*30日(火)門別 第11R『栄冠賞』 1200m 20:40発走*
今年最初の2歳重賞。世代の傾向を占う上でも重要な一戦になる栄冠賞です。
本命は2連勝中のラジアントエンティにしました。
デビュー戦は3番人気でしたが、中団から直線グイグイ伸びて勝利、
前走のウィナーズチャレンジはスタートダッシュが速くなり、すんなり2番手に付けると、サイダイゲンカイの追撃を振り切って連勝しました。
3,4コーナーで阿部龍騎手が気合を入れると気合が入ったように見えたし、勝負所でスッと加速してサイダイゲンカイを突き放したことが、最後のアタマ差に繋がったのではないかと思います。
新馬戦を使って、スタートダッシュや加速力に成長を感じたし、2戦共に人気以上の走り。
実戦に行っての前向さを感じるし、このメンバーでも上位争いしてくれるのではないかと思います。
対抗は1100mの新馬戦でレコード勝ちしたサイダイゲンカイ。
2番手から直線だけで突き放したレースぶりは圧巻でした。
5馬身差の2着だったスティールグレートが続くアタックチャレンジを圧勝していることを見ても、新馬戦の内容は高いと感じます。
2戦目のウィナーズチャレンジではラジアントエンティを捉えきれなかったけれど、最後はしっかり伸びてアタマ差まで詰め寄っていたし、負けて強しだったのではないでしょうか。
期待値の高かった馬で、前走の負けは残念でしたが、この中間には坂路で猛時計を出しているし、さらなる成長とパフォーマンスを期待します。
3番手評価にしたのはスティールグレートです。
新馬戦はサイダイゲンカイに軽く突き放されましたが、前走のアタックチャレンジは逃げて独走、後続を8馬身千切りました。
しかもラストは流す余裕だったのに、ラジアントエンティが勝ったウィナーズチャレンジよりも速い時計で勝利。
開催日が違うので単純比較は出来ませんが、この馬もレースを使ったことで大きな成長を感じさせてくれました。
新馬戦を好時計で勝利したリーチ、岡部誠騎手を配してきたラッキードリームまで。
◎10、ラジアントエンティ
○6、サイダイゲンカイ
▲1、スティールグレート
△9、リーチ
△5、ラッキードリーム