競馬場に到着してまずしたことは・・・・腹ごしらえ!基本です。
派手なトラックが止まっていたので行ってみると、「動物コロッケ」の文字が!
乙女ならうさぎちゃんでしょ〜と注文したら品切れ・・・なのでくまさんにしました。
ソースとかかけなくても、揚げたてでサクサクしてて、すごく美味しかった〜。全国の競馬場回ってくれればいいのにな。なーんて思うほど美味しかったんですよ。
そしてたくさんの屋台たち・・・何を食べるか迷ったけれど、やっぱり旭川ラーメンは外せませんよね。
湯気が立ってないことにまた騙されました・・・中は激アツです。
これぞ醤油ラーメン。身体が温まりました〜。
ナイターはやっぱり綺麗ですよね。若いカップルがとても多くて、素敵なデートコースといった感じ。
そういう姿を見るにつけ、なくなってしまうのが本当に惜しいと思いましたね。
旭川最後のレースは交流重賞『エーデルワイス賞』。生ファンファーレ、すごく上手でびっくりしました。今まで聞いた生ファンファーレの中でダントツうまいと思いましたね。もうこれも聞けないのかな・・・
レースは1番人気に応えて、山口竜一騎手&アンペアのコンビが圧勝☆
牝馬同士とはいえ、本当に強い勝ち方でした!
最後をきっちり締めた山口騎手。
「勝ったけど・・・淋しいなぁ〜。ここでもっと競馬してくれれば、もっと勝つのに・・・」
勝利を喜び愛馬を称えながらも、淋しさは隠せない様子でした。
また1つ、地方競馬場がなくなってしまいました・・・・もうなくなる競馬場の姿は見たくなかったけれど、やっぱり生で見て触れて、良かったと思います。今後はこういう日が来ないことを切に祈ります☆
さようなら、旭川競馬場。あなたのことは一生忘れません。
10月16日、旭川最後の開催が行なわれました。これが本当に最後の最後!もう来シーズンはないんです。1レースからたくさんのファンの方が詰め掛けて、旭川競馬場との別れを惜しみました。
私は初めての旭川が、ラストとなってしまったんですが・・・立地といい建物といい、昭和の雰囲気たっぷりで大好きになりました。これぞ地方競馬です。せっかくのナイター施設なのに・・・終わっちゃって本当に残念・・・廃止になる淋しさは、誰よりもわかっているつもりですから。。
この日はJRAのゴールデンルーキー三浦皇成騎手も遠征騎乗で花を添えました!
「中央コース・地方コースというよりは、邪魔しないように、自分の馬の能力を出せるように乗ることを心がけてます。
レースではカーっとなったりはしないけど、熱さは持って乗ってますよ。最後の日に、しかも最後のレースで地元の馬に乗せてもらえて光栄です!」
いつでもどこにいっても注目の的。この日もたくさんの方に声をかけられてました。
道営競馬紅一点の笹木美典騎手。長い長い怪我から復帰して、元気に騎乗していました。
「旭川が1番勝ってたから、1番好きだったんです・・・終わっちゃうなんて本当に淋しいですね。」
道営は他の地方競馬場と違って転戦式。旭川が廃止になっても他の競馬場があるけれど、二度と旭川でレースできないとなると・・・地元の方だけでなく、関係者もとても寂しがっていました。
同期の亀井洋司騎手。高知の新人王以来だから・・・・何年ぶりだ?!すっかり大人になっちゃって・・・
でもまだ独身ということです!68期独身組は、名古屋の横井騎手、笠松の湯前騎手と私を合わせて4人だけ。誰が1番に抜け出すかな〜(笑)。
こちらは北関東ゴールデンコンビ。山口竜一騎手&三井健一騎手。
2人とも移籍して大変な思いもしたことでしょうが、現在は大活躍ですよ。本当に嬉しいです♪
ちなみに三井騎手はM体質なため、山口騎手にイジメてもらいたくて北海道について来たとか(笑)。馬の上では真剣ですが、普段はかなり面白い人たちなんですよ。
明日はG?南部杯マイルチャンピオンシップですよぉ〜!!
盛岡のコースは坂があるので、他の地方コースとはまた違ったレースが楽しめます。しかも今回は【ブルーコンコルド】の、南部杯史上初の3連覇が掛ってます。この馬は本当に地方競馬を盛り上げてくれました!前々走の『フェブラリーS』は人気を下げていたけれど2着に踏ん張りました。そして前走『かしわ記念』では【ワイルドワンダー】をさし返しての2着。やはり1600mでは強いですね。
しかも今回は得意な盛岡コース。8歳馬でのG?勝利をぜひ見たいです♪
[08、かしわ記念レース後]
注目は、初G?に挑む【トーホウライデン】。『マーキュリーC』は取り消したけれど、その後のレースもキッチリ勝利していて回避の影響は全くなし!中央では三浦皇成騎手が大活躍していますが、地方も負けてません!21歳の高橋悠里騎手の騎乗ぶりにも期待したいと思いますっ!
◎14、ブルーコンコルド
○3、ワイルドワンダー
▲8、コンゴウリキシオー
△10、トーホウライデン
今日は大井競馬場で、SJT最終決戦が行なわれました!!
まず第1戦は、地元・大井の的場文男騎手の豪快な差し切り勝ち☆
「勝ったのはすごく嬉しいよ!嬉しいんだけど・・・優勝の権利がないのが残念だよね・・・」
笠松では合計6ポイントで13位だった的場騎手。本当に残念そうでした。でもここで、笠松でダントツのトップだった菅原勲騎手が13着になり、獲得ポイントは1。3着(吉留騎手と同着)に入った岡部騎手が一躍トップに立ちました!
この時点では、
1位岡部誠 42ポイント
2位菅原勲 41ポイント
3位御神本訓史 39ポイント
4位楢崎功祐 34ポイント
5位坂井英光 27ポイント
と、上位の誰もが一発逆転できる位置にいました。最終戦は見ている方も本当に熱かったです!!
第2戦、勝ったのは川崎の今野忠成騎手!2着に菅原勲騎手が入り、この時点で総合優勝が決定したのでした。
菅原騎手のコメント。
「第1戦は13着だったので複雑な気分でした・・流れが悪いなって思って。でも2戦目は人気馬だったし、ミスのないように騎乗しました。内にささり気味で窮屈なレースになってしまったけど、1コーナーではもういいところ来れるなって確信がありましたね。
ただ2着だったから、優勝かどうかゴールの時点でわからなくて、岡部くんはどこかなって探しました(笑)。
2002年にWSJSに出場した時には、人気の馬に乗せてもらって勝てなくて、悔しい経験をしました。世界の名ジョッキーたちにも負けないように、頑張ってきます!」
岡部騎手のコメント。
「第2戦目の1コーナーで、菅原騎手が内にささっているような格好をしていたので、ヨッシャー!と思ったんだけど・・・最後は菅原さんが遠かったね・・。」
昨年は総合3位、今年2位ですから、いよいよ来年は優勝かな(o^∀^o)
昨年はSJTで総合優勝して初の中央騎乗を果たした赤岡騎手。
「今年は何も話題がないね・・・また来年頑張ります!」と笑顔で帰って行きました。中央で結果を出しても、高知には認定馬のシステムがないため、中央に遠征することはできません。唯一のチャンスがここを優勝してWSJSに出場することなんですけど・・・・今年は残念でした。
初めて大井で騎乗した、福山の楢崎功祐騎手。
「初めてだったけど、乗りやすかったですね。とにかく直線が長く感じました。福山の倍くらいかな。道中はいい感じだな、と思ってたけど、直線入ってゴールが遠かった(笑)。いい経験でしたね。また来たいです!」
他のポイント制で争うレースとはまた違って、WSJS出場権が掛っているということで、普段のレースとはまた違った表情を見せてくれました。SJTが始まったことで、普段中央に行けない競馬場のジョッキーたちにも出場のチャンスができた・・・これは大きいことですよ〜。
阪神で行なわれるWSJS、菅原騎手の活躍を期待したいですね!そしてまた、来年こそ俺が!と他のジョッキーたちも燃えることでしょう♪
昨日は大井競馬場で、交流重賞『東京盃』が行なわれました!このレースは11月の『JBCスプリント』へ向けて、有力馬たちが集まりましたよ〜。
馬場の悪い中、逃げたのは1番人気の【ヴァンクルタテヤマ】。4コーナーを回っても先頭で、【ヴァンクルタテヤマ】の勝利を確信しようとした瞬間、内から【フジノウェーブ】、外から【ディープサマー】というあし毛2頭が追い込んで来て・・・なんと地方馬ワンツー決着となりました☆
〔御神本訓史騎手〕
「放牧でリフレッシュして帰って来ると、馬が気分よく走ってくれますね。追い切りで馬の状態は確かめていたので、馬の力を出せるように乗りました。
いい位置取りで、4コーナーでは他馬の手応えも良かったけど、うまく内から抜けてくれましたね。中央馬にも負けないキレる脚を持っている馬。JBCが最大の目標なので頑張ります!!」
〔高橋三郎調教師〕
「調整はラクな馬。間をおいて使った方が、この馬には理想なんです。でも外枠希望だったから・・・1枠を心配していたんです。
内から抜けるとは思ってなかったけど、思ったよりラクに抜けて来ましたね。昔は前に行かなきゃダメだった馬が、番手もこなせるようになって・・・えらい馬だよね。
園田でどんな競馬ができるか。JBC2連覇に向けて頑張りたいです。」
地方馬唯一のJBC馬!この馬の勝ち方って、いつも劇的ですよねぇ(≧▼≦)
2着【ディープサマー】
〔川島正太郎騎手〕
「道中は砂をかぶってフワッとしたところがあったけど、4コーナーを回ったらものすごい脚を使ってくれました!」
川島騎手、重賞騎乗パーフェクト連対の記録はまだ続いていますよ〜。ゴールした時には、「また川島だぁ〜・・・」と絶叫するファンの声が聞こえました。
〔川島正行調教師〕
「最初は4,5番手にいたけど、その後下がって行って。でもそこでジッと我慢していたのが良かったんじゃないかな。親父の心臓を継いでるね(笑)。」
と、大一番に強い息子を称えていました!
3着【ヴァンクルタテヤマ】
〔赤木高太郎騎手〕
「無理にハナに行くつもりはなかったけど、ラクに行けるならと思って乗りました。乗っている方としては、道中もラクに感じたけど、時計としては速かったのかなぁ〜・・・
4コーナーまで乗ってる感じも良かったんだけど。少々こられても我慢できると思っていたし・・・」
と悔しそうな表情でした。。
4着【アグネスジェダイ】
〔小牧太騎手〕
「4コーナーではバツグンの手応えだったんだ。最後伸び切れなかったのは、久し振りのせいかな。」
5着【タイセイアトム】
〔吉田豊騎手〕
「もうスタートがすべてでしょ。スタートの差だけ。
中でガタガタするのはいつもの事なんだけど、今日は隣の馬の動きにつられちゃって、そこでゲートが開いてしまった。馬自体はよくなってます。」
かなりの大出遅れでしたからね。あそこから5着に来るんだから、強い馬です。
6着【リミットレスビッド】
〔内田博幸騎手〕
「いいところにつけて行ったんだけど、大事なところで置いていかれちゃったね。直線も開いたんだけど、伸びていかなかった。それでも、年齢の割りに頑張っているよ。」
12着だった【キングビスケット】は、高崎競馬場のトレーニングセンターだった、境町トレセン(現在は大井の外厩)からの初交流重賞挑戦でした!
やはり地方・中央一線級との戦いはラクではないですね・・・・。でも強い馬たちと戦って、強くなっていくのです!
外厩になって丸2年。早くもこんなに活躍する馬を預けてもらえるようになるなんて・・・感無量です(≧ω≦)
さぁ『JBC』に向けて、着々と態勢は整ってきましたよ〜。今年は初の園田開催!どんな『JBC』が見られるんでしょうか。今からワクワクドキドキo(^∇^o)(o^∇^)o