
*28日(木)姫路 第11R『白鷺賞』 2000m 15:55発走*
姫路で行われる『白鷺賞』。
今年はジンギVS佐賀のアンバラージュVS高知のショートストーリーの3頭の戦いではないかと見ています。
ジンギは10月の姫山菊花賞では厩舎の先輩エイシンニシパに差し切られ、まだ一線級の先輩たちには敵わないのかな...という印象だったのですが、
その後58キロを背負ってA1クラスを圧勝。
少頭数だったとはいえ、控えたレースで勝ち切って、新たな一面を見せてくれました。
兵庫のグランプリレース園田金盃では、エイシンニシパを下しての1着。
2番手から直線突き抜ける強い競馬で、世代交代を印象付けました。
血統的にも早くから期待されて来た馬で、繊細なところもあるということですが、陣営が工夫を重ねて成長して来ました。
5歳になった今年はいよいよ本格化といっていいですし、姫路で勝った経験もあるのでコースも問題なし。
兵庫の代表として強い競馬を期待しています。
対抗は佐賀のアンバラージュ。
昨年は遠征を重ねてどんどんパワーアップして行きました。
最近はダッシュ力も増し、佐賀のグランプリである中島記念は逃げ切り勝ち。
今回は絶好枠に入ったので、逃げる競馬をするのか注目です。
初めての姫路ですが、遠征経験豊富なのでまったく心配していません。
地方競馬通算5000勝を達成したキングシャークこと鮫島克也騎手とのコンビで、どんなレースを見せてくれるか楽しみです。
高知のショートストーリーはJRAで4勝を挙げた実績馬。
高知に移籍しての3連勝は下級クラスだったので、その実力のほどを計りかねていたのですが、川崎の報知オールスターカップではストライクイーグルに先着して5着に入りました。
長くいい脚が使える馬で、前でアンバラージュとジンギが意識し合うような展開になれば、差し切りまであるのではないかと考えます。
新春賞2着のナムラヘラクレス、重賞2勝を挙げているタガノジーニアスまで。
◎5、ジンギ
○1、アンバラージュ
▲8、ショートストーリー
△3、ナムラヘラクレス
△2、タガノジーニアス
*26日(火)名古屋 第11R『梅桜賞』 1800m 16:15発走*
3歳牝馬の戦い梅桜賞。
北陸、東海、近畿地区交流戦で、今年は兵庫からスマイルジャスパーが遠征して来ました。
初の遠征、初の名古屋コースということになりますが、この馬を本命にします。
全馬初めての1800m戦ということが大きなポイントで、その点スマイルジャスパーは1700m戦を2度走って1勝3着1回と好成績を挙げています。
特に前走の3歳特別では新たな一面を見せてくれました。
好スタートを決めて初めて逃げる形になりましたが、前半は落ち着いた流れでしっかり折り合い、勝負所で並ばれましたが、直線を向いてもうひと伸び。
スタートが上手で前々で運べることも心強いですし、距離が延びた2戦はとても上手に競馬をしていて、あと100m延びてもこなしてくれるのではないでしょうか。
初コースですが鞍上は地元名古屋の村上弘樹騎手。
ここは重賞制覇のチャンスです。
対抗は岡部誠騎手騎乗のオーゴンノキズナにしました。
2走前には宮下瞳騎手とのコンビで2歳1組を勝利。
好位内を追走から、直線外に出すとしっかりと伸びて差し切りました。
前走の新春ペガサスカップは7着に敗れましたが、メンバー的に今回の方が手薄になる印象です。
初の1800mですが、ローズキングダム産駒ですからこなしてくれると思います。
3番手評価にしたのはルナエマーブル。
前走12月9日の2歳1組ではオーゴンノキズナに先着して2着。
前が速い流れになって展開がハマった印象もありますが、最後の伸び脚は素晴らしかったです。
距離が延びて決め脚勝負の展開になれば、この馬の持ち味が活きるのでは。
門別からの移籍後2連対中のオーロファーストにも注目。
前走1番人気で2着に負けたとはいえ、かなり厳しい展開の中、よく2着に踏ん張ったなという印象。
スタートも速いし距離さえこなせれば、上位争いもあると思います。
ハーピーマロンは新馬戦の1勝のみですが、初のマイル戦だったセレクトゴールドで8番人気4着と好走。
距離が延びることがプラスに働くのではないかと期待します。
◎3、スマイルジャスパー
○5、オーゴンノキズナ
▲7、ルナエマーブル
△8、オーロファースト
△10、ハーピーマロン
*14日(木)姫路 第11R『兵庫クイーンセレクション』 1400m 15:50発走*
抜けた存在が見当たらず混戦模様。
悩みましたが本命にしたのは名古屋からの遠征馬ニジイロです。
前走ライデンリーダー記念は1番人気に支持されましたがまさかの8着に惨敗...。
スタートで躓いてしまい、内枠で揉まれたことが大きな要因だったと感じます。
負けたことは残念ですが、がっつり揉まれたことは今後に向けていい経験になったのではないでしょうか。
力の比較が難しいところですが、東海でのレースぶりを見るとここでも十分通用すると思います。
スタートを決めて、好位からのレースを期待しています。
対抗は重賞で入着経験があるアイルビーゼア。
園田プリンセスカップはラジアントエンティの2着で長くいい脚を使いました。
牡馬に混じった兵庫若駒賞では2番手から渋太く粘って3着を確保。
勝ったツムタイザンには離されましたが、牡馬相手でもヒケを取らない走りを見せてくれました。
前走は人気で6着となってしまいましたが、逃げて厳しいレースを経験したことでさらなる成長に繋がるのではないでしょうか。
3番手評価にしたのはユナチャンです。
園田ジュニアカップではゆったりしたペースの中、後方からジワジワ伸びて5着。
2走前の勝ちっぷりも良かったですし、混戦で前がもつれたら面白いのでは。
前走2勝目を挙げたティーティーエイト、吉村騎手騎乗のフセノチェリー、休み明けとなるマルカフォルトゥナまで。
◎10、ニジイロ
○7、アイルビーゼア
▲11、ユナチャン
△9、ティーティーエイト
△6、フセノチェリー
△4、マルカフォルトゥナ
*14日(木)名古屋 第11R『マイル争覇』 1600m 16:10発走*
なかなか比較が難しいメンバー構成ですが、本命は名古屋に戻って上昇中のアンタエウスにしました。
3歳時には重賞2勝を挙げた逸材です。
その後は波に乗れない時期が続き、昨年春に兵庫に移籍。
秋に再び名古屋に戻ると現在A2クラスを2連勝中です。
格下クラスとはいえこの2戦の内容は素晴らしいので、再び重賞戦線を賑わせる存在になったのではないかと。
鞍上は白銀争覇で国内初重賞制覇を果たしたばかりの水野翔騎手。
結婚も発表し、公私ともに絶好調。
この相手に入ってどんなレースを見せてくれるか楽しみです。
対抗は兵庫のマイタイザンにしました。
名古屋遠征は7戦1勝と必ずしも相性がいいとは言い難いですが、2019年の梅見月杯を勝ち、他の重賞でも2着3着と上位争いをしています。
昨年はA1特別で1勝のみとちょっと物足りない感じでしたが、12月の園田金盃で逃げて3着に粘り込みました。
内側にゴールドリングがいますが、ポンと先手が取れれば上位争いも可能だと思います。
カツゲキキトキトは長期休養明けからまだ勝ち星はありませんが、使いつつ徐々に良くなってきている印象。
前走の名古屋記念も最後良く伸びて来ていて、絶好調時に比べればまだまだなものの、底力でカバー出来るレベルまで上がって来たのではなかと期待しています。
ウインハイラントは東海ゴールドカップで初重賞制覇。
雪の中でタフな条件でしたが、早め先頭から押し切りました。
マイルも守備範囲ですから、ここでも好勝負してくれるのではないでしょうか。
混戦模様で浮上しそうなのがサンデンバロン。
確実に末脚を使う馬なので、前がやり合うような展開になれば、さらにこの馬に合いそうです。
◎6、アンタエウス
○7、マイタイザン
▲8、カツゲキキトキト
△3、ウインハイラント
△11、サンデンバロン
*7日(木)笠松 第11R『白銀争覇』 1400m 15:55発走*
ここは実績的にも勢い的にもエイシンエンジョイが中心でしょう。
昨年のこのレースは逃げ切り圧勝。
その後昨年は820mの園田FCスプリントと、1230mの兵庫ゴールドカップで重賞制覇を果たしました。
これまでは逃げてこそという印象が強かったのですが、前走の笠松グランプリでは早めに抜かれる厳しい展開の中、もう一度盛り返して勝利。
これまでとは違う勝ち方で、強豪を撃破しました。
そもそも強い馬がさらにパワーアップしたわけで、今年も逃げ切り圧勝を期待しています。
難しいのは対抗以下の評価でしょう。
迷いましたが同じく兵庫のドライヴナイトにしました。
JRAオープン勝ちの実績馬。
園田移籍初戦を勝ち、前走の園田金盃は2着エイシンニシパとタイム差なしの4着に入りました。
重賞でも戦える力を見せてくれたし、休み明けを2戦使ってさらなる良化も見込めるのではないでしょうか。
アルタイルは過去の実績を考えるともっともっと走れていい馬です。
前走の笠松移籍初戦は、好メンバーと戦って6馬身差の圧勝劇でした。
ここ2戦は好位から競馬していて、復調気配を感じます。
状態が上がってくれば、このメンバーの中に入っても力上位の存在です。
JRA3勝クラスで戦って来たタイセイプレシャスも気になります。
移籍初戦で力の比較が難しいところですが、戦って来た相手を考えればいきなりやれてもおかしくありません。
最近は後方から後方のままのレースが続いているので、スタートしてどのくらいのポジションが取れるかがカギになりそうです。
金沢からの遠征馬ファストフラッシュまで。
◎2、エイシンエンジョイ
○8、ドライヴナイト
▲1、アルタイル
△4、タイセイプレシャス
△6、ファストフラッシュ