*28日大井 第11R『帝王賞』 2000m 20:05発走*
今年の帝王賞は例年以上にすごいメンバーが勢ぞろいしましたね。
コパノリッキーの回避は残念ですが、昨秋からのGI馬がズラリと登場。
JBCクラシックをアウォーディーが勝った時には、ここから新たなダート王伝説が始まるか?と思いましたが、
チャンピオンズカップはサウンドトゥルーが差し切り勝ち、東京大賞典はアポロケンタッキーが一気の伸び脚で快勝、
川崎記念はオールブラッシュが逃げ切り勝ち、フェブラリーステークスはゴールドドリームが長くいい脚で差し切りました。
長らく続いたホッコータルマエ&コパノリッキー2強時代も面白かったですが、
現在のダート戦国時代もとても面白いです!
ここを勝って上半期のチャンピオンになるのはどの馬でしょうか♪
まず注目したのはアウォーディー。
負けたとはいえ、チャンピオンズカップも東京大賞典も2着。ドバイ遠征も5着にきているし、力はトップクラスです。
この馬の唯一ともいっていいマイナスポイントは、先頭に立つと気を抜くこと。
チャンピオンズカップは直線で2度気を抜く場面があったし、東京大賞典はそれを嫌って先頭に立つのを待っていたところ、
アポロケンタッキーの一気の伸び脚に並ぶ間もなく交わされました。
先行力があるこの馬にとって、「早めに先頭に立てない」というのはとても難しい競馬になりますが、それでも高い能力があるし、鞍上は武豊騎手。
このレベルの高い混戦をどう制するのか、とても楽しみです!
対抗はアポロケンタッキー。
東京大賞典は自分から動いて後ろを突き放す完勝でした。
大井2000mの舞台は合っているし、以前と比べて後ろ脚がしっかりしたことでゲートが出られるようになりました。
560キロを超える大型馬で、完成の域に達するまで少し時間はかかりましたが、今は完成形といっていいのではないでしょうか。
アウォーディーと同じくドバイ帰りであることは気になりますが、東京大賞典がフロックではないことを見せて欲しいです。
必ず伸びてくる末脚が武器のサウンドトゥルーは、今年は休み明けでの挑戦となりました。
秋から冬にかけてはローテーションが詰まっていて、少し体が硬くなっていたそうなので、じっくり休んで立て直したことはプラスでしょう。
メンバー的にもある程度ペースが流れるとみているので、この馬の末脚がさく裂しやすい展開になりそうです。
ダイオライト記念3連覇を果たしたクリソライト、先行力のあるケイティブレイブ、長くいい脚があるゴールドドリームまで。
◎2、アウォーディー
〇6、アポロケンタッキー
▲15、サウンドトゥルー
△10、クリソライト
△3、ケイティブレイブ
☆11、ゴールドドリーム