつばた賞では、コスモリョウゲツとの追い比べになり惜しくもクビ差2着。
それでも適正は見せたし、岩手再転入後崩れてないのも魅力です。
JRA5勝の実績があるレッドソロモン、長距離経験豊富なエンドゲーム、芝での替わり身を期待したいワールドレーヴまで。
◎5、キャッスルクラウン
○8、カレンラストショー
▲1、マイネルスカイ
△9、レッドソロモン
△3、エンドゲーム
△6、ワールドレーヴ
*26日(金)園田 第11R『兵庫サマークイーン賞』 1700m 20:00発走*
まず注目はこのレース3連覇しているディアマルコでしょう。
昨年のこのレースでは2番手から早め先頭に立ち、ステップオブダンスを5馬身千切って勝利。
高知所属馬ですが、地元以上に園田のコースが合うようで、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれました。
ただ今年はここまでの臨戦過程がいまいち...
休み明け2戦ともにパッとしない内容なので、叩き3戦目の替わり身、長距離輸送で絞れることなどを期待したいのですが、
さすがにパドックで状態を見てみないと、という気がするので対抗評価に留めます。
本命にしたのはステップオブダンス。
ロジータ記念以来勝ち星は挙げていないものの、どこに行っても安定して走れるのが強み。
前走の佐賀ヴィーナスカップでは、ハッピーハッピーとの激しい追い比べでハナ差2着になったものの、
勝ちに等しい内容だったと思います。
園田コースは昨年のこのレースで経験済みだし、強敵ディアマルコに昨年の勢いがないとなれば、久しぶりのタイトル奪取も可能ではないでしょうか。
3番手評価にしたのは地元のステップシュート。
兵庫生え抜きで、ここまで20戦して馬券圏内を外したのは一度だけという超堅実派。
今回は初の重賞挑戦になるのでどのくらい戦えるか楽しみです。
前走でステップシュートに勝っているエイシンエール、船橋からの遠征馬オルキスリアン、六甲盃3着の実績があるエイシンミノアカまで。
◎1、ステップオブダンス
○6、ディアマルコ
▲8、ステップシュート
△10、エイシンエール
△5、オルキスリアン
△4、エイシンミノアカ
*25日(木)門別 第12R『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1700m 20:40発走*
栄冠賞に続く、2歳2度目の重賞です。
しかも距離が一気に延びて1700mに。ここが大きなポイントになるのではないかと思います。
ここまでは1000m~1200mのレースが多く、スピード先行型の方が結果を出しやすいイメージでしたが、
1700mになるとそれだけでは押し切れません。
それに、初の距離延長で一気に500m延びる馬と、すでに1700mを走ったことのある馬では経験値が大きく違います。
ということで本命にしたのは1700m戦を2連勝しているアジュバント。
デビュー戦は勝ち馬のスピードに屈しましたが、距離が延びてからは長くいい脚を使って強い競馬を続けています。
特に前走のターフチャレンジ1はメンバーも強かったのですが、3,4コーナーで外からマクッて行って、直線3馬身突き放すという内容。
この距離は本当に危なげない走りを見せてくれるし、ここもねじ伏せるような競馬を期待しています。
対抗はヘイセイメジャー。
前走の栄冠賞では好位追走から、直線は内目を渋太く伸びて2着。
あそこを伸びるというのは相当な勝負根性を感じます。
今回は一気の距離延長で、そこは大きなカギになると思いますが、すでに重賞の舞台で好走しているというのもプラスの経験値です。
3番手評価にしたのはデビューから2戦ともに1700m戦を使って来たリヴェールブリス。
前走のアタックチャレンジは内2番手追走から、勝負所の3,4コーナーは内から馬なりで先頭へ。
直線も余裕の手ごたえで勝利。
並ばれたらもっと伸びそうな雰囲気だったし、このメンバーに入っても戦えると思います。
スーパーフレッシュを勝っているヨハネスボーイ、ターフチャレンジ1で2着だったスティールペガサスまで。
◎6、アジュバント
○1、ヘイセイメジャー
▲9、リヴェールブリス
△5、ヨハネスボーイ
△8、スティールペガサス