*16日(水)佐賀 第8R『サマーチャンピオン』 1400m 16:10発走*
本命にしたのはタムロミラクルです。
地方ダートグレードは、2000mの佐賀記念で中団から進出してロンドンタウンの2着、
かきつばた記念は逃げるトウケイタイガーには離されたものの、ロングスパートで2着に追い上げました。
先行するタイプではないけれど、小回りのコーナーで加速できる器用さを持った馬。
前走の惨敗は気になりますが、久しぶりの左回りだったことが大きかったように思います。
距離はもう少しあってもいいけれど、今回のメンバーならば早め早めに押し上げていけるのではないでしょうか。
対抗はラインシュナイダー。
前走はオープン昇級戦で、包まれて伸びきれずも5着。
大きく負けていなかったし、上のクラスでも戦えることを見せましたね。
ここは初の重賞挑戦になりますが、相手関係は手薄といっていい印象。
武豊騎手で54キロというのも大きな魅力だし、スムーズに先行できればそのまま渋太く残ってくれるのでは。
3番手評価はウインムート。
前走は初のダートでしたが、好ダッシュでハナを切って、そのまま逃げ切り勝ち。
高いダート適性を示してくれました。
ちょっと気になるのは、この時が芝スタートだったこと。
ダートスタートで同じように揉まれず運べるかがカギになりそうです。
佐賀で武豊騎手とダグラス・ホワイト騎手の対戦が見られるというのはものすごく楽しみですね♪
昨年1番人気で逃げ切り勝ちを演じたグレイスフルリープも怖いです。
今年はさらに斤量アップで57.5キロを背負いますが、58キロ59キロも経験済みだし、体の大きな馬でこなしてくれると思います。
絶好の枠に入ったし、昨年の再現なるか注目です。
レーザーバレットは58キロのトップハンデですが、ダートグレード3勝の実績はここでは抜けた存在。
このレースは2015年に3着に来ているし、前がやり合うような展開になれば末脚がハマる可能性も。
◎3、タムロミラクル
〇9、ラインシュナイダー
▲10、ウインムート
△1、グレイスフルリープ
△6、レーザーバレット
*15日(火)盛岡 第10R『クラスターカップ』 1200m 16:30発走*
ショコラブランとサイタスリーレッドの2頭でどちらを本命にするか迷いましたが、ここ最近の勝ちっぷりからサイタスリーレッドを上にしました。
ダート替わりで4連勝中と勢い一番です。
ダート初戦となった3月の500万条件では、スタートいまいちだったにもかかわらず、ダッシュがついて好位へ行き、直線で先頭になるとそのまま押し切りました。
2戦目からはゲートもしっかり出られているし、楽にいい位置に付けられるのは大きな武器。
前走は昇級戦で初のオープンでしたが、好位内から進むと、直線は間を割って進出。
これまで以上にレース上手なところを見せてくれましたね。
今回地方は初めてになるので、コースや馬場などに対応できるかがカギですが、盛岡は地方の中でも広く、アップダウンがあって力のいるコース。
展開の紛れよりも実力で勝負するコースなので、この馬の力が出せれば好勝負必至でしょう。
対抗にしたショコラブランも本命にしたいくらいの実力の持ち主。
今年春の休み明けから2連勝でオープン制覇。
中団から直線きっちりと伸びるレースぶりで、これまで以上に最後の伸び脚がしっかりした印象です。
その後に挑戦したかきつばた記念は3着、北海道スプリントカップは2着という成績。
2連勝がいい勝ち方だっただけにちょっと物足りなく、超小回りでは少しエンジンの掛かりがゆっくりですが、盛岡は広いコースで直線も長いので、この馬の持ち味が活かせそう。
メンバー的にもここでは格上。
そろそろタイトルが欲しいところです。
3番手評価にしたのは地元岩手のラブバレット。
このレースは2年連続3着にがんばっていて好相性です。
この2年は王者ダノンレジェンドが連覇していますが、今年はそこまで突き抜けた存在がいないのも事実。
この馬にとっては大きなチャンスでしょう。
ローテーションも昨年と同じで、前走のレースぶりを見ても万全と言えるデキ。
外枠に入ったので揉まれる心配はないし、強敵相手にどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
前走で休み明けを叩いたブルドッグボスも注目の存在です。
中央7勝の実績を引っさげて南関東へ移籍。
前走の習志野きらっとスプリントでは中団から3着でしたが、新天地での初戦であったこと、3ヵ月ぶりであったこと、しかも船橋1000mという特殊なコースであったことを考えれば、悲観することはありません。
今回は一度叩いた効果が見込めるし、昨年2着だったレース。
大物移籍馬の実力を見せつけて欲しいです。
長期休養明け3戦目のキクノストームまで。
◎9、サイタスリーレッド
〇6、ショコラブラン
▲13、ラブバレット
△1、ブルドッグボス
△14、キクノストーム
*8日㈫金沢 第11R『読売レディス杯』 1500m 16:55発走*
ここは南関東2頭の一騎打ちではないかと見ています。
本命にしたのはプリンセスバリュー。
重賞勝ちはまだないものの、重賞で2着4回の実績があります。
牝馬同士だけでなく、牡馬を含めた重賞でも上位争いをしていて、力は確か。
前走の兵庫サマークイーン賞ではディアマルコのスピードに後れを取ったものの、2番手からよく粘って2着を確保しました。
ここは絶好の1枠に入ったし、すんなり先行できるのではないでしょうか。
対するスターインパルスは浦和の桜花賞で逃げ切り勝ちを収めた馬です。
スタートも上手でダッシュ力もあり、小回りの金沢はもってこい。
水沢のプリンセスカップを勝っているように、遠征でも結果を出しています。
初めての古馬との戦い、4か月半ぶりの休み明けと厳しい条件はありますが、能力的にはまったくヒケを取りません。
3番手評価にしたのは地元金沢のミスアバンセ。
南関東で7勝を挙げる実績馬で、その勝ち星の中には戸塚記念勝ちも含まれています。
しばらく勝ち星から遠ざかっていましたが、今年の春に金沢に移籍して3戦2勝。
負けた一戦は伝統の重賞・百万石賞ですから悲観することはありません。
前走のトライアルでは、3番手から自分で動いて行っての勝利。
着差は少なかったけれど、とてもいい内容でした。
実力馬が復活した今、軽視は禁物です。
タカラブネクイーンは金沢移籍後14戦7勝、馬券圏内を外したのは1度だけという超堅実派です。
初めての重賞挑戦になりますが、前走A級への昇級戦でも逃げて後続を5馬身ちぎる圧勝劇。
レースが上手だし、強敵相手にどこまで戦えるか楽しみです。
重賞でも常に安定しているナツまで。
◎1、プリンセスバリュー
〇5、スターインパルス
▲6、ミスアバンセ
△11、タカラブネクイーン
△3、ナツ
*6日(日)盛岡 第12R『ひまわり賞(オークス)』 2000m 18:10発走*
本命にしたのはダンストンレガーメ。
知床賞(門別)、あやめ賞(水沢)、留守杯日高賞(水沢)と重賞3勝の実績馬で、ここに入ったら1頭抜けた存在です。
レースぶりを振り返ると、
4月の日高賞では好位の内からしっかり折り合って、直線で外に切り返して伸びて来ました。
2着だったグラマシーがかなり抵抗してきたものの、たたき合いを制して全国交流戦初勝利。
その後の3戦は勝ち星を挙げていませんが、はまなす賞は初めての芝、岩手ダービー・ダイヤモンドCは牡馬相手、フェアリーCは古馬牝馬相手と、条件が厳しいものでした。
今回は地元の3歳牝馬限定戦。
ここはしっかりと勝ち切って欲しいです。
しかも。
注目しているフリオーソの初年度産駒。
すでに牡馬ではフリビオンが黒潮ダービーを制していますから、ぜひオークスも!と期待が高まります。
本命はすんなり決まったものの、対抗以下は相当悩みました。
その結果、ダンストンレガーメと戦ってきた馬たちではなく、新興勢力に注目します。
ということで、対抗はビービースペース。
門別3勝、川崎1勝で岩手に移籍。
初戦だったハヤテスプリントは1000mという距離でかなり忙しかった印象です。
前走でマイル戦になると、好位から流れに乗って王道の競馬で勝利。
血統的にも2000mはもってこいで、ダンストンレガーメ相手にどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
前走ハヤテスプリントを勝って重賞馬の仲間入りを果たしたダンストンリアンにも注目。
そこから一気に距離が5ハロン延びることがポイントになりますが、スマートファルコン×アグネスタキオンですから血統的には問題なし。
暖かくなってから成績が安定しているし、末脚は確実なので混戦になったら強そうです。
はまなす賞を差し切ったソーディスイズラヴ、日高賞でダンストンレガーメに食い下がったグラマシーまで。
◎2、ダンストンレガーメ
〇5、ビービースペース
▲6、ダンストンリアン
△1、ソーディスイズラヴ
△7、グラマシー
*1日門別 第12R『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1600m 20:40発走*
毎年レベルの高い門別の2歳戦。この中から大きな舞台で活躍する馬がでてくるかと思うと、よりわくわくします♪
スーパーフレッシュを完勝したシュヴァルダムールを本命にしました。
先行集団につけて、内から進出すると4コーナーで先頭。直線の立ち上がりで一気に後続を突き放しました。
同じように先行していた馬たちの脚が上がり、追い込んで来る馬たちもいましたが、1頭次元の違う競馬で勝利。
自分から動く積極策で、強い内容だったと思います。
1700mで勝っていることも大きいし、重賞馬相手でも十分戦えるのではないでしょうか。
対抗にしたのはサザンヴィグラス。
デビュー戦のフレッシュチャレンジは、好スタートを決めて楽に2番手につけると、直線力強く伸びて6馬身差の圧勝。
この世代最初の重賞だった栄冠賞では、中団から徐々に進出し、勝負所は外を回って直線先頭。
そこからハッピーグリンの追撃を振り切って重賞制覇を果たしました。
初戦は前から、2戦目は中団から追い上げての差し切り勝ちと、違う形で勝利しているように、とてもレースが上手な馬。
早めに先頭に立っても最後まで一生懸命がんばる前向きさがあるし、距離もマイルなら守備範囲でしょう。
新馬戦のフレッシュチャレンジで大差がちしたアポストルも注目です。
スタートはそこまで速くなかったものの、中団から勝負所で馬なりで上がって来ると、
直線の立ち上がりでちょっと気合をつけたらギアチェンジ。
後続をグングン引き離して2着以下に大差をつけました。
スピードに乗る時の加速が素晴らしく、しかも鞍上の指示に瞬時に反応する賢さも持ち合わせています。
レースぶりからも距離が延びるのはプラスだし、2戦目でどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
前走ウィナーズチャレンジを勝ったストロングキック、同レース2着だったハーリーバーリー、フリオーソ産駒のキタノシャガールまで。
◎7、シュヴァルダムール
〇11、サザンヴィグラス
▲1、アポストル
△9、ストロングキック
△6、ハーリーバーリー
☆3、キタノシャガール