昨日は大井競馬場で、交流重賞『東京盃』が行なわれました!このレースは11月の『JBCスプリント』へ向けて、有力馬たちが集まりましたよ〜。
馬場の悪い中、逃げたのは1番人気の【ヴァンクルタテヤマ】。4コーナーを回っても先頭で、【ヴァンクルタテヤマ】の勝利を確信しようとした瞬間、内から【フジノウェーブ】、外から【ディープサマー】というあし毛2頭が追い込んで来て・・・なんと地方馬ワンツー決着となりました☆
〔御神本訓史騎手〕
「放牧でリフレッシュして帰って来ると、馬が気分よく走ってくれますね。追い切りで馬の状態は確かめていたので、馬の力を出せるように乗りました。
いい位置取りで、4コーナーでは他馬の手応えも良かったけど、うまく内から抜けてくれましたね。中央馬にも負けないキレる脚を持っている馬。JBCが最大の目標なので頑張ります!!」
〔高橋三郎調教師〕
「調整はラクな馬。間をおいて使った方が、この馬には理想なんです。でも外枠希望だったから・・・1枠を心配していたんです。
内から抜けるとは思ってなかったけど、思ったよりラクに抜けて来ましたね。昔は前に行かなきゃダメだった馬が、番手もこなせるようになって・・・えらい馬だよね。
園田でどんな競馬ができるか。JBC2連覇に向けて頑張りたいです。」
地方馬唯一のJBC馬!この馬の勝ち方って、いつも劇的ですよねぇ(≧▼≦)
2着【ディープサマー】
〔川島正太郎騎手〕
「道中は砂をかぶってフワッとしたところがあったけど、4コーナーを回ったらものすごい脚を使ってくれました!」
川島騎手、重賞騎乗パーフェクト連対の記録はまだ続いていますよ〜。ゴールした時には、「また川島だぁ〜・・・」と絶叫するファンの声が聞こえました。
〔川島正行調教師〕
「最初は4,5番手にいたけど、その後下がって行って。でもそこでジッと我慢していたのが良かったんじゃないかな。親父の心臓を継いでるね(笑)。」
と、大一番に強い息子を称えていました!
3着【ヴァンクルタテヤマ】
〔赤木高太郎騎手〕
「無理にハナに行くつもりはなかったけど、ラクに行けるならと思って乗りました。乗っている方としては、道中もラクに感じたけど、時計としては速かったのかなぁ〜・・・
4コーナーまで乗ってる感じも良かったんだけど。少々こられても我慢できると思っていたし・・・」
と悔しそうな表情でした。。
4着【アグネスジェダイ】
〔小牧太騎手〕
「4コーナーではバツグンの手応えだったんだ。最後伸び切れなかったのは、久し振りのせいかな。」
5着【タイセイアトム】
〔吉田豊騎手〕
「もうスタートがすべてでしょ。スタートの差だけ。
中でガタガタするのはいつもの事なんだけど、今日は隣の馬の動きにつられちゃって、そこでゲートが開いてしまった。馬自体はよくなってます。」
かなりの大出遅れでしたからね。あそこから5着に来るんだから、強い馬です。
6着【リミットレスビッド】
〔内田博幸騎手〕
「いいところにつけて行ったんだけど、大事なところで置いていかれちゃったね。直線も開いたんだけど、伸びていかなかった。それでも、年齢の割りに頑張っているよ。」
12着だった【キングビスケット】は、高崎競馬場のトレーニングセンターだった、境町トレセン(現在は大井の外厩)からの初交流重賞挑戦でした!
やはり地方・中央一線級との戦いはラクではないですね・・・・。でも強い馬たちと戦って、強くなっていくのです!
外厩になって丸2年。早くもこんなに活躍する馬を預けてもらえるようになるなんて・・・感無量です(≧ω≦)
さぁ『JBC』に向けて、着々と態勢は整ってきましたよ〜。今年は初の園田開催!どんな『JBC』が見られるんでしょうか。今からワクワクドキドキo(^∇^o)(o^∇^)o