*29日園田 第11R『園田FCスプリント』 820m 16:00発走*
スーパースプリントシリーズ、トライアルラウンドの最終戦、園田FCスプリントです!
本命にしたのは地元兵庫のマルトクスパート。
兵庫再転入後、31戦して馬券圏内を外したのはたったの2回という超超堅実派。
重賞は名古屋・東海桜花賞、笠松・サマーカップとなにげに地元タイトルがないのですが、実力がトップクラスであることは証明済み。
SSSは能力の高さはもちろんのこと、普段はほとんど走らないワンターンのコースに対応できるかどうかが大きなポイント。
その点もマルトクスパートは2015年にこのレースで2着(1着はサクラシャイニー)に来ているので問題ないでしょう。
内目の枠に入ったし、ダッシュ力を活かしたレースをしてくれるのではないでしょうか。
対抗はドリームコンサート。
JRA4勝の実績馬で、兵庫移籍後馬券圏内を外したのはダートグレードの3戦のみ。
まだタイトルはないものの、こちらも実力は折り紙付きです。
園田のワンターン経験はないですが、JRAの4勝はすべてワンターンでのもの。
特に小倉の1000mで勝っているのは心強い材料で、初重賞制覇もあると思います。
昨年ランドクイーンの2着だったカッサイにも注目。
2番手追走から3/4馬身まで追い詰めたレースは見ごたえがありました。
ただし。
昨年は7連勝中と勢いがあったものの、ここ2戦は見せ場のないレースが続いていることが気がかりです。
クラスが上がったとはいえ、この馬の実力ならば上位争いに絡んで欲しいところ。。
今回短い距離になることで巻き返してくれたらと思います。
福永洋一記念を勝ったカイロス、安定感のあるハタノキセキまで。
◎3、マルトクスパート
〇5、ドリームコンサート
▲8、カッサイ
△10、カイロス
△9、ハタノキセキ
*28日大井 第11R『帝王賞』 2000m 20:05発走*
今年の帝王賞は例年以上にすごいメンバーが勢ぞろいしましたね。
コパノリッキーの回避は残念ですが、昨秋からのGI馬がズラリと登場。
JBCクラシックをアウォーディーが勝った時には、ここから新たなダート王伝説が始まるか?と思いましたが、
チャンピオンズカップはサウンドトゥルーが差し切り勝ち、東京大賞典はアポロケンタッキーが一気の伸び脚で快勝、
川崎記念はオールブラッシュが逃げ切り勝ち、フェブラリーステークスはゴールドドリームが長くいい脚で差し切りました。
長らく続いたホッコータルマエ&コパノリッキー2強時代も面白かったですが、
現在のダート戦国時代もとても面白いです!
ここを勝って上半期のチャンピオンになるのはどの馬でしょうか♪
まず注目したのはアウォーディー。
負けたとはいえ、チャンピオンズカップも東京大賞典も2着。ドバイ遠征も5着にきているし、力はトップクラスです。
この馬の唯一ともいっていいマイナスポイントは、先頭に立つと気を抜くこと。
チャンピオンズカップは直線で2度気を抜く場面があったし、東京大賞典はそれを嫌って先頭に立つのを待っていたところ、
アポロケンタッキーの一気の伸び脚に並ぶ間もなく交わされました。
先行力があるこの馬にとって、「早めに先頭に立てない」というのはとても難しい競馬になりますが、それでも高い能力があるし、鞍上は武豊騎手。
このレベルの高い混戦をどう制するのか、とても楽しみです!
対抗はアポロケンタッキー。
東京大賞典は自分から動いて後ろを突き放す完勝でした。
大井2000mの舞台は合っているし、以前と比べて後ろ脚がしっかりしたことでゲートが出られるようになりました。
560キロを超える大型馬で、完成の域に達するまで少し時間はかかりましたが、今は完成形といっていいのではないでしょうか。
アウォーディーと同じくドバイ帰りであることは気になりますが、東京大賞典がフロックではないことを見せて欲しいです。
必ず伸びてくる末脚が武器のサウンドトゥルーは、今年は休み明けでの挑戦となりました。
秋から冬にかけてはローテーションが詰まっていて、少し体が硬くなっていたそうなので、じっくり休んで立て直したことはプラスでしょう。
メンバー的にもある程度ペースが流れるとみているので、この馬の末脚がさく裂しやすい展開になりそうです。
ダイオライト記念3連覇を果たしたクリソライト、先行力のあるケイティブレイブ、長くいい脚があるゴールドドリームまで。
◎2、アウォーディー
〇6、アポロケンタッキー
▲15、サウンドトゥルー
△10、クリソライト
△3、ケイティブレイブ
☆11、ゴールドドリーム
地方競馬のトップジョッキーたちが熱い戦いを繰り広げるSJT。
今年も8月の札幌を目指して、金沢でのワイルドカード、盛岡でのSJT第1ステージが行われ、先週(木)、最終決戦の園田第2ステージが行われました!
第2ステージ出場メンバー(写真は大恵陽子さんからいただきました)
まずワイルドカードでは、岩手の村上忍騎手と兵庫の田中学騎手が本選出場権を獲得。
そして盛岡第1ステージでは、第1戦を船橋の中野省吾騎手が勝ち、2戦目も2着という素晴らしい成績で、獲得ポイントも突き抜けました。
ここで、ポイント下位だった村上忍騎手と下原理騎手が敗退。
こうして迎えた第2ステージですが、残念ながら森泰斗騎手が骨折により欠場となり、地元兵庫の下原騎手が急きょ参戦となりましたが、ポイントはカウントされないオープン出場となりました。
ここ2年、第2ステージで2連勝した騎手が優勝を果たしているため、ポイントが特出している中野騎手もうかうかしてられない...と思っていたら、
なんとその中野騎手が園田で2連勝を決め、圧倒的な強さを見せつけて優勝を決めたのです!!
毎年第4戦まで優勝の行方がわからず、ゴール後にポイント計算で頭がこんがらがる、というのが恒例だったので
まさか第3戦の時点で優勝を決めてしまうとは思わなかったし、まさかまさか第4戦まで勝ってしまうとは!!
恐るべし、中野騎手!
しかも今回初出場で、地方の顔ともいえる先輩方がずらりの中、
まったく臆することなく、そしてプレッシャーに押しつぶされることもなく
よくぞ結果を出し続けたと思います。
まだ25歳とは...
恐るべし、中野騎手!!
もともと騎乗技術には定評があって、天才といわれるほど高いセンスの持ち主。
以前、笠松で期間限定騎乗をして、その才能をさらに磨きました。
独特の中野ワールドがあって楽しいですし、
じわじわと成績を上げてきましたが、今回のSJTで注目され、スタージョッキーの仲間入りを果たしましたね!
同期の高畑皓一騎手と♪
世界のスーパースターが揃う札幌でも、
中野ワールドをさく裂させてくれることを期待しています!
*20日名古屋 第11R『名古屋でら馬スプリント』 800m 16:20発走*
ここはかなりの混戦模様...。
800m戦というのは普段なかなかないので適性もわからない上に、能力的に抜けた存在が見当たらず難しい一戦です。
その中で本命にしたのは、重賞勝ちはまだないものの、抜群の安定感を信頼してサンデンバロンです。
JRA未勝利から愛知に移籍、21戦15勝2着4回と素晴らしい成績を挙げています。
馬券に絡まなかったのは2回だけで、それも大きく崩れてはいません。
前走は逃げて後続を6馬身ちぎる強い内容で勝利しました。
今回は前に行きたい馬が多く、先手が取り切れないかもしれませんが、ハナにこだわる馬ではないので問題なし。
ワンターンの速い流れに対応できれば、いよいよ重賞に手が届きそう。
対抗はレディエントブルー。
今年愛知に移籍して、全8戦すべて連対しているという、こちらも安定感抜群の馬です。
サンデンバロンに先着したこともあるし、ここに入っても実力は上でしょう。
前走はA3クラスとはいえ、後続を8馬身もぶっちぎる大楽勝。
枠も内目に入ったし、好勝負してくれるのではと考えます。
もう1頭気になるのがハイジャ。
こちらは現在7戦連続馬券圏内にがんばっています。
前走は地元笠松での戦いで、2番手追走から直線突き抜けての勝利。
レース運びが上手で、展開次第でどこからでも対応可能でしょう。
ワンターンのトリッキーなペースでも、自分の競馬ができるのでは。
超短距離戦ということで、ダッシュ力のあるハナノパレードの巻き返しにも期待します。
地方のスプリントシリーズは独特のコース形態であるためか、同じ馬が活躍することが多いレース。
去年逃げ切り勝ちを収めたハナノパレードは、絶好の1枠に入りました。
ここ最近も大きく崩れていないし、得意の距離で1年ぶりの重賞勝利もあるかもしれません。
◎8、サンデンバロン
〇4、レディエントブルー
▲6、ハイジャ
△1、ハナノパレード
*20日金沢 第11R『石川ダービー』 2000m 17:10発走*
いよいよダービーシリーズも最終戦!
今年から新たに始まる戦い、第1回石川ダービーです。
ここはもうあの馬で決まりでしょう。
金沢生え抜きの牝馬ヤマミダンス!!
金沢での戦いは全勝!しかも圧倒的!
前走の北日本新聞杯も、逃げて後続を5馬身ぶっちぎりました。
強いですね~
すでに遠征競馬でも結果を出していて、
名古屋の梅桜賞は好位から早め先頭で押し切って、他場での重賞初制覇を達成しています。
強いですね~
地元戦になれば、ダービーとはいえちょっと敵がいないのでは?
枠も絶好の1枠ですから、どれだけ強い勝ち方をしてくれるかに注目しています。
ヤマミダンス1強ムードの中で、次に推したいのはヴィーナスアロー。
ヤマミダンスとは2度戦って撃沈しているものの、金沢では9戦7勝の実力馬。
今年は南関東へ移籍していて、かなり強い馬と戦って揉まれて来ました。
前走金沢復帰初戦もJRAへチャレンジしていますから、ここ3戦の対戦相手は相当なレベルの高さです。
今回久しぶりに地元戦を走るので、どのくらい成長しているかとても楽しみな存在。
逃げるヤマミダンスに、どこまで迫ってくれるでしょうか。
3番手以下の評価がかなり難しいですが...ナゲッツにしました。
前走の北日本新聞杯では5着に敗れたものの、積極的に前を追いかける内容は悪くなかったと思います。
3歳トップクラスでも安定して走れているし、展開一つで上位争いに参加できるのでは。
北日本新聞杯で2着に追い込んだサッキーヘラクレス、準重賞勝ちがあるレソルテまで。
◎1、ヤマミダンス
〇11、ヴィーナスアロー
▲6、ナゲッツ
△5、サッキーヘラクレス
△9、レソルテ